
販売店から直送された155

時折ユーザー様が直接ネット購入されたマフラーやアロイとかの嵩張るアイテムをショップに
直送される場合がある。
早い話が、持込による取り付け依頼であ~る。
持ち込みはパーツの利益が出ないからと言って、嫌な顔をすることは

その分、工賃は高めに貰いまっせ~w。
それはさておき、
今回はパーツではなく、言わば車両の直送持ち込みであ~る。
但し、これには伏線があり、事前にクライエント様からショップ経由の業販購入のご相談も
あった。
しかし、諸事情でDrは辞退して、直接在庫ショップからの購入をお奨めした。
それでは、全くこの物件に対して関与しないのかというと、そうではなく、メンテに関しては何でも
受けますといった条件であった。
クライエント様も快諾されての今回の取引であ~る。

稀少なノルドブルー 155 2.0TS 16V
かのようなケースでは車両に対する責任は皆無であるから、誠に気楽な立場である

オーナー様は現時点でご対面されてないから、Drが成り代わり評価させていただく。
こと155に関してはデビュー時から新車も中古車も多数販売したから、評価基準は揺ぎ無い
のである。
結論から言うと、決して悪い個体ではなかった。
外内装良好、メカは標準以上の好調さであった。
オーナー様にも即報告して、安心されたようでようであった。

室内は許容範囲で良好

エンジン快調
お決まりのガラガラ音は多少発していたが、特にNPで走れば気にならない。

後期アロイ+新品ピレリ
販売店の気遣いが伺えるというものである。

これは頂けないw
せっかくだから、リニューアルして欲しかったところである。
(こちらで交換することになった)

燃料計がやや不調?
到着時に燃料がスッカラカンだったので、10Lほど補給しても指針は動かなかった

しかし、しばし時間が経てば動き始めたり、またゼロになったりと不安定である。
最も、年式の経った個体には良くある症状である。

絶好調か?
E/G、M/T、クラッチ、サスと誠に調子が良い

あんまり調子が良いと、当ショップの出番がないから困るのである(笑)。
特に感銘したのは、シフトレバーがとてもカッチリしていたことである。
走行約6万kmであるが、上手にシフトされていたのであろう。
タイミングベルト交換を追加メニューに頂いたが、後は特に手を加えるところはなさそうである。
年内に一旦納車して、ダメ出しとモディファイ計画も視野に入れて、年明けに再度お預かり
する手はずである。
今後の傾向として、車両自体もパーツと同じように、購入とメンテを分離する時代が
来ることが予想される。
事実、Drのショップでも増えつつあるのである。
今回例では、予備検査までを販売店で、陸送手配と登録、事前事後メンテはDrのショップが
担当するのである。
地方でアルファを購入するのは簡単だが、必須のメンテ先がなければ維持できない。
Drのショップは柔軟に対応するから、少なくとも・・
他所で買ったの知りません

・・な~んてことはありましぇん

Drは少なくとも、修理大好きネコ灰だらけなのである (意味不明w)。
ショップメンテ部門は原則的に誰にでも開放している言わば独立部門であります。
クルマ探しは全国の販売ショップから、メンテは地の利の良いDrのショップで、という展開も
今後増える可能性があります(やや複雑かw)。
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