ズリアガレージにて作業中
116ジュリエッタは塗装で言えば、下地の終盤に掛かりました。
地味な作業を終えて、サフェーサーを吹き始めたというところです。
この工程からは、完成の姿が少しずつ見えてきますから、作業者としてはじっと我慢の子であったのが報われます。
エンジン本体をクリーニング 親子の競演か?
バイトに来ていた息子に手伝わせて一気に仕上げました。
エンジンもそれなりにコテコテでしたが、作業者もコテコテになりました 。
しかし、少しずつ綺麗になる姿を見ると、報われます。
禁断のSOLEXをOH(汗) 超音波+アルカリ洗浄
せっかく好調のSOLEXをバラすのは憚れましたが、汚れてるのが気になりやっちゃいました 。
例によって、マグナスも使いましたが、環境に優しくなったのか臭い割りに効果が薄いような気がします。
プロのキャブ屋さんもマグナスからアルカリ系に代えられてるみたいです。
読者の方より提供してもらった超音波洗浄機はすごく役立ちます 。
綺麗になった臓物 一部はサンブラ仕上げ
気になるB/G
このB/Gキャップを外すのは無理だろうと思ってましたが、エアーで浮かせば外せました。
開放型B/G
テストしたらエアー吸いもなくて、触る必要は認められません。
最も、交換はバタフライをバラすことを強いられますので、やりたくありません。
グリスアップの図
とりナマズ完成!
WEBERはさすがに目を瞑っていても組めますが(言い過ぎか)、デロルト、SOLEXは機会が少なく組み立て間違いの苦い
経験がありました 。
したがって、分解組み立ては一基ずつとして、もう一基はバラさずに見本にしました(笑)。
完璧な同調!
ツインチョークで最も気になるのが、バタフライの同調です。
このSOLEXは気持ち良いくらい揃っておりました。
道理で、エンジンが好調なわけですが、新車時からかPF氏の技かは不明です。
SOLEXのO/Hは特に難解ではありませんが、強いて言うと小さなOリングの交換が面倒でした。
ダッシュは何処へ?
メカで最も懸案事項であったACブロワーファン不動を修理する必要がありました。
この日は腕利きバイトY君が来てくれて作業依頼しました。
彼は、初めてのアルファにも拘わらず、スイスイとダッシュを外して、組み上げてくれました。
外れたACユニット
回らぬシロッコファン
やはり17年間放置でファンの軸受けが固着してるだけでした。
ブラシも減ってなくてNPということで復活しました!。
さりげなく完成の図
後は、ACが効くか否かというところですが、何とかなるでしょう。
懸案事項は全てクリアー出来ましたので、後は地道に組み上げるだけです。
ここからは、徐々に綺麗な姿に蘇るので、作業者として楽しみです 。
作業は続きます。