Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
個別連絡は075-934-0282までお願いします。

続、116ジュリエッタ進捗報告

2016-07-15 10:38:20 | 修理日記

初代と二代目の珍しい2ショット 

ズリアガレージに仕舞い込んだ116ジュリエッタは、隣に先代のSPIDER(101)が居りました。

これは決して、意図したものではなく、偶然に並んだのでありました 

116はちょっと手が空いて、気が向いたときに、チマチマと作業を進めております。(担当;Dr)


リビルト完了の補器類

面倒ではありますが、エンジンルームの見栄えを良くするのに、邪魔な補器類を外しました。

外したついでに、大事をとって補器類もO/Hをしました。(一石二鳥ダス)

特に壊れてはなかったので、そのままでもNPのはずが、やはり専門家に見てもらえば良いとも言えなかったようです。

ラジエターは漏れてたら探すが厄介だと思いましたが、ラジエター屋で新製しました。

ダイナモも発電はNPでしたが、ブラシ磨耗とB/G異音でO/Hしました。

これで、しばらくはトラブルの種は、減ったことになります。

その他のアイテムは、出来る限りペイント等で、綺麗にプチレスしました。


ズルボロのエアーエレメント 

ジュリア105系のパーツは何でも直ぐに揃うのですが、116ではこんなパーツがありません 

本国輸入するのも面倒ですが、やむなしというところです。


キャブが無い(汗)

ここまできたら、まさに毒を食らわばば皿までの心境となりました。

せっかくの調子の良いSOLEXも外しちゃいました 

大義名分があるとすれば、エンジン本体のクリーニングにキャブが邪魔でしたw。


好調な最終型SOLEX

完璧に合わせてある左右の同調は、PF先生に敬意を表してそのままです(笑)。

もっとも、同調はDrでも合わせる自信はありまっせ~! 


比較的綺麗な内部

どこまで分解するかは思案どころですが、心情的にはスロットルバタフライを除き全バラしたい心境です。

もっとも、二次災害はある程度予想されますが、なんとかはなるでしょう。(楽観的観測)


難題その1                      ヘッドランプSWが駄目

全体的にスムーズな進行ではありますが、全てというわけでもありません。

稀にあるのですが、コラムのヘッドライトSWがグルグル回りして機能しません。


何とか分解修理

腕利き助っ人のY君が修理してくれました。

難題2は壊れてるACブロワーで、ダッシュ周りを分解する必要があるかもしれません。

ブロワー復活でも、シーズンのACがちゃんと効くかは心配です。

この年式では、ACが効くこと自体が貴重ですからネ。


以上、作業はどちらかいうと地道な作業です。

料理で言えば、下ごしらえ、塗装であれば下地と言ったところでしょう。

完成した雄姿を夢見てこそ頑張れる作業です。

作業は、スローペースながら続きます。



















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ARジュリエッタがマイナーチェンジ

2016-07-13 22:25:03 | 並行輸入車礼賛

AR GIULIETTA VELOCE 1750 TBi 240cv TCT

マイチェンしたジュリエッタのご紹介と特価車をご案内します。

まず、変更箇所なのですが、どこが変わったのか解りづらいです(笑)。

では、ちょっと検証してみましょう。

皆さんもご一緒に!  


旧型(QV)の図                     ほとんど変わらん?


Ftバンパー変更


旧型の図

盾の大きさが変わり、ハニカムデザインになってます。


新型


旧型

アロイの意匠以外は同じに見えます。


Rrバンパー変更                あんまり変わらん?


旧型


新型                    仰々しいステアロングはOPT?


旧型

基本的なインパネの意匠は同じですが、細部で変更されました。


今風のオーディオ(ナビ)&インフォメーション


アルカンタラシートを採用                  レザーはOPT


以上、門外漢には判別しにくい程度の変更です。

尚、グレードの変更もあり、QUADRIFOGLIOは設定から外され、後続グレードVELOCEになりました。


■ ALFA ROMEO GIULIETTA VELOCE 1750 TBi 240cv TCT- 新車

ボディカラー : COD. 289 ROSSO ALFA - レッド
インテリア : COD. 323 レザー/アルカンターラシート+レッドステッチ
オプション :
COD. 4UE スペアタイヤ
COD. 4YV リモコンスペアキー(追加)
COD. 6ZB UCONNECT RADIO NAVI DAB 6.5インチタッチパネル式AM/FM電子チューナー付ステレオBluetooth, USBポート
COD. 718 BOSEサウンドシステム
COD. 7DA PACK VISIBILITY
COD. 989 スモーキングキット
COD. 7HP 18インチアロイホイール 225/40 (有料オプション)
左側通行用ヘッドライト


合計価格(税込み) : ¥3,780,000



■ ALFA ROMEO GIULIETTA VELOCE 1750 TBi 240cv TCT- 新車

ボディカラー : COD. 289 ROSSO ALFA - レッド
インテリア : COD. 923 レザーPIENO FIOREシートブラック
オプション :
COD. 923 レザーPIENO FIOREシートブラック
COD. 4UE スペアタイヤ
COD. 4YV リモコンスペアキー(追加)
COD. 6ZB UCONNECT RADIO NAVI DAB 6.5インチタッチパネル式AM/FM電子チューナー付ステレオBluetooth, USBポート
COD. 40Y 運転席/助手席電動調整ランバーサポート
COD. 989 スモーキングキット
COD. 439 18インチアロイホイール 225/40 (標準装備)
左側通行用ヘッドライト


合計価格(税込み) : ¥3,750,000


以上の二台は現地特価車ですが、ご商談は在庫確認後となります。

尚、現行型正規物(QV)は\425,5,200(税込)で販売されおり、装備もかってより幾分簡素化されるようです。(レザー&パワーシートOPT)

他グレードを含めた、プラスリストは製作中につき今しばらくお待ちください。


コメント (1)
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FIAT500 VINTAGE 即納特価車

2016-07-13 08:55:27 | 新着入庫

限定VINTAGE 新車 LHD 5MT 予備検付

短期間限定販売されたVITAGEが入庫しました。


専用アロイ+ドアミラー




FRAUレザー




3ペダル 5MT


1.2 69PSエンジン


専用16アロイ (スティール/キャップではない)


現車は2015年モデルの未登録新車となります。

ボディカラー : COD. 111 ROSSO PASSIONE - レッド【ルーフ、ドアミラー、リアスポイラー光沢ホワイト】
インテリア : COD. 965 FRAUレザーシート タン/アイボリー
OPT :
COD. 111 ROSSO PASSIONE - レッド
COD. 68R ダッシュボード上ポータブルナビ差し込み式接続器
COD. 803 スペアタイヤ
COD. 665 スモーキングキット
COD. 041 デフォッガー付ボディ同色ドアミラー
COD. 097 フォグランプ
フロアマット “500”ロゴ
左側通行用ヘッドライト


当時のリストプライスからは約250万円~(OPT含)でしたが大幅値引きします。

特別価格(税込み) : ¥ 215万円  


参考までに正規輸入も120台限定で販売されてました。

当時の新車価格はTAエンジン+デュアロジックで267万円でした。



ショールーム展示中


ご商談をお待ちします。



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おクルマ拝見、ジュリアスプリントGTV編

2016-07-12 10:01:16 | 雑記帳

三本ヒゲの段付GTV

今回の拝見は、価格が合えば売却希望ということで査定も含みました。

固体は、並行輸入のLHD車ですが、オリジナルとは少々違うモディファイ車です。


バンパーは何処へ?

レス仕様自体は悪くはありません。

バンパーさえ付ければオリジナルですが、バンパー他のオリジナルパーツは全て無いそうです 


綺麗なボディ                           車高は低め

4年ほど前に、ボディは本格的にレストアしたそうです。

腐食は認められませんでした。


色艶もNP


セミバケ仕様

ダッシュ木目の状態は悪く要レストアです。

オリジナルシートも無いそうですが、普通の段付用のオリジナルシートであれば、ストックはございます。


ノンオリジナルな張替え?


1750エンジン換装                      WEBER+ファンネル


高級ヘッダーに注目

エキゾーストの恩恵か、全体に野太いノートを醸し出してます。

もしDrがこの固体をGETしたら、どう料理するかは思案どころです。

パーツさえあれば、オリジナル復活も差ほど困難ではないでしょう。

コスト削減なら、現行レーサー風で細部を煮詰めるのが、お財布に優しいでしょう。

この固体をGET出来るか否かは、査定額次第というところですが、ワテが欲しいという奇特な方がいらっしゃれば、
鋭意オーナー様との交渉も吝かではありません 












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FIAT500の並行輸入車が早安ダッス!

2016-07-10 10:35:23 | 並行輸入車礼賛

先日ご案内のRIVA

取引先イタリア人より下記三台のRIVA即納特価車の案内が来ました。

現地デリバリーが今月末で、価格はリストよりも5万円ディスカウントします。



FIAT 500C RIVA 1.2 69 ps M/T - 新車


ボディカラー : COD. 682 BLU SERRA - メタリック・ブルー
インテリア : COD. 545 FRAUレザーシート・アイボリー by RIVA
オプション :COD. 665 スモーキングキット
左側通行用ヘッドライト



FIAT 500 RIVA 1.2 69 ps M/T - 新車

ボディカラー : COD. 682 BLU SERRA - メタリック・ブルー
インテリア : COD. 545 FRAUレザーシート・アイボリー by RIVA
オプション :COD. 400 スカイドーム(電動サンルーフ)
左側通行用ヘッドライト


FIAT 500 RIVA 1.2 69 ps DUALOGIC - 新車

ボディカラー : COD. 682 BLU SERRA - メタリック・ブルー
インテリア : COD. 545 FRAUレザーシート・アイボリー by RIVA
オプション :COD. 407 デュアロジック
COD. 508 パーキングセンサー
COD. 4YG Hi-Fi サウンドシステムBEATS 440 WATT
左側通行用ヘッドライト


※ ご商談は現地在庫確認後となりますことをご了承ください。



即納VINTAGE

FIAT 500 1.2 8v 69 PS VINTAGE M/T MY2015 - 新車

ボディカラー : COD. 111 ROSSO PASSIONE - レッド【ルーフ、ドアミラー、リアスポイラー光沢ホワイト】
インテリア : COD. 965 FRAUレザーシート タン/アイボリー
オプション :COD. 111 ROSSO PASSIONE - レッド
COD. 68R ダッシュボード上ポータブルナビ差し込み式接続器
COD. 803 スペアタイヤ
COD. 665 スモーキングキット
COD. 041 デフォッガー付ボディ同色ドアミラー
COD. 097 フォグランプ
フロアマット “500”ロゴ
左側通行用ヘッドライト


近日中にショップに入庫展示しますので、現車をご覧いただけます。

価格も特価にて販売します。

入庫しましたら、詳細をお知らせします。



販売済み同型並行輸入車

並行輸入車のメンテを心配される場合もございますが、基本的にはなんらNPです。

むしろ並行輸入車のリセールは希少性から正規物よりも高い場合もあります。

並行輸入車は○金をドブに捨てるようなものという時代ではありません。

イタリア車の並行輸入では、パイオニア的存在であると共に、豊富な実績がございます。

ご相談はお気軽にどうじょ! 












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Dr、一押しの147GTAが入庫!

2016-07-09 09:41:13 | 新着入庫

2003y 9万km 車検ナシ                           ツルツルピカピカ

数年前に販売した147GTAが戻りました。

走行距離からは、想像できないほどの綺麗かつバランスの良い個体です。


準珠玉のコンディション!


フルノーマル


限りなく色褪せ無し!


泣く子も黙るイモラレザーナチュラル


清潔感溢れるインパネ


使用感無し?


7.6万km時にTベル系とクラッチO/H済み!


スペアキーと記録簿も完備


町内絶好調!                         撮影協力;H氏 

細かい評価は敢えてしませんが・・


岡八さん(故人)の言うとおり 


以上、誇張無しに素晴らしいコンディションです。

奪い合いになっても不思議ではない個体です。

価格設定は5桁万円を超えない設定予定です。

現車確認も、試乗も必要なし!


と言いたいところですが、現車確認はもちろん歓迎します。

試乗はお返事をその場で頂ける方に限り可能とさせて頂きます。

ちょっと強気でっせ~! 

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2,000GTVをGET!

2016-07-08 10:54:22 | 新着入庫

関西の某SAにて                   1974y 伊藤忠物 LHD

昨日は買い付けてあった2,000GTVをピックアップしました。

おおよそのコンディションは聞いてたものの、この日が恐怖?のご対面でした。


バンパーは何処へ? 

好ましくないアロイを始め、カフェレーサー風にモディファイしてます。

しかも、全体のコンディションは、下の上くらいでしょうか?。

最も、レストアベースと聞いていたので、落胆度は低いのですが、Drの思惑よりは明らかによろしくありません 


艶なしボディ


下回り要レストア


動きましぇん 

書類を確認すると、9年前に車検がきれており、そこから放置のようです。

現在は当然ながら不動状態です 


木目とグローブボックスの閉まりは優秀               ダッシュ割れあり


ヨレヨレのトリム 


改造してあるE/Gルーム                   見慣れぬキャブはOER製

レッドの塗装は色替えで、オリジナルカラーはカラシ色です。


PF氏の嫌いな国産ダイナモ(汗)

しかし、クーラーコンプレッサーを上につけるなら隠れちゃいますネ 


バッテリーは移動済み


以上、固体をザクっと検証してみました。

しかし、仕上げるコンセプトが即断できません。

大抵の固体であれば、長年の経験で、瞬時に決める自信はありました。

しかし、この固体は中華飯店な固体ダス?。(中華飯店→中途半端w)

オリジナル路線かカフェレーサー路線か?。

ボディカラーは戻すか、他の色に塗り替えるか?。


更に、個人趣味100%で製作するわけにもいかず、売れる固体である必要もあるわけです。

昨晩から、コンセプトを決めるのに、頭貝割れ大根のDrであります 

やむなくちょっと妄想しました。


オリジナルな姿                         ネットより拝借画像

まさに、この姿になると思われます。

このカラシ色は、2,000ではレアーで、やや違和感があるかもしれません。


御大の1750レーサー風                       無断パクリ画像(汗)

どちらか言うとかいうと、後者のほうが面白いかもしれませんネ。

少々、カラーは異なりますが・・


過去例の図


アロイもこれで


プロの技ダス 

いっそう、このカラーに塗ったほうが一般受けするような気もします 

今のところ、ちょっとレーサー路線に傾いておりますが、気が変わるかもしれません。

まだ、手付かずの状態ですから、アナタ好みの仕様やご予算に応じて、製作することも可能です。


今のところのスケジュールは、とり鯰エンジンを始動して実働状態にして、メカチェック予定です。

たぶん、エンジンを下ろして、鈑金工場にてパネル交換等の作業を予定します。

エンジンは同時作業にて、O/Hしようと思いますが、ご予算に応じてはファインチューニング(by PF氏)をすれば、かなり
楽しめる固体になることは受けあいダス 

本来なら、夢は膨らむはずなのですが、当分は頭貝割れ状態が続きそうです 






























コメント (2)
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Citroen DS5 Chic

2016-07-06 10:45:40 | 試乗記

常連様の注文車                   2013y 16,500km 車検28/11 

かって隠れシトロンニストの異名を持つDrが現行DS5を試します。

この固体に関しては、いわゆる頼まれクルマですが、アルファやLANCIAに大型(中型?)サルーンが滅亡してますから、
意外とイタ車愛好家の方でも、このDS5に食指を動かす方が居るようです。


フォルムはワゴン?                      4,535X1,870X1,510

実質的にワゴンなのに、出来る限りワゴンらしく見せない手法は、あのNEWデルタと似ております。

少なくとも、このDS5にワゴンという派生モデルは出現しないでしょう(笑)。


シトロンらしい奇をてらったデザインw


泣く子も黙るクラブレザーシート


45万円のOPT?

ど~も、DS5にはこのクラブレザーが必須のアイテムのようであります。

その質感、座り心地とも申し分ないというのが世間の評判ダス。


ラゲッジは当然広い


開かないサンルーフ                  電動シェード

ガラスルーフは一枚ものですが、三つの独立したサンシェードは各々電動にて開閉出来ます。


フルオープンの図                           イメージ画像


飛行機のコクピット風


DOHC1.6L(turbo)        156PS/6,000rpm 24.5kgm/3,000rpm

1.5tを超える車体に1.6Lは、明らかに今流のダウンサイジングです。

ここで問題なのは、そのエンジンの特性というか、違和感なのです。

しかし、これは杞憂に終わったようで、このエンジンの出来栄えは十分に及第点を与えられるものでした。

PSA共通のエンジンですが、開発にはBMWが関与してるそうですから、妙に納得出来るものでした。

1.6Lにも拘わらず、重量級のボディを十分低速からトルクフルに引っ張ってくれます。


逆6ライト?

Aピラーはかのように太いのが一本ではなく、細いのが二本となり、視界の確保のためですね。

特筆すべきは、DS5はハイドロではなく、通常のコイルバネ仕様です。

個人的には、ハイドロであまり良い目をしたことがなく、コイルバネは歓迎したいところです。

意外と、シトロンのコイルバネ仕様は経験的に悪くありません。

従来の味付けからは、明らかに固めのセッティングですが、それでもストロークは感じさせる乗り心地でした。

やや固めの乗り心地であっても、ハーシュネスが不快というほどでは、もちろんありません。

印象的だったのは、速度を上げると恐ろしくフラットな乗り心地になったことでした!。

ちょっと気になったのは、運転席からはボンネットがまったく見えないために、狭い道や離合では結構気を使いました。

DS5の新車価格は400~450万円で、特段高価というほどではないようです。

ど~も、中古車相場も下がりつつあるようで、極上車でも200万円台で買えるようになりました。

ノンハイドロは維持コストも最小限で済みそうですから、更に相場が下がれば、人気が出るDS5じゃないでしょうか。

もっと、お安くなれば、Drも買っちゃいます 











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おクルマ拝見、2,000GTV

2016-07-05 08:46:45 | 雑記帳

伊藤忠物 RHD                             ツルピカ                        

他店購入車ですが、何度かご来店いただいてるジュリア2000GTVです。

全体的にコストを掛けてレストアしてあり極上車に仕上がってます。

プロ的観点からは、コテコテな厚化粧ではなく、全体にスッキリとした仕上がりは好感が持てます。

外内装の状態もバランス良く、作者のセンスを感じ取れるというものです。


伊藤忠仕様のヘッドライトとサイドマーカー                   ミラーはベレG用

基本的にオリジナルな仕上がりは好感が持てます。


赤ステッチのシートはノンオリジナル?         なんとインダッシュクーラー!

ダッシュはリペアーしてますが、Drと同じ手法でありました 


そつのないエンジンルーム                           クーラーに注目?

全体的に好調のようですが、オーナー様は現在進行形であるファインチューニングエンジン(by PF氏)に並々ならぬ関心を
お持ちのようでした。

こちらは完成したら、一度お見せする約束をしました


実は、この固体に関してDrが最も興味を持ったのはクーラーの取り付けなんです。

その理由は、現在も同型2000GTVにクーラー取り付けを依頼されてますし、更にもう1台も依頼される予定があります。

伊藤忠オリジナルのパーツをかき集めて取り付けてきましたが、何れは底をつくことは十分に予想されます。

従って、底を突かないオリジナルなクーラーの開発が望まれます。

この固体の手作りクーラーをちょっと検証させて頂きました。

クーラーに興味の無い方はご遠慮なくスルーして下さい。


苦労のテンショナー?

基本的には、シリンダーヘッドに角を付けてマウントを固定するのは伊藤忠と同じです。


シンプルな固体方法

マウントは二分割になっており、合体は長穴ですから、アライメントの調整は簡単です。

ダイナモからのステーも省略されており、強度はともかく製作は大いにラクチンだと言えましょう。

これに対して、伊藤忠式はもう少し複雑で、コピーするのもコストが掛かりそうです。


伊藤忠の一体型マウント


ダイナモからの保持ステー


ダイナモの取り付け延長ボルト(保持ステーを挟むので)

基本的に、コンプレッサーの取り付けはこの三点です。(伊藤忠式)

この支持ステーの有無は役立ってるようで、下部のブッシュが飛んでることが多いですから、無くても構わない
ような気もします。

製作コストを抑えるなら、出来る限りシンプルに部品点数も少ないほうが良いです。

低コストで量産できるジュリア用クーラーはあるに越したことがありませんが、年に一台も需要がありませんから
たぶん自己満足で終わる可能性は高いです 

しかし、夢はあったほうが宜しいかとは思います 





















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続、116ジュリエッタ(保存版?)

2016-07-03 08:01:13 | 修理日記

当時のカタログより

常連様より提供頂いた当時のカタログのご紹介と、プチレス中の我ジュリエッタの進捗状況をお知らせします。

このカタログは~1983前期タイプで、後期型はフォグランプがバンパー内に埋め込まれます。


パフォーマンス


SPEC


ボディ/内装カラー                      clickで拡大



タイヤ交換中の図                          バンパー埋め込みフォグが最終型

10数年間ペッチャンコであったタイヤは予想通りのひどいバイブレーションでとても走れたものではありません。


4本とも丸出駄目 


ピレリからミシュランへ


担当息子(汗)                     ロナールも綺麗に

交換後は、もちろんズルガタフィーリングから解消されて、極めてスムーズな走りになりました!。



ジュリアガレージに移動

腰を落ち着けて作業をするべくジュリアガレージに移動しました。


エンジンルームをプチレス                        担当Dr(汗)

敢えて、メカニックにさせる作業ではないので、4級整備士のDrが暇を見つけて作業しますw。


出切るだけスッポンポンに

若干苦労して、クーラーマウント、ダイナモ、ラジエター等を外しました。


外した補器類

これでエンジン本体をクリーニングし易くなりました。

外した補器類は特に故障してるわけはありませんが、電装屋やラジエター屋で点検O/Hして貰います。

言わば、決して見栄えだけを重視しない一石二鳥路線ダス 



理想の姿                           提供カタログより

ここまでの状態は無理に決まってますが、少しでも近づければと思います。

エンジンルーム作業が終われば、各部メンテと予備検査を取得してから、外内装のプチレス作業のスケジュールです。

やや、スローペースになりましたが、台本どおりに事が運べば、ジュリエッタは期待通りの上物に変身します 
















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