(カラコルムハイウェイの工事現場に掲げられた中国語表示の看板)
現在、パキスタン北部をフンザ方面に向けて旅行中です。
中国とパキスタンを結ぶ「カラコルムハイウェイ」は中国の支援で完成した重要ルートですが、今も多くのプロジェクトがパキスタンにおいて中国支援で実施されていることは周知のとろです。
今日は、首都イスラマバードからこのカラコルムハイウェイをチラスまで移動しましたが、朝6時に出発して、チラス到着が夜の9時過ぎ。
15時間以上の超ロングドライブでした。
厳しい谷沿いを走るカラコルムハイウェイは悪路でも有名で、がけ崩れなどは日常茶飯事です。
この日は通行止めこそありませんでしたが、途中の悪路にはまいりました。時速10~20kmの箇所も 亀です。しかし、馬のように跳びはねます。
現在、中国の援助で新たなハイウェイも建設されています。
現在ルートの修復工事もあちこちで行われていますが、これにも中国が関与しているようです。
あちこちで、中国建設企業の施設を見かけますが、その割に中国人作業員の姿はあまりみかけませんでした。
中国の支援については、「技術者も労働者も中国人がやってきて、地元経済にはあまり役立たない」との話も聞きますが、カラコルムハイウェイの作業員に関してはほとんどがパキスタン人のようにも見えました。
また、中国支援、「一帯一路」にも批判がありますが、悪路のドライブのあとでは「中国さん、頑張って早く新ルートをつくって」というのが正直な感想。
それしても、パキスタンの工事現場で中国語の看板というのは。。。。