孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

パキスタン・カラコルムハイウェイ  桃源郷フンザに至る高峰とアンズの花が織りなす景観

2019-03-27 02:53:48 | 身辺雑記・その他
25日夜にパキスタン・イスラマバードに到着、26日は15時間のロングドライブでカラコルムハイウェイをチラスまで移動しました。 翌26日はチラスからギルギットを経て目的地のフンザ・カリマバードに入ります。 26日朝、チラスの街で見かけた女の子 
 
 
この一帯は、アフガニスタンのタリバンとも関係が深いイスラム教スンニ派の居住地で、街では男性しか見かけません。 唯一の女性は、写真のような子供だけです。
 
 
 
なお、近年タリバンはパキスタン国軍によって一掃されたとのことです。 パキスタン国軍はアフガニスタンでタリバンを支援してと見られていますが、ガイド氏の話では、今はそんなことはないとのことです。そのあたりはよくわかりませんが、今回はパス。 
 
 
 
チラスを出てしばらくすると、カラコルムハイウェイは中国支援によってきれいに整備された快適な道路となります。昨日の悪路がうそみたいな気持ちがいいドライブです。 
 
 
 車窓には7000~8000m級の山々が連なります。 頂上付近に雲がたなびいているのは、世界第8位の高峰ナンガ・パルバット(8125m)です。
 
 

パキスタン北部の中心都市ギルギットを過ぎたあたり、アンズの花が一面に咲き誇っています。

日本の桜のような雰囲気です。

 
 

写真下部のピンクにもやもやとしたのが、山里を埋めるアンズの花です。

 

 上の写真は、フンザも近くなったあたりの高峰ラカボシ(7788m

ラカボシのビューポイントにあるレストランで昼食。

下は、カリマバードのホテルからの眺め。眼前に雄大な景色が広がります。

明日から3日間、フンザで軽いハイキングなどを楽しむ予定です。

さすがに桃源郷フンザへのルートにふさわしい山々と花の美しいカラコルムハイウェイでしたが、フンザは寒いです。部屋の中でもコートを着ています。

暖房がほしいのですが、この地のホテルには、そういう発想はないようです。

 

加えてパキスタンの抱える問題は、停電。毎日夜間は停電するようですが、12時まではホテルの自家発電機で対応してくれます。

 

しかし、12時をすぎると、灯りも全部消えるブラックアウト。昨夜のチラスでも、日本の街中での生活ではあまり経験しない、本当の真っ暗闇になりました。

 

これも、中国の支援でダムを建設中ですので、数年後のダム完成で状況は変わるとのことです。

 

パキスタン・中国の政府間の関係が親密なのも当然でしょう。

 

 

 
コメント
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