来シーズンの群響の定期演奏会では、演奏時間の長いマーラーの第8番があったり、暗くて好きではないショスタコーヴィチの曲が2か月連続して取り上げられるなど、定期会員を継続するかどうか迷いましたが、気を取り直して継続にしました。
また、名曲プログラム中心のGTシンフォニック・コンサートや、群響創立80周年に因んだベートーヴェンの交響曲全曲演奏会(全5回で、うち1回は定期)も組まれています。それらは、興味を惹かれるものだけを聴きに行く予定です。
シーズンプログラムの表紙
(定期演奏会一覧)
前期シーズンでは、7月のラヴェルのピアノ協奏曲とラフマニノフの交響曲第3番が楽しみです。
中期シーズンでは、9月のモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」と10月のドビュッシーとラヴェルの管弦楽曲が楽しみです。
後期シーズンでは、1月のシューベルトの交響曲第8番、2月のラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲が楽しみです。
(GTシンフォニック・コンサート)
群響と高崎芸術劇場の共催によるコンサートです。親しみやすい公演が中心のプログラムです。
来年度は、12月のスラットキン指揮によるアメリカンプログラムと2月のオペラ「カルメン」(演奏会形式)は、是非聴きに行くつもりです。
(創立80周年「ベートーベン交響曲全曲演奏会」)
全5回のうち、5回目(第9番「合唱」)は、定期演奏会で行われるので聴く予定です。また、4月の第1回(第1番と第3番「英雄」)は、上田(長野県)公演を聴く予定にしていますし、来年2月の第3回(第8番とピアノ協奏曲第4番)も聴きたいと考えています。
(日経3月8日の文化欄「東北のオーケストラ好調の背景」)
『東北のオーケストラが好調だ。仙台フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会の完売が1年続き、山形交響楽団も動員を増やした。東日本震災後に少しずつ積み重ねた改革の成果が、新型コロナウイルス禍後に数字になって表れている』として、その要因を分析した記事です。
両楽団の好調の要因ですが、演奏曲目に工夫(知られていない曲は、名曲と組み合わせるなど)を凝らし、また、話題性のある出演者(来シーズンは、山響にオッコ・カム、仙台フィルにアンドレアス・オッテンザマー)が登場するといった企画面も良いからだと思われます。
【群馬交響楽団ホームページ】
【仙台フィルハーモニー管弦楽団ホームページ】
【山形交響楽団ホームページ】