安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

長野県北安曇郡松川村のジャズ喫茶「M-gate」(閉店)の試聴会に久しぶりに参加しました。

2025-03-03 19:30:00 | ジャズ喫茶

2月28日(金)、約1年ぶりに長野県松川村のジャズ喫茶「M-gate」で開催された試聴会に参加することができました。M-gateは、マスターがお亡くなりになり閉店していますが、設備は営業時のままです。

オーディオ機器の劣化防止もあり、月に1回、元常連が集まる試聴会を開催していて、Iさんが機器を操作してくれます。マスターの奥様が淹れてくれた珈琲とシフォンケーキをいただき、営業当時に思いを馳せました。

お店の外観

店内。当日の参加者は10名ほどでした。これは、終わり近く、ほとんどの方が帰ったあとに撮影したものです。

スピーカー。JBL Project EVERST DD66000です。

プレーヤーは、アコースティック・ソリッドで、ドイツ製です。カートリッジは、フェーズメーションだと思います。プリアンプはマークレヴィンソンを使用していますが、パワーアンプはよくわかりません。

(以下、かかったレコード)

ハロルド・ランド「Grooveyard」。Contemporaryのオリジナル盤です。お店のものです。

ジョー・ヘンダーソン「Henderson's Habiliment(Live At The Junk)」から「Blue Bossa」をかけてもらいました。僕が持参したものですが、テナーサックスの音が素晴らしく聞こえました。

シヴィル・シェパード「Vanilla」から、「I Can't Give You Anything But Love」をかけてもらいました。これも僕が持参したもの。ベースの音がぐっと伸びて聞こえました。やはり大型スピーカーの威力です。

カウント・ベイシー「This Time By Basie」。ビッグバンドは、このような大きな空間で聴くのが良いと思わせてくれる再生ぶりでした。どなたか持参したものです。

ミルト・ジャクソン「Bags Meets Wes」。Riversideのオリジナル盤です。どなたか持参したもの。

モーツァルト:交響曲第40番。ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管。Iさんがもってきたもので、オランダ盤です。

コーヒーをいただきました。開店当時と変わりません。

シフォンケーキ。開店時も奥様が作っていたものなので、その時と変わりないものです。これもいただけて、嬉しい。

役場の南側に公園があります。そこからの北アルプス方面の眺望。

有明山。松川村からだと、左に傾いて見えます。

(参考)拙ブログのM-gateに関する記事(一部です)へのリンク。

M-gate (長野県北安曇郡松川村)

ジャズ喫茶「M-gate」のマスターを偲んで開催されたレコードコンサートへ。