最近コンサートに行ってないので、ローランド・バティック(ピアノ、F・グルダの弟子)の演奏会に行こうと、チラシの日付を見たら4月20日(月)開催で、転勤している可能性があるのでチケットを買うのを見合わせました。4月の転勤がなければ行けると思いつつ、東京にもなかなか出かけられないしと、ため息をついています。
MILT JACKSON (ミルト・ジャクソン)
JUST THE WAY IT HAD TO BE (Impulse 1969年録音)
コンサートに出かけられないときはライブ盤をというわけで、取り出したのはミルト・ジャクソンとレイ・ブラウンのクインテットのシェリーズ・マンホールにおける録音の続編作品です。上記右側は、ジャケ裏記載の写真で、雰囲気が伝わってきます。前作は、THAT'S THE WAY IT IS(Impulse AS-9189)で、CDでも発売されています。
こちらのアルバムは、CDでは出ていないようですが、とても楽しいものでビールなど飲みながら聴くには最適なものなのに、不思議です。メンバーは、M・ジャクソン(ヴァイブ)、R・ブラウン(ベース)、テディ・エドワーズ(テナー・サックス)、モンティ・アレキサンダー(ピアノ)、ディック・バーク(ドラムス)で前作と同じです。
曲目ですが、「Listen, Hear」、「SKJ」、「Who Can I Turn To」、「If I Were A Bell」、「The Very Thought of You」、「Bags' Groove」の6曲。最初の「Listen, Hear」は、いわゆるジャズ・ロックですが、こういうものも全く違和感がありません。
このグループの魅力の一つはテナー・サックス奏者にテディ・エドワーズをいれていることで、メロディアスかつブルージーなテナーが聴きものです。もちろんミルトとレイは和気あいあいとやっています。「SKJ」、「If I Were a Bell」、そしてMJQのムードとは全く異なる「Bag's Groove」が聴ける楽しい作品です。