安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ヴァレリー・カー SONG STYLIST EXTRAORDINAIRE

2009-03-23 20:31:54 | ヴォーカル(S~Z他)

自動車運転免許の更新に行ってきました。手数料に交通安全協会の会費を含めて6000円ほどかかりましたが、これで5年間は大丈夫です。長野の田舎だと運転免許は必需品ですが、東京にいる娘にきくと、若い人は免許を取らず、車に関心のない者が多いとのこと。どうりで車が売れないわけです。綴りは違いますが、カー(Carr)という名前の歌手のアルバムにしてみました。

VALERIE CARR (ヴァレリー・カー)
SONG STYLIST EXTRAORDINAIRE (ROULETTE 1959年録音)

 Songstylistextraordinaire

カー(Carr)という名前の女性歌手は、ヴィッキー・カーをはじめ何人かいますが、今日はヴァレリー・カーの作品を聴いています。このアルバムは、好きな曲「Make The Man Love Me」(ドロシー・フィールズ作詞、アーサー・シュワルツ作曲)が入っているので購入したものです。

ヴァレリー・カーは、1958年に「When The Boys Talk About The Girls」で、ビルボード第19位まで上昇したヒットを飛ばしています。1936年生まれで、どちらかというと、ポップス歌手(初期のR&BないしR&R)という方が近いかもしれません。収録曲中では「You're The Greatest」がそのようなスタイルです。

曲目は、主にスタンダードです。「I'm Glad There is You」、「Make The Man Love Me」、「Try a Little Tenderness」、「Over The Rainbow」、「Time After Time」、「My Funny Valentine」、「When I Fall In Love」、「In The Wee Small Hours of The Morning」、「You're The Greatest」など12曲です。

ストリングスを入れた伴奏で、テンポはスローがほとんどです。彼女は温かい中にも、力強さを感じられる声で歌っています。「My Funny Valentine」の後半部分は力の入れ過ぎかと思いますが、「Make The Man Love Me」、「Tray A Little Tenderness」、「Time After Time」などは丁寧に歌っていて好感が持てます。

ホームページにジョイ・ブライアン(Joy Bryan)を掲載したので、時間があればご覧ください。ブライアンには「Make The Man Love Me」をタイトルにしたアルバムがあります。モダンジャズやヴォーカルを聴こう ジョイ・ブライアン