東京で会社勤めをしている娘が、高校時代の同級会があるからと、14日~15日と長野へ帰ってきました。その会社は、お盆休みがなく暦どおりの勤務なので慌ただしかったのですが、同級会で久しぶりに恩師の先生にあえたので帰ってきてよかったと喜んでいました。長野は紫外線が強いからと、帽子、日傘も用意してきましたが、あいにくというか幸いというか、だいたい雨か曇りでした。帽子が写ったジャケットです。
PEGGY KING (ペギー・キング)
LAZY AFTERNOON (IMPERIAL 1960~61年頃録音)
ジャケットにみるように、たいへん美人なペギー・キングですが、コメディアンのジョージ・ゴぺル・ショーでレギュラーを務めるなどテレビ出演が多く、そこで「Pretty Perky Peggy King」とニック・ネームで呼ばれるなど親しみやすさも併せもっていたようです。
彼女には、コロンビアレーベルの2作品や80年代にも録音がありますが、国内で発売になったのは本作品だけです。このアルバムについては、ジャケットを重視し、LPで持っている方も多いのではないでしょうか。編曲は、アンリ・ルネ、ピート・キング、ジャック・マーシャルで、弦入りオーケストラにより伴奏がつけられています。
曲目は、A面1曲目が「Rain」、B面1曲目が「Love and The Weather」(I・バーリン作)と天候に関する歌が2つあるのが目をひきます。あとは「You'll Never Know」、「Lazy Afternoon」、「Sure Thing」、「I Remember You」、「Imagination」、「Love Walked In」、「Hi-lili, Hi-Lo」、「Nobody Else But Me」などで全12曲。
少しハスキーな声で、ささやくように、語りかけるように歌い、声を張り上げるところは少なく奥床しい感じを受けます。「Rain」と「Love and The Weather」はややスインギー、他はしっとりしたバラード扱い。「You'll Never Know」、「Lazy Afternoon」そして、好きな曲「Imagination」と聴き入り麗しい時間を過ごしました。贅沢を言えば、ジャジーなものをもう少し聴きたかった。
ホームページに、ぺギー・キングを掲載しました。時間があればご覧ください。モダンジャズやヴォーカルを聴こう ペギー・キング