15年間使った自分の部屋のエアコンが壊れ、一度は修理したのですが、再び動かなくなったので、とうとう買い換えました。僕の部屋は2階で、南と西に窓があり、かなり暑くなるので、エアコンがないと夏はたいへんです。この夏は、中部電力管内でも浜岡原子力発電所が停まるので節電が欠かせませんから、かなり我慢しようと考えています。いい夏になることを祈って、聴いてみました。
ROBIN WARD (ロビン・ワード)
WONDERFUL SUMMER (Dot 1963年録音)
ロビン・ワードは、美人で甘く可憐な歌声で60年代オールディーズファンに人気がありました。この作品は、ジャズ批評「女性シンガー大百科」においても紹介されており、たまにはロックン・ロールもいいかと取り上げました。「Wonderful Summer」は、1963年秋にシングル発売されて、最高位は14位を記録。録音時、彼女は24歳で既に母親でした。
彼女の本名はジャッキー・ワードで、セッション・シンガーとして多くの録音に参加。ロビンは、彼女の長女の名前で、1963~64年のヒットを放った際に1年間程使っただけです。また、女優ナタリー・ウッドの吹き替えでいくつかの映画(代表はヘンリー・マンシーニ作曲「グレート・レース」主題歌)で歌っています。ビリー・ヴォーン楽団の歌手として4回も来日しているそうです。
彼女のためのオリジナルが「Wonderful Summer」、「Dream Boy」(アネットのものとは同名異曲)、「Johnny Come and Get Me」、「Winters Here」、「Bobby」。スタンダードの「Moon River」、「I Could Have Danced All Night」(一晩中踊れたら)、「Why Don't You Believe Me」、「My Foolish Heart」(愚かなり我が心)、「Teach Me Tonight」、「For All We Know」、「Where The Blue of The Night」(いつの日か君に)など全14曲(2曲は日本盤のボーナストラック)。
彼女のシュガー・ヴォイスとロックン・ロールに編曲された有名メロディを楽しむアルバム。ヒットした「Wonderful Summer」、ムーディーな編曲の「Moon River」、ジョニ・ジェイムスのヒット曲「Why Don't You Believe Me」、ピアノが三連音符を刻む「My Foolish Heart」、可愛らしい「Teach Me Tonight」、ビング・クロスビーの曲で、ワードが泣き節で歌う「Where The Blue of The Night」と、しばし夏の思い出に想いを馳せて甘酸っぱいひと時を過ごしました。
【購入したエアコン】
最近のエアコンは、上下の高さが低くて、前後の厚みがあるそうです。壁から前に突き出しているので、取り付けをしてくれた人に、「地震で大丈夫か」と質問をしたら、「後ろの金具が柱に取り付けてあるし、仮にはずれても、空気交換用のホースが支えるので大丈夫です。」との答えでした。 安心しました。