先週の2日(日)は、安曇野市の実家にいたので、10時ごろ、白鳥を見に明科御宝田の飛来地に行ってみました。2日現在38羽が来ているそうで、ゆっくりと水の上を進んでいる数羽が観察できました。訪れた見学者の中の一人に突然声をかけられましたが、昔からの知人でした。探鳥会が開催されていて、その会員なので来たそうですが、ちょうど近況などの話ができました。安曇野には探鳥を趣味にしている人が大勢いるようです。「Skylark」(ひばり)が収録されています。
WOODY HERMAN (ウディ・ハーマン)
WOODY HERMAN'S BIG NEW HERD AT THE MONTEREY JAZZ FESTIVAL (ATLANTIC 1959年録音)
ウディ・ハーマンは、長きにわたり自己のビッグ・バンドを率いていましたが、これは1959年のモンタレー・ジャズ・フェスティヴァルに臨時に集めたメンバーによって出演した際の録音です。たまたま松本市のタワー・レコード・ミニで棚を眺めていたところ、目に留って購入したものです。ワーナー・ミュージック・ジャパンから発売されている1000円CDですが、これがラインナップにあるとは驚きです。
臨時編成とはいっても、ウディ・ハーマン楽団出身のミュージシャンばかりなので、バンドのオリジナル曲もわかっているし、メンバー間のコミュニケーションもとりやすいようです。リハーサルも行ったとは思いますが、サックスセクションのアンサンブルやソロの回し方を聴いていると、あたかも常設のバンドが演奏しているような錯覚を覚えます。
メンバーが豪華で、ウディ・ハーマン(cl,as)、ズート・シムズ(ts)、ビル・パーキンス(ts)、リッチー・カミュカ(ts)、ドン・ランフェア(as,ts)、メッド・フローリー(bs)、アル・ポーシノ(tp)、コンテ・カンドリ(tp)、レイ・リン(tp)、フランク・ハギンズ(tp)、ビル・チェイス(tb)、アービー・グリーン(tb)、サイ・ゼントナー(tb)、ビル・スマイリー(tb)、ヴィクター・フェルドマン(p,vib)、チャーリー・バード(g)、モンティ・バドウィック(b)、メル・ルイス(ds)。
「Four Brothers」は、ハーマン楽団のヒット・ナンバーですが、ここでも流麗なテーマのあと、ズート・シムズ(ts)、ビル・パーキンス(ts)などのソロが続き興奮ものです。「Like Some Blues Man」は、スローなブルースで、フェルドマン(vib)のソロ、サックスセクションのうねるようなソリと、じっくりと楽しめます。ホーギー・カーマイケル作の名曲「Skylark」は、アービー・グリーン(tb)をフューチャーしたバラードですが、グリーンはクリーミーな美しいトーンで旋律を綴っています。他の曲もいい演奏で、ブルージーかつエキサイティングなライブ盤。
曲目を記しておきます。
1 FOUR BROTHERS
2 LIKE SOME BLUES MAN
3 SKOOBEEDOOBEE
4 MONTEREY APPLE TREE
5 SKYLARK
6 THE MAGPIE
「Monterey Apple Tree」は、ジャズフェス用に名前を付けたようですが、ハーマン作の「Apple Honey」です。
【安曇野市明科白鳥飛来地付近の光景】