今年(2023)の春は、花粉の飛散量が多く、体調今一つで、憂鬱気味です。そんな気分を変えるべく、和むようなエッセイを読もうと、益田ミリさんの新刊文庫本を読んでみました。
表紙
(ブックカバー裏面にある本書の紹介)
(感 想)
イラストレーターで、漫画や小説なども書いている益田ミリさんの日常を切り取ったエッセイ集です。気負わず、のほほんと、でも、少し刺激もある行動が描かれています。以下、特に印象に残った部分です。
「立ち寄り計画」という一編では、『日比谷に宝塚の舞台を観に行く・・・前にどこに行こう?』とあれこれ考え、ランチに日比谷近くで食べられる、「ピザトースト」発祥のお店に寄ったことを書いています。観劇や演奏会の前はこうありたいと、共感。
『午後、ネイルサロンへ』では、きれいになった自分の足の爪を眺めて満足し、ピアノレッスンも似ていて、自分が弾いて楽しいからOKで、『楽しみを内側にもっているのはなかなかよいものである。』と、まとめています。自分だけの満足に肯定的で、僕も似たところがあるので、納得。
(益田ミリさんが好きなおやつの写真を掲載したページなど)
(著者略歴)
益田さんの旅に関するエッセイは、何冊か読みました。
【幻冬舎の益田ミリさんのページ】