先日、上越市に出かけた際、「幸楽苑 上越南高田店」で、遅い夕食にラーメンとギョウザをいただきました。「幸楽苑」に初めて入りましたが、ラーメンばかりと思っていたら定食類もあって意外でした。意外に素晴らしい作品。
KENNY BURRELL (ケニー・バレル)
IN NEW YORK (MUSE 1978年録音)
ギターのケニー・バレル(g, 1931年生)は、ブルーノートはじめ数々のレーベルに、有名アルバムを多く残しています。それらにも好きなものが多いのですが、MUSEに残したギター・トリオによるこの作品は、地味であまり話題になりませんが、愛聴しています。
メンバーは、ケニー・バレル(g)、ラリー・ゲイル(b)、シャーマン・ファーガソン(ds)。1978年11月15日にニューヨークの「Village Vanguard」でライブ録音。当夜の残りの録音は「Live at The Village Vanguard」(muse)として発売。なお、全体がCD2枚組の「12.15.78」(32. Jazz Records)として発売。
曲目は、次のとおり。
1 Pent Up House (Sonny Rollins)
2 But Beautiful (Jimmy Van Heusen)
3 Bags' Groove (Milt Jackson)
4 Makin' Whoopee (Walter Donaldson)
5 Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen)
6 Love Your Spell Is Everywhere (Edmund Goulding)
よく知られたジャズオリジナル2曲と、スタンダード曲が4曲で、ライブらしい選曲。カーティス・フラー(tb)の演奏で有名な「Love Your Spell Is Everywhere」もやってくれていて、嬉しい。
イラストを使ったジャケットに思わず笑みがこぼれますが、リラックスした、とても楽しめる好アルバム。ギタートリオというシンプルな編成なので、シングルラインに加え、和音(コード)を弾くことも多く、それらを組み合わせ、ケニー・バレル(g)が妙技を繰り広げています。繊細なコードワークが光る「But Beautiful」、グルーヴィーにスイングした「Bag's Groove」、最初からアドリブを展開して、最後にメロディをもってきている「Love Your Spell is Everywhere」などと聴き惚れました。
ジャケット裏面。バレルが演奏している写真が掲載されています。
(参考)本作より「Pent Up House」が聴けます。
(安曇野市宅で聴いているところ)
飾ってあるレコードは、いずれもケニー・バレルのリーダー作で、右から「Guitar Forms」(Verve 再発輸入盤)、本作「In New York」(muse オリジナル盤)、「On View at The Five Spot Cafe」(Blue Note United Artistst盤)。
【幸楽苑 上越南高田店】
住所:新潟県上越市大字上中田字山屋敷780-11
電話:025-521-0306
ホームページ:幸楽苑 上越店 - 新潟県 上越市 - 株式会社幸楽苑の公式ウェブサイトです。 (kourakuen.co.jp)
外観。遅い時間です。
店内。僕はカウンター席に腰かけました。
幸楽苑は、ラーメン専門だと思っていたので、ご飯類があるのを初めて知りました。22時までやっているので、遅い時間に寄るのに便利そうです。
醤油ラーメン
「なると」が入っていて、昔ながらの醤油ラーメンという感じで良いです。
チャーシューは、柔らかいものです。
麺。弾力があります。
餃子。悪くありませんが、ラーメンに加えて、ギョウザは注文し過ぎでした。夜はもう少し軽めが良さそうです。