安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

モーリーン・トムソン THE THRILL IS GONE

2011-05-01 22:35:30 | ヴォーカル(L~R)

今日は、小さな庭の草取りをし、花壇に花の苗を植えました。ホームセンターでは、様々な種類の苗を売っていて選ぶのに迷いましたが、値段が安いこともあり、ベゴニア、マリーゴールド、サフィニアなどおなじみのものにしました。朝食を食べながら窓越しに見るのが楽しみです。花海棠、どうだんつつじなども咲いて、ようやく春本番です。花なので、美形歌手のヴォーカルにしてみます。

MAUREEN TOMSON (モーリーン・トムソン)
THE THRILL IS GONE (CORAL 1965年頃録音)

 Thethrillisgonemaureentomson

トレンチ・コートのジャケットでおなじみのスコットランド出身の歌手、モーリーン・トムソンのアルバムです。ジャケットの楽しみに加え、内容もまずまずとあって、オリジナル盤を探している方もいるのではないでしょうか。多分、LPやCDで再発されておらず、また、彼女の唯一の作品だと思われます。

ジャケ裏のライナーによれば、彼女は、1943年に生まれ、両親の組織したチャリティーショーで歌い、1953年に家族揃って米国に移住し、テレビとラジオのHorn & Hardart's Children's Hourのオーデションに受かりレギュラーとなり、ここで歌の訓練も受けました。機会があれば歌っていたのですが、大学卒業後、秘書(60~64年)として働いている間に、ナイト・クラブで歌っているところをスカウトされ、ディック・ジェイコブズに認められ録音が実現しました。

多分編曲は、プロデュースと指揮をしているディック・ジェイコブズだと思います。曲は、「My Man」、「What'll I Do」、「Meditation」、「The Hous of The Risin' Sun」、「I'll Never Smile Again」、「It Never Entered My Mind」、「The Thrill is Gone」、「When Sunny Gets Blue」、「Funny World」、「Who Can I Turn To」、「I Can't Get Started」、「When I Fall in Love」と、大スタンダードに加えて新しめの歌が入っています。

スコットランド出身だからということでもないでしょうが、発音のはっきりしたメリハリをつけたきちんとした歌唱から演劇の女優さんを思い浮かべます。そのあたりもいい方に作用した「I'll Never Smile Again」や「I Can't Get Started」などは好唱ですし、トレンチコート姿のジャケットがいいので、できれば紙ジャケットCDで復刻してほしい作品です。

我が家の庭の様子

   Naganokadan20110501

           手作りの小さな花壇です。

   Dodantutuji20110501_3              

    ドウダンツツジの白い花。逆光でうまく撮れていません。

   Hanakaidou20110501_3

      花海棠です。今年も咲いてくれました。

   Hanakaidoububun20110501_2

    海棠の花の部分に近寄って撮りました。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
azumino さん、こんばんは。 (duke)
2011-05-03 21:30:36
azumino さん、こんばんは。

コーラルのモーリーン・トムソンとは珍しいものをお持ちですね。40年ほど前にトニイレコードでみかけましたが、当時はあまりヴォーカルには熱心ではなくパスした覚えがあります。ジャケ買いするにも値段はコラ!と怒る高値でした。(笑)その倍の値段が付いていたのはコーラルのジョニー・ガルニエリ「ザ・デューク・アゲイン」でした。こちらもアゲインならず。トホホです。

返信する
dukeさん コメントありがとうございます。 (azumino)
2011-05-04 10:20:59
dukeさん コメントありがとうございます。

アップした後で、モーリーン・トムソンはヴォーカル・ファン向けながら、ちょっと渋すぎたかと反省しています。なかなか音源が入手できないと思われるので。

コーラルは、ごった煮みたいな面白さがあって、ディック・ジェイコブズ楽団の「月光のノクターン」はオールディーズファンには懐かしいです。

ジョニー・ガルニエリ「ザ・デューク・アゲイン」は、日本盤LPで復刻され、僕も買いました。しかしながら、エリントン・ファンのdukeさんとしては、アゲインしてオリジナルを求めざるを得ないとは思いますが(笑)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。