家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

倒れたブナ

2009-09-17 07:53:18 | Weblog
春野には家と物置の間にブナの木がある。

去年の10月16日にカミキリムシの幼虫を駆除する薬を穴に吹き込んでからは驚くほど元気になった。

この1年で背丈も伸びた。

最近またオガクズ様の物が木の回りに落ちているので再び駆除剤を数箇所の穴に吹き込んだ。

ところが驚いたことに木が折れてしまっていた。

幹の2m80センチを残して、その上側3メートル40センチが折れてしまった。

折れて落下した木の葉はまだ青々していたので折れたばかりだったようだ。

切り口には当然のように幼虫の穴が繋がっている。

Wikipediaには

ブナは生長するにしたがって、根から毒素を出していく。そのため、一定の範囲に一番元気なブナだけが残り、残りのブナは衰弱して枯れてしまう。

と書いてある。

自分で毒を出すほど攻撃的な植物であってもカミキリムシの幼虫に体の内部に入り込まれては防ぎようがなかったらしい。

残った部分で今後は元気に育って欲しいと願う。