家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

積志リコーダーカルテットコンサート

2009-09-28 08:01:53 | Weblog
積志リコーダーカルテットコンサートに行ってきた。

メンバーのほとんどが知り合いだ。

私がリコーダーを仲間と一緒に吹いていた頃から既に上手な人たちだと思っていたが、今はもっとうまくなっていた。

創立38年というからナガーイ歴史を持っている。

曲目解説を読んで笑ってしまった。

舌が痙攣しないか  指がもつれないか 気持ちを入れすぎて破綻しないかがポイント と書かれている。

名前にしても積志はセキシと読み、町名なのだが響きがセクシーと似ているということもあって急遽決めたにしては気に入っているようだ。

ルネッサンスからバロック 童謡 行進曲 武満徹から久石譲とかなり広範囲の曲を披露してくれた。

プロに匹敵もしくは、それ以上の時もあるかなと思う。それ以上があれば。

「北の宿から」は阿久悠作詞小林亜星作曲都はるみのヒット曲だが、間(ま)が絶妙だった。楽譜に表せないほど微妙なタイミングを掴んでいる。

プログラムが数ある中で何も演歌を誉めなくてもいいのにと自分でも思うが、とにかく細かなニュアンスが伝わってきたのがこの曲だったのだからしかたがない。

だから彼らはうまい。

ただアマチュアなので?表情が堅い。

演奏家が楽しんでいるかどうか聴衆は聴いているが見てもいるのだ。

演奏が良いのだからにっこりしてくれれば「いやぁー最高に良かった」となるのだが。

あとは演技を磨けばバッチリ。