家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

57歳誕生日

2010-01-10 10:10:57 | Weblog
57歳になった朝、母から電話をもらった。

「おめでとう。あの日は寒かった・・・・・・・」

ありがとうを言った。

母からの、おめでとうは重さが違う気がした。

「ちょっと替わるね」と母。

「お誕生日おめでとう」少し棒読み的な祝を伝えてくれたのは虎太郎君だった。

孫ではないが小さな子からのおめでとうも格別だ。

妻と浜名湖沿いのレストラン「杜のふう」に行った。

洒落た和式建物の中で静かに誕生日の嬉しさありがたさを感じた。

食というのは、ありがたさを感じるにはもってこいだ。

何かを覚える後にもらえる犬のエサのようでもある。

箸でいただくフレンチだった。

濃厚だが、あっさり感じるし、多いメニューでも少なく感じる。

妻の友人からもお祝いのメールが届いた。

人の中に守られて住む居心地のよさを感じた。

三ケ日の海は風もなくキラキラ輝いていた。

私のこの一年も、このように暖かく穏やかであるなら嬉しいと思った。