家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ドラム缶風呂

2010-01-30 09:15:38 | Weblog
春野には、シャワーのみで風呂がない。

どうしても春野で風呂に入りたいと思った。

春野ライフを、もっと充実させるのだ。

だが風呂を作るのでは面白くない。

ドラム缶風呂を思いついた。

ドラム缶風呂ならば家の中から外、そして山の中から川辺まで移動が自由だ。

じゃぁドラム缶を入手しようということになった。

ネットで探すといろいろ出てくる。

鉄製のドラム缶は安価で入手し易いが痛むのも早い。

プラスティック製では直火を使えない。

それではステンレスが良かろうということになった。

調べてみると、けっこう高価だ。

中古もあるにはある。

だが友人から脅された。

「ステンレスのドラム缶に入れる物って、ちょっとやばい物じゃないの?プルトニウムとか?」

真偽の程は分からないがビビって、すぐにあきらめた。

それなら新品を買うしかないかということになって注文した。

納期は3週間と書かれていたが1週間で届いた。

玄関にドラム缶があると入って来た人が必ず

「これは何ですか?」と聞く。

妻は、その度に

「ねー。男ってバカでしょー」と言っているようだ。

だが縁側で、あるいは籐棚の下で気田川を見ながらゆっくり湯に浸かることを想像すると、たまらなく嬉しくなる。

草刈りのあとのドラム缶風呂が最高の田舎暮らしと言いたい。

たしかに自分もバカだと思う。