春野で作業していたら緑色に輝く飛翔体を発見した。
作業の手を止めて、その行方を追った。
一旦は見失ったが再び発見し今度は降りた場所を突き止めた。
カメラを持って近づく。
私が割って干した樫の木の薪の辺りをウロウロ歩き回っている。
タマムシだ。
カメラを近づけても、おかまいなしに動き回る。
時々止まるので接写する。
なんとも美しい光沢だ。
この美が死後も続くというのだから素晴らしいではないか。
法隆寺にある宝物「玉虫厨子」の装飾として使われているということは学校で習った。
ケヤキなどの葉を食べているという。
こんなにきれいな虫が食べるなら我が家にあるケヤキを「どうぞ思う存分お食べください」と言いたくなる。
似た形の黒い奴らは彼ら用の致死毒スプレーが発売されているし姿を現したトタンに「バチン」と叩かれる。
美しいということは生き延び易いと思うのだがタマムシは、めったに見かけない代わりに黒い奴らはよく見かける。
こんなに美しくても台所辺りをうろつく生活だったら、やはり「タマムシジェット」などという必殺スプレーが売り出されるのだろうか。
それとも「これの羽は金になるぜ」と乱獲するのだろうか。
もしくは養殖して安価に売りさばく企業が就職したい企業ナンバーワンになるのだろうか。
「頼むから人間に近づかないでね」と輝く個体が飛び去る前に私の方が、その場を離れた。
作業の手を止めて、その行方を追った。
一旦は見失ったが再び発見し今度は降りた場所を突き止めた。
カメラを持って近づく。
私が割って干した樫の木の薪の辺りをウロウロ歩き回っている。
タマムシだ。
カメラを近づけても、おかまいなしに動き回る。
時々止まるので接写する。
なんとも美しい光沢だ。
この美が死後も続くというのだから素晴らしいではないか。
法隆寺にある宝物「玉虫厨子」の装飾として使われているということは学校で習った。
ケヤキなどの葉を食べているという。
こんなにきれいな虫が食べるなら我が家にあるケヤキを「どうぞ思う存分お食べください」と言いたくなる。
似た形の黒い奴らは彼ら用の致死毒スプレーが発売されているし姿を現したトタンに「バチン」と叩かれる。
美しいということは生き延び易いと思うのだがタマムシは、めったに見かけない代わりに黒い奴らはよく見かける。
こんなに美しくても台所辺りをうろつく生活だったら、やはり「タマムシジェット」などという必殺スプレーが売り出されるのだろうか。
それとも「これの羽は金になるぜ」と乱獲するのだろうか。
もしくは養殖して安価に売りさばく企業が就職したい企業ナンバーワンになるのだろうか。
「頼むから人間に近づかないでね」と輝く個体が飛び去る前に私の方が、その場を離れた。