団塊の世代のつぶやき

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公共マナー

2007年09月03日 | 日記・その他

  第2900回第2902回でタバコやガムのポイ捨てについて取り上げたところですが8月31日、読売新聞に公共マナー全国世論調査が載っていました。

  ヨミウリオンライン → 特集→ 「公共マナー」 20078月調査(面接方式)参照

 読売新聞社の全国世論調査で、公共マナーに違反している人に注意すべきだと思いながらも、実際には注意できないジレンマを多くの人が感じていることが分かった。・・・中略

 最近、日本人のマナーが悪くなったと感じることがある人は「よくある」「ときどきある」を合せて88%に上った。男女別では感じることがある人は、女性(計90%)が男性(計86%)を上回った。・・・中略

 他人の行為の中で腹立たしいと感じるもの(複数回答)は、「たばこやガム、空き缶などのポイ捨て」(59%)「子供が騒いでも親が注意をしない」(58%)、「ペットのフンを始末しない」(43%)などが多かった。実害が及ぶ迷惑行為に腹を立てる人が多いようだ。・・・以下略

 タバコとガムのポイ捨てがトップとは、皆、感じていることは同じなんですね。そう感じている人が多いということは、ほんの一部の人のマナー違反が目立っていると言うことでしょうか。それとも、他人のマナーは気になるが、自分も同じようなことをやっていると言うことでしょうか。

 ここでも興味深い数字があります。

  ・・・略

 一方、自身に公共マナーが身についていると思う人は73%に上り、「思わない」(20%)を大きく上回った。身についていると思う人のうち、マナー悪化を感じることが「ある」人は計91%に上った。マナーは年々悪化しているという認識は持っているものの、自分自身の問題として省みる人は少ないようだ。・・・以下略

 これはちょっと問題ありそうな気がします。そんなに自信がある人が多い割にはこのマナーの悪化は何なんでしょう。自信過剰と言えば言い過ぎになるでしょうか。

  私自身、この部屋でもマナーについて何度も取り上げていますが、自分自身マナーが身についているとはとてもじゃないが断言する自信はありません。ここは、「他人の振り見て我が振り直せ」で自分自身を省みることも必要じゃないでしょうか。尤も、全てできていると言う自信のある人にはそんなことを言う気はありません。尊敬します。

 いずれにしても、こうした数字を見る限り日本人のマナーに対する問題意識は高いものがありそうです。この意識で世の中を悪くしていると思われる少数の人の意識を変えることが出来れば良いのですが。

 しかし、注意をすることは難しそうです。

 ・・・略

 公共マナーに反する行為をしている人がいる時、周囲の人が注意すべきだと思う人は79%に上った。一方、実際にたばこをポイ捨てする人などを見かけた時に注意をする人は「いつも」「ときどき」を合せて23%だった。注意しない人は76%だった。・・・以下略

  私も76%の方ですね。情けないですが、注意する勇気はないですね。それでは、マナーの悪い人をどうするのかと言えば、自分で気が付いてもらうか戦後教育と同じで悪化した60年をかけて家庭で教育するしかないのじゃないでしょうか。

気の長い話です!