団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

キャパシタ

2007年09月29日 | エネルギー 環境

  第2915回で久し振りに取り上げたキャパシタの本家日本の株式会社パワーシステム日本電子に新しいニュースが無いと嘆いていたところその気持ちが届いたのでしょうか動きがあったようです。

  日本電子

 2007927日 ◇太陽光発電に適した30Wh/kgの高容量キャパシタと新型蓄電池を開発

  日本電子株式会社 ( 東京都昭島市取締役社長原田嘉晏 ) とアドバンストキャパシタテクノロジーズ株式会社 ( 東京都昭島市取締役社長宇佐美亨、以下 ACT) は最大 30Wh/kg までエネルギー密度を高めた高容量電気二重層キャパシタ「プレムリス PremlisR を開発しました。また鉛バッテリーと互換性を高めた新型蓄電池「キャパシタバッテリーを開発いたしました。

共に 10 2 日より幕張メッセにて開催されますCEATEC JAPAN 2007 最先端 IT エレクトロニクス総合展に出展いたします。

 30Wh/kg の高エネルギー密度キャパシタ「プレムリス PremlisR」の開発について

 地球温暖化対策の一つとして太陽光発電などのクリーンエネルギーの利用は今後益々加速されるものと思われます。太陽光発電パネルは 20 年以上の寿命を持つため、電源供給が困難な場所で蓄電池と組み合わせた自立型電力供給システムへの応用が広がっています。

 昨年来、市場開拓を目的にサンプル提供してまいりました高容量キャパシタ「プレムリス PremlisRは太陽光発電パネル用蓄電池としての実証試験が多くの提供先で行われています。とりわけ省電力で長寿命の照明用 LED と組み合わせた夜間照明システムや各種表示装置など多くの用途が検討されております。

  今般、ACT では新たに太陽光発電用蓄電を主なターゲット市場とした高容量キャパシタ「プレムリス PremlisR 」を開発しました。エネルギー密度を 30Wh/kg に高め、従来のキャパシタにはない蓄電能力を持ち、軽量小型化ができ、幅広い用途に活用できます。また高い安全性も実証されております。2008 4 月よりのサンプル提供を計画しております。・・・以下略

  これがどの程度の性能か私には分かりませんが、取り敢えず開発が進んでいたことだけは間違い無さそうです。何とか本物になって欲しいものです。
  兎に角、蓄電池が未来のエネルギーのカギを握っていることは間違いありません。蓄電池の良い物が出来れば、電気自動車が広まることは当然として、太陽電池も分散電源として各家庭のエネルギーをまかなう時代になるはずです。
  それだけにこのキャパシタが本物になれば人類はエネルギーに関しては何の心配も要らなくなるのじゃないでしょうか。

何とか、本物になってもらいたい!