団塊の世代のつぶやき

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早明浦ダム

2007年09月21日 | 日記・その他

  第2914回で再び渇水の心配をしていた早明浦ダムがいよいよ貯水率が55%になり又しても取水制限の危機を迎えていました。ところが、又しても台風の恩恵で危機が去りました。

  四国新聞社

  早明浦ダム貯水率100%に回復 取水制限見送りへ 2007/09/17

 台風11号から引き続き暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、早明浦ダム上流域では、14日の降り始めから17日午前零時までに、400ミリ近い雨があり、貯水率は90%台まで回復した。17日未明には貯水率100%に達する見込み。このため、19日以降に予定していた取水制限は取りやめとなる見通しだ。

 四国地方整備局によると、早明浦上流域では14日午前4時の降り始めから17日午前零時までに、396・8ミリの雨を観測。下流域でも145・4ミリの雨があった。

 17日午前零時現在の貯水率は94・4%で、8月31日以来、16日ぶりに90%台まで回復した。

 早明浦下流の池田ダムに相当量の流入があることから、四国地整局は16日午前10時から、早明浦ダムの放流管を閉めて池田には放流せず、貯水に努めている。

 また、四国地整局は18日、吉野川水系水利用連絡協議会で今後の対応を協議する予定。流入は当分続くとみられ、取水制限の取りやめを含めて検討する。

 高松地方気象台によると、香川県内でも16日午後10時までに、引田22ミリ▽多度津17ミリ▽財田12ミリ▽高松7ミリの降雨を観測した。早明浦ダム周辺では17日夕方まで、まとまった雨が降る見込み。

 7月中旬の台風4号による大雨で、一気に水不足が解消した今夏の早明浦ダムだったが、8月中旬以降にまとまった雨がなく、15日には55%まで低下、1年に2回の渇水が懸念されていた。今回のまとまった雨で、渇水は回避された。

  一体、香川の天候はどうなっているのでしょうか。水が無くなっては台風による大雨で貯水量100%回復というパターンが今年は2度目です。第2180回の台風14号以来3回目の台風さま様です。こうなるともう台風以外には雨を期待できない気候になってしまったのかもしれません。

  そうなると、やはり第2914回で書いたようにもう一つ早明浦ダムが必要になってきそうです。
  ところが、私が考えるようなことは既に行政も手を打っているようです。
A様(いつものパソコンの先生)より情報を頂きました。

   さぬきの大動脈「香川用水」 → 香川用水調整池建設

  近年の慢性的な渇水状態の緩和対策や大地震などの不測の事態に対処するためには、香川用水の水を一時的に貯留しておき、渇水時の補給又は緊急時に活用する調整池を設けることが有効です。 そのため、三豊市山本町と財田町にわたる、貯水量約300万立法mの調整池を工事コスト縮減も図りながら平成20年度の完成を目指して整備を進めています。

  香川県も考えてはいるんですね。これが出来るとどの程度渇水対策になるのでしょうか。いずれにしても完成までに何も無いことを願いたいものです。やはり台風願いしかないかも。

運を天に任します!