団塊の世代のつぶやき

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柔道

2007年09月19日 | 日本再生

  第1795回第2869回のガッツポーズで日本の柔道は昔の精神を忘れて単なる格闘技になってしまっているのじゃないかと書きましたが、いよいよその流れは止まらないようです。

  iZaより

  柔道、弱まる日本の影響力 山下氏が理事落選 09/12 00:27

 日本のお家芸である柔道が一本背負いを食った。国際柔道連盟(IJF)は10日、ブラジルのリオデジャネイロで総会を開き役員を改選、教育・コーチング理事の再選を目指した山下泰裕氏(50)が落選した。IJFの執行部から日本人がいなくなったのは、1952年に日本が加盟して以来初めてで、世界の柔道界での影響力の低下が懸念される。・・・中略

 ただ、IJFも日本を軽視することはできない。世界選手権などのスポンサーは日本企業が中心で、主要大会に日本選手は欠かせない。山下氏は政治的な争いに巻き込まれたが、武道的、教育的側面を重視する日本に賛同する人々も存在する。・・・以下略

  何となく不気味ですね。いよいよ柔道が単なる格闘技になる前兆じゃないでしょうか。柔道は加納治五郎さんが柔術から「柔よく豪を制する」の精神重視して作り上げたものと聞いています。それなら本来の、「武道的、教育的側面を重視する」本来の柔道に戻るときじゃないでしょうか。

  その格闘技としての影響が早速出ているのでしょうか。

  斉藤監督「柔道じゃねえ」 不可解判定に場内からもブーイング 914

 審判団は「ビデオ判定」を盾に取り、井上と鈴木に敗北を告げた。

 無機質な機械の目が戦況を正しくとらえたかどうか。だが、結論は動かない。

 先に仕掛けたのは井上の右足だった。やや浅い大内刈り。こらえるリネールを、井上は圧迫する。残り6秒。相手の体は確かに崩れたが、相手に振られた井上の体も畳をはう。主審は「有効」。捨て身の返し技を放ったリネールに、だった。

 約10分後、同じ悲劇に見舞われた鈴木がうめく。「何でこんなことが世界選手権で起こるのか」。鈴木の左大外刈りも確実にジリンスカスをとらえた。しかも背中をたたきつける「会心作」。だが、一本勝ちの名乗りを受けたのは、畳に落ちた後に横分けで鈴木を投げ飛ばした相手だった。

 IJFの川口孝夫審判委員は苦悶(くもん)の表情で「捨て身技は決めた方が有利。体をもっていかれるとだめなんだ」。だが、仕留めた後の返し技に軍配が上がっては、鈴木も立つ瀬がない。「技には流れがある。映像を見て、最後に背中をついたのが鈴木といわれても」と日本代表の木村昌彦マネジメントコーチ。機械はコンマ1秒の動きを映せても、勝負の機微は教えてくれない。・・・以下略

 もう日本の柔道界は世界から脱退して昔の柔道に戻るべきときが来ているのじゃないでしょうか。単なる格闘技に陥ってしまったJudoは日本人にとって何の魅力もないし携わるべきものじゃないような気がします。もういいじゃないですか格闘技は世界の国に任せれば。

 もし加納治五郎氏が生きていたら今の柔道を喜ぶとは思えないのですが。

そう思いませんか!