団塊の世代のつぶやき

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九州電力

2008年04月03日 | 太陽光発電

  第3098回の北海道電力が太陽光発電の電気を高く買うという話題や第3102回の関西電力の大規模太陽光発電所建設の話題など電力会社の動きに、もしかしたら心を入れ替えて太陽光発電に力を入れる気になったのだろうかと疑問を抱きましたが、今度は九州電力がなにやら打ち出しました。

  FujiSankei Business i. より 2008/3/31

 九電 新エネ電力の供給能力 300万キロワットまで拡大

 九州電力は、太陽光発電や風力発電など温室効果ガスを排出しない新エネルギーを使った電力の供給能力を、10年後をめどに現行を大幅に上回る200万~300万キロワットにまで拡大する。

 九電は自社発電や電力購入を通じ、既に約80万キロワットの供給能力を持っているが、石油など化石燃料の価格高騰が止まらない上、温室効果ガス削減が重要な経営課題になっていることから、積極的な新エネルギー活用を図ることにした。

 九州は日射量が豊富な上、風力発電に適した土地にも恵まれており、太陽光発電や風力発電の開拓余地が十分にあると判断。昨年6月に就任した真部利応社長は、新エネルギーの積極利用を掲げており、それを具体化させる。

  具体的には新エネルギー電力の購入を増やすことが柱になるとみられる。

  電力会社は新エネルギー利用特別措置法(RPS法)で、一定割合で新エネルギーによる電力供給を義務付けられているが、九電はこれまで法律で定められた義務量の達成にとどまっていた。

  第2693回で取り上げた「26年度には160億キロワット時(1・63%)へ引き上げることも決めた。」ととんでもない%を決めた日本のやる気の無さにがっかりさせられたものですが、もし、この九州電力の話が本当ならばこのばかげた1.63%という枠を自ら破ると言うことですから何とも驚きです。
  これは、電力会社がやっと新エネルギーを本気で採用する気になったのでしょうか。もしそうであるならば、早急に1.63%の枠を取り外して貰いたいものです。
  もしかしたら、いよいよ太陽光発電の時代が近づきつつあるのでしょうか。

期待していいのでしょうか!