石油業界では、第2256回、第2651回で取り上げた昭和シェル石油が太陽電池に取り組んでいますが、今度は新日石が取り組むようです。
新日本石油は太陽電池向けシリコンウエハー大手のスペースエナジー(東京・台東、仁村利尚社長)に出資した。株式の15.5%を取得し、第2位株主となった。新日石は需要減が続く石油製品依存からの脱却を目指し、太陽電池事業に近く参入する。当面は外部調達の太陽光発電システムを販売するが、将来のシステム自社生産をにらみ基幹材料メーカーに出資し、新事業で攻勢をかける。
新日石はスペースエナジーが3月末に実施した第三者割当増資を引き受けて、5万4000株を取得した。取得額は約23億円で、仁村社長に次ぐ株主となった。ウエハーは太陽電池の発電機能を担うセルの材料。新日石がウエハーメーカーに出資するのは初めて。(07:00)
これは面白くなってましたね。石油業界もいよいよ将来の石油枯渇に備えて新しいエネルギーへの転換を準備しだしたということでしょうか。
石油会社が次のエネルギーとして太陽光発電の可能性を認めたと言うことは太陽光発電にとっても大きな後押しになるのじゃないでしょうか。
20年、30年後にどこが笑うのか見てみたいものです。もちろん日本政府はこのままで行けば世界の笑いものは間違いないでしょう。
72歳が寿命の私は残念ながら見ることはできないでしょう!