残念ながら、日本の産業界は根 性なしのようです。と言うか、第 834回の「ポスコを倒産に追い込め」や第 832回の 「ポスコが新日住金に和解金支 払いか」で強い態度でポスコを 追い詰めて欲しいと期待してい た、新日鉄住金は和解を選んだ ようです。
何で、日本の企業はこんな に日本の将来のことを考えずに 安易な道を取るのでしょうか。 それとも、私などには分からな い、深い考えでもあるのでしょ うか。.
しかしながら、どう考えて も、日本にとっても、新日鉄住 金にとっても、ここでポスコを 叩き潰し、あわよくば韓国まで 道連れで崩壊に持ち込むべき だった はずです。いずれ、この甘い解 決を感謝することもせずに、大 きな災いを齎してくれるのじゃ やないでしょうか。その時に なって、やはり、徹底的に戦う べき だったと思い知らされなければ 良いのですが。
ロイターより 2015年 09月 30日
新 日鉄住金の電磁鋼板めぐる訴訟、ポスコが300億円支払いで和解
[東京 30日 ロイター] - 新日鉄住金(5401.T)は30日、韓国の鉄鋼大手ポスコ(005490.KS)と争っていた3件の訴訟で和解に合意したと発表した。ポスコが新日鉄住 金に対して和解金300億円を支払い、新日鉄住金は3件の訴訟を取り下げた。
新日鉄住金は、高機能鋼板「方向性電磁鋼板」の営業秘密の不正取得、不正使用などを理由に、損害賠償や製造・販売差 し止めなどを求めて、ポスコを東京地裁に提訴していた。
新日鉄住金とポスコは、2000年に戦略的提携契約を締結。研究開発・技術交流・原料調達等で協力を進めており、戦 略的提携契約は2018年8月1日まで更新されている。
さて、こちらは、日本人も少しは目覚めてきているのかなと思わせてくれるような記事がありました。あのソフトバンク のシェアが減り続けているようです。
SankeiBizよ り 2015.10.1
ソ フトバンク、3期連続でシェア減少 ドコモは増加
総務省が30日に発表した電気通信サービスの契約数とシェアの2015年第1四半期(4~6月)のデータによると、 ソフトバンクモバイル(現ソフトバ ンク)やワイモバイルなどソフトバンクグループのシェアはグループ内取引を除き、前期比0.5ポイント減の28.5%と 3四半期連続の減少だった。
一方、NTTドコモのシェアは同0.3ポイント増の42.7%で3四半期連続の増加と対照的な結果となった。また、 KDDIやUQコミュニケーションズなどKDDIグループのシェアも同0.2ポイント増の28.8%と5四半期連続で増 加が続いている。
とは言いながら、その減少のペースはまだまだのように感じるのは私だけでしょうか。このシェアを徹底的に落とすこと により自転車操業に致命傷を与えることが出来ると思うのですが、甘いのでしょうか。
もっと、多くの人達が叩き潰す為に目覚めて欲しいものです。何時まで、食い物にされたら気がつくのでしょうか。