9日、第 629回の 「日 本のディーゼルも、排ガス、基準の最大10倍」で、マツダのディーゼルの結果が有耶無耶だったのに不信感を 覚えたと書きましたが、どうやら、素晴らしい結果だったようです。
やはり、マツダのディーゼルはVWなどとは根本的に違うようです。国内では圧倒的な販売数を達成しているようです。 何で、世界に打って出ないのでしょ うか。生産能力かもしれませんね。折角のチャンスですから一気に攻めてもらいたいものですが、そうは簡単に行かないのか も。
SankeiBizよ り 2016.3.12
マ ツダのクリーンディーゼル技術って凄い… 排ガス不正のVWと何が違うの?
マツダのクリーンディーゼル搭載車の快走が続いている。
3月3日、国土交通省が国産ディーゼルエンジン搭載乗用車6車種の路上走行を行ない、排気ガスに含まれる窒素酸化物 (NOx)量を測定した結果を公表 した。それによると、マツダの2車種(デミオ、CX-5)以外の4車種が台上で実施する認証試験で定められている排出規 準(0.08g/km)を2~10 倍程度上回る数値を示したという。
実走行時の排出規準が存在しないため、これらの測定結果について法的な問題はない。しかし、規制基準値の0.5倍か ら1.3倍にNOxを制御できたマ ツダ車の成績が際立っている。これはマツダのクリーンディーゼルが広く消費者に受け入れられている事実の技術的側面から の裏付けになっていると言える。
経営的な側面もまた、このマツダ・クリーンディーゼルの好調さを客観的に裏付けている。
具体的には2月4日に公表された2015年度第3四半期業績の数字からだ。同社の国内における昨年一年間の総登録台 数は10万2509台となり、単一 メーカーとして初めて、クリーンディーゼル搭載車の年間10万台を突破。しかもこれは、一昨年の14年に同社が記録した 4万8856台の2倍以上という数 字になっている。まさに急激な成長だ。
それだけではない、まだまだ市場規模が小さいとはいえ、クリーンディーゼル搭載車全体に占める国内市場のシェアも圧 倒的だ。
昨年一年間の国内総登録台数は15万3592台であるから、同社のシェアは実に70%、つまり、国内で販売されたク リーンディーゼル乗用車の10台に7台がマツダ車だった、ということになる。
しかもこの製品カテゴリーに参入する企業が増加傾向を示している環境下であるにもかかわらず、一昨年の61%から、 シェアを拡大しているのだ。
とりわけ昨年は9月にドイツの有力自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)のスキャンダルが公になり、ディーゼ ルエンジンに対する消費者の信頼が 揺らぐという逆風が市場に吹き荒れたことを考慮すれば、この前年比倍増しかも10万台突破、シェア70%という数字には 重みがあると言ってよいだろう。
今回の国土交通省の路上走行試験が実施されたのも、このVWのスキャンダルが動機だといわれている。…中略
排ガスの窒素酸化物浄化装置そのものがない
このニュースが流れたとき、同じくディーゼルエンジン車を生産販売している国産輸入を問わず自動車メーカーには、 ユーザーからの問い合わせが殺到、ひ とりVW製乗用車だけでなくクリーンディーゼル乗用車の人気も一時的に低落した。国内のメーカーの中で、ディーゼルエン ジン車の販売台数が最も多いマツダ もその例外ではなかった。
それでも、マツダはあわてなかった。
その理由は次のように、きわめて単純でわかりやすいものだったからだ。マツダが乗用車に搭載しているディーゼルエン ジンには、VWの不正の対象となった排気ガスの窒素酸化物浄化装置そのものが、付いていないのだ。
したがって、付いてもいないものに“不正”を施す可能性など皆無。一般のディーゼルエンジンに装着されているはずの 窒素酸化物浄化装置がない、これが マツダのクリーンディーゼルエンジン最大の特長・武器であり、消費者に対しても「マツダのクリーンディーゼル乗用車に不 正の余地はない」という安心感を醸 成できたのだ。
結構長い記事なので、技術的なことは、2015年10月 4日 (日)、第 92 回の「マ ツダのディーゼルは凄い」で取り上げた 【池 原照雄の単眼複眼】VWショックで再認識…NOx後処理装置がないマツダのディーゼル技術か、マツダのHP で見てください。下にリンクしておきます。
「走 る歓び」を生み出す、スカイアクティブ テクノロジー → SKYACTIV-D つくり手の想い
ロータリーが排気や燃費の問題で苦戦しただけに、このディーゼルで飛躍してもらいたいですね。ローターリーも復活の 噂もあるようですから、一気にマツダの時代が来ることもあるかも。
驚きました。何と、3月 1日 (火)、第 621回の「教 育再生の核心は『国語』にあり!」で絶賛させていただいた松田雄一さんが逮捕されたのだそうです。
神谷宗幣さんがフェイスブックなどで報告されていました。一体、何があったのでしょうか。
政治家 神谷宗幣(かみやソウヘイ)の公式サイトより
松 田雄一氏の逮捕について
活動報告 | 2016年3月12日
松田雄一氏の逮捕について
共に素読教室を全国展開してきました松田雄一氏が2月25日に逮捕されました。
ご迷惑をおかけしました皆さん、本当に申し訳ありません。
『ラッシュ』という違法な成分を含んだ精力剤をネットで購入し、使用していたということです。本人から真意を確かめ ることもできず、警察、検察の対応 もわからない状態で、逮捕を公にするのは、素読教室に協力頂いている皆さん、教室に参加して頂いている皆さん、さらに松 田雄一氏のキャリアに大きなマイナ スがあると考え、松田氏の奥様らとも連絡を取り合い、公表を遅らせていました。
しかし、勾留が延長され、予定していた教室が開けなくなり、地元広島のメディアでの逮捕報道もありましたので、弁護 士を通じ、本人のコメントもつけた上で本日奥様に以下の発表をして頂きました。
素読教室は、教育事業であり、松田氏は教育者です。如何なる理由があったにせよ、法を犯した事実に変わりはなく、教育者 としての信頼を損ねた点で、社会的責任があると考えています。
近しい人間が逮捕されるのは初めてではないので、様々な事情を考慮し、感情的にならず、2週間考え、私は以下の結論 を出しました。
1.今後、会社として松田氏が講師を務める素読教室の開催に協力することはしない。
2.私が素読教室の開催をお願いした方々には事情を説明し、今後松田氏個人との話し合いによって開催を継続するか判 断を仰ぐ。
3.松田氏に出演頂いた過去の動画をサイト上から削除する。
松田氏の知識や素読教室の内容は素晴らしいものがあり、支持も全国に広がりつつあったので、非常に残念です。
しかし、参加者や主催者の皆さん与えた影響を考えれば、松田氏には一度しっかりけじめをつけて頂き、反省を形で示し て頂きたいと思います。
また、今後のことは本人と話をしまして報告したいと思います。 …中略
現在、私の身柄は、広島東警察署の留置施設にあり、自らの手で状況の発信ができず、また、パソコンや携帯電話も証拠 品として押収されており、よって、今後の通信再開の目処も立たないため、弁護士さんを通じて現状をお知らせ致します。
私は、2月25日に逮捕され、勾留が続いている状況です。また、3月11日に起訴され、被告人という身分になっていま す。昨年の7月にインターネットサイ トの漢方薬の販売サイトで目覚まし用の薬を購入しました。仕事が深夜から早朝にまで及ぶことが多く市販の目覚ましドリン ク剤を使用していましたが、効きに くいときはインターネットで購入した薬を用いて眠気をしのいでおりました。
しかし、その薬に違法成分が含有されているとの警察の指摘を受けました。誰でも公然とアクセスできるインターネット通販 サイトで、違法成分を含む薬が売ら れているのは考えがたいことでした。しかし、購入自体が罪になるとのことでしたので、自分の責任を捉え、捜査に協力して 参りました。
今後は司法の場で裁きを受け、それを従容として受け入れる考えです。ただし、今後の日程的な目処は明確に立っておらず、 これにより出講先並びに取引先の皆 様及び受講者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。やがて、私自身から発信でき る機会がありましたら、改めて私か らお詫びを重ねて申し上げたいと思います。
手軽に利用したつもりのインターネット販売のサイトで、私の確認が不十分だったためにこういった事態になりましたこと、 最後に重ねてお詫び申し上げます。…以下略
松田さんの書かれているのが本当であれば、気の毒ではありますが、神谷さんの対応も、子供の教育に関わっているだけ に仕方ないのかも知れません。
それにしても、シャラポワ選手の薬物使用問題など、嫌なものが出回っていますね。確信犯は仕方ないですが、ネットで そんなに簡単に手にいるのも恐ろし いですね。これは、販売者の責任だけでなく、もし知らずに購入しても罪になるのでしょうか。となると、迂闊には手を出せ ませんね。
松田さんも、折角、素晴らしい活動をされていたのに、勿体ないですね。どうか、無実を証明して、立ち直って活動を続 けてもらいたいものです。
田母神さんの事件や松田雄一さ んの逮捕など、全面的に評価していた人たちに起こるおかしな事件に、何だか、何を 信じていいのやらと混乱しています。
私も、まだまだ情弱のようです。と言うか、自分なりに何が正しいかを判断して、紹介してきたつもりでしたが、そんな 甘いものじゃなかったのかも知れません。
と、がっかりしていたら、それ以上に驚くべき情報がありました。何時もの伏見さんが余命三年を批判しているのです。 果たして、真相はどちらなのでしょう。
本文は、リンク元で読んでください。私には、今のところ、同判断すべきか分かりません。
伏見顕正(あきまさ)の「時を 斬るブログ」より 2016-03-12
【余 命ブログを斬る①】余命三代と側近の真の狙いは、「第二創価学会」を作ることにある(怒)無限拡散
【余 命ブログを斬る②】何重にも嘘を嘘で固めた余命ブログ、無限拡散
【余 命ブログを斬る③】全て計算どうりの詐欺集団、無限拡散
もう一つ、良く取り上げさせてもらっている「ひとりごと 」さんが3日を最後に更新が止まったままなのです。何かあったのでしょうね。
止っているといえば、「博士の独り言 II」 も2015/06/30以来止まったままです。こちらは、事故にあったそうですが、以前も攻撃されたことがあるそうなの で、心配です。余りにも長すぎます。
と言うことで、何だか、ネットの世界が急に騒々しくなってきたような気がします。何かが起きているのでしょうか。や はり、反日売国左翼が追い詰められて反撃に必死なのでしょうか。
いずれにしても、自分で判断して、様子を見るしか無いですね。
グローバル経済こそが、二極化を進め、殆どの 人が不幸になっていることに、やっと気がついて、2015年1月 2日 (金)、第 598回の「サ ムライ資本主義」などで、バブル以前の日本の素晴らしさを認識しました。
これを解決するのは、マネーゲームの禁止にあると思いますが、流石に、既得権益を押さえている1%の勢力が、それを 易々と手放すことはないでしょうから、前途はまだまだ厳しそうです。
しかしながら、グローバル経済のおかしさに気がつく人は増えてきているようです。まだまだ、時間はかかるでしょう が、その流れは、段々大きくなるのじゃないでしょうか。そうでなければ、多くの人が幸せになることはあり得無いのですか ら。
何時もの桜チャンネルの週末の【討論!】が、この問題を取り上げてくれています。今回の出演者も豪華です。これは、 やはり、見るしかないでしょう。
2/3 【討論!】グローバリズムの行方~米大統領選とEU溶解[桜H28/3/12]
3/3 【討論!】グローバリズムの行方~米大統領選とEU溶解[桜H28/3/12]
まだ、マネーゲームを止めさせるという発想はないようですが、いずれ、そういう時代が来ることを期待したいもので す。尤も、私が、その恩恵に預かることはないですが。