団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

「新渡戸記念館」解体、観光部長に電凸

2016年04月08日 | 新渡戸記念館

  2月10日 (水)、第 601回の「新 渡戸記念館問題続報」などで取り上げてきた十和田市のとんでもない企みが、その後どうなっているのか心配で すが、そ の後の報道もないようです。

  そんな時、新渡戸稲造さんの動画を見つけたので見ていたら、十和田市に電凸されている動画もあったので、早速見てみ ました。 去年の動画なので次期は遡りますが、お役所仕事というか、市長の命令で担当されているだけなのか、歯切れが悪いですね。と言う か、担当者では、この程度しか言えないのでしょう。やはり、諸悪の根源は市長です。

  東京都知事といい、自治体のトップには怪しそうなのが沢山居そうですね。国会も同じですが、地方の劣化も救い様がな いところ まで来ているようです。と言うか、やはり、日本人じゃない者が侵入していると考えるべきなのかもしれません。本当に、日本の危機 は土俵際まで来ているようです。

  一日も早い、国民の覚醒が望まれます。このままでは、日本は解体されてしまいそうです。再生どころの話じゃなさそう です。



「新 渡戸記 念館」解体、十和田市役所、観光部長に電凸


廃 館・解 体の危機の、「新渡戸記念館」に確認の電凸


十 和田市 「新渡戸記念館」解体、観光推進課に2回目電凸、その1


十 和田市 「新渡戸記念館」解体、観光推進課に2回目電凸、その2


新 渡戸稲 造第1弾 ~世界を結ぶ志~


韓国の日本貶めは止まらない

2016年04月08日 | 韓国

  国が崩壊しようかという危機にあっても、立て 直すなん て意識はないのか、相変わらず日本を貶めることに必死のようです。
  日本を叩くことで、崩壊の危機を忘れようとしているのでしょうか。それとも、日本を叩けば、助けてくれるとでも思っ ているの でしょうか。

  やはり、この国は、どうにもなりませんね。どうあっても、この国を未来永劫相手にしてはいけません。と言うか、消滅 させない と、少しでも残っている限り、未来永劫日本の足を引っ張りつづけるのじゃないでしょうか。

  この期に及んでも、子供達に嘘を教えるつもりのようです。こんな教育を受ける子供達こそ被害者でしょう。とは言いな がら、ま ともな教育を受けても、それ程、変化はないのかも。やはり、消滅させるべきでしょう。

    産経ニュースより   2016.3.30       

  「日 本の“教科書歪曲”に対応」 韓国「独島教育」強化に官民協力委

   【ソウル=名村隆寛】韓国で竹島に関する教育の強化や、自国の主張に沿った認識の国際社会への周知を目 的とする 官民合同の協力委員会が30日、発足した。日本による竹島領有権の主張などへの対応という。

  同委員会は国立国際教育院や海外文化弘報院を含む公的機関と、東海研究会など民間団体の計12機関・団体で構成さ れ、外務、 教育両省の次官が共同委員長を務める。海外での韓国に関連する「誤り」を探し集め、是正を進めるという。

  特に力を入れるのは竹島の領有権に関するもの。外務、教育両省では「今月18日に日本政府が独島(韓国での竹島の呼 称)に対 する不当な主張をし、歴史的事実を歪曲(わいきょく)した高校教科書を再び検定合格させたことへの対応」として、「独島教育の強 化」のため委員会で議論すると説明している。

  具体的には、海外の教科書関係者とのネットワークの構築▽誤りの申告システム作り▽「独島」に関する歪曲や誤り探し ▽海外の 教科書の誤りを分析▽誤りの是正に向けた海外での基盤構築▽留学生を対象にした歪曲是正-などに取り組む。また、竹島や日本海の 呼称記述など、韓国が主張する地名の誤りの調査、是正にも努める構えだ。

  一方、韓国国内では、4月11~15日を「独島教育週間」として全国の小中学、高校で「独島関連授業」を実施。副首 相が学校 を訪問し、「1日教授」を務める。また、指導教員を対象に「独島訪問研修」も実施するという。

  こんなこともやっていたようです。やはり、外務省がボケているという証拠でしょう。こんなことを許して、尚且つ、ま だ、気を 使って、きちんと非難することもしないのですから、本当に、どこの国の外務省なのでしょう。どうせなら、韓国の外務省にしても らったらどうでしょう。

  そうすれば、日本は新たな日本の為に仕事をする外務省を立ち上げることができるというものです。これなら、反日売国 左翼の追 放と新しい外務省の設立という日本に取っては一挙両得です。

   産経ニュースより   2016.4.3

  【歴 史戦】世界遺産登録、韓国民間団体が捏造資料で日本の登録を妨害 日本人写真「強制連行」として悪用


韓国の民間団体が作成し、配布した資料(右)の写真は、大正15年9月9日付「旭川新
                          聞」(左)
                          に掲載されたものと同一。記事は北海道の道路工事現場で働く日本人労働者が、一滴の水も与えられずに酷使さ
                          れた事件を報じたもので、時代も異なり、朝鮮半島出身者とはまったく関係がなかった。

 韓国の民間団体が作成し、配布した資料(右)の写真は、大正15年9月9日付 「旭川新 聞」(左)に掲載されたものと同一。記事は北海道の道路工事現 場で働く日本人労働者が、一滴の水も与えられずに酷使された事件を報じたもので、時代も異なり、朝鮮半島出身者とはまっ たく関係がなかった。


    韓国の民間団体が作成し、配布した資料(右)の写真は、大正15年9月9日付「旭川新聞」(左)に掲載されたものと同一。記事は北海道の道路工事現場で働 く日本人労働者が、一滴の水も与えられずに酷使された事件を報じたもので、時代も異なり、朝鮮半島出身者とはまったく関 係がな かった。
韓国の民間団体が作成し、配布した資料(右)の写真は、大正15年9月9日付「旭川新聞」(左)に掲載されたものと同 一。記事は 北海道の道路工事現場で働 く日本人労働者が、一滴の水も与えられずに酷使された事件を報じたもので、時代も異なり、朝鮮半島出身者とはまったく関係がな かった。

  昨夏の「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録をめぐり、韓国の民間団体が登録と直接関係ない資料を複数作 成、関係国 の選定委員らに配布し、組 織的な妨害工作を展開していたことが2日、新たに判明した。負傷した日本人労働者の写真を印象操作に使うなど、外交の舞台裏で、 官民挙げた反日宣伝を繰り 返していた実態が浮き彫りになった。

  韓国側が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会の全委員に配った冊子や宣伝ビラを、日本側関係者が入手 した。

  冊子は、痩せて負傷した労働者の写真を掲載し、「目覚めよ!ユネスコ 目覚めよ!世界 目覚めよ!人類」との文言が 英語で書 かれていた。だが、冊子を 産経新聞が調べたところ、大正15(1926)年9月に、当時、北海道にあった旭川新聞に掲載された写真の転用であることが分 かった。

  記事は北海道で労働者1人が死亡した道路建設現場での虐待致死事件を報じたもので、借金返済のために働いていて虐待 から逃れ た元記者の証言を掲載していた。ただ、記事中には、朝鮮半島出身者の存在をうかがわせる記述はなかった。

  しかし、冊子は写真について、「強制連行による労働を強いられた施設」「(世界遺産に)登録すれば韓国民の激しい反 発を招 き、東アジアでの緊張状態 を悪化させる」などと虚偽の主張を展開。日本政府が申請した23施設の世界文化遺産への登録阻止を狙い、まったく関係ない写真を 意図的に転載していたこと を裏付けた。冊子は、5万7千人の朝鮮半島出身者が、「forced labor(奴隷労働者)」として徴用されたとも記述し た。

  写真 は、国家総動員法に基づく国民徴用令(昭和14年)以前の出来事で、時代も異なるほか、朝鮮半島出身者に限っては19年から の適用で賃金も払われていた。 未払いなども、財産請求権の放棄などを決めた40年の日韓基本条約で、完全かつ最終的に解決済みというのが日本の立場だ。

  一方、韓国外務 省の真相究明委員会が作成した冊子では、「日本は自己反省なく歴史修正主義をとっている」「多くの女性がだまされ、誘拐され た」などと、世界遺産と関係な い慰安婦問題でも虚偽の日本批判を展開。別の冊子は、山口・萩の松下村塾を批判し、長州藩士の吉田松陰が「朝鮮半島への日本 の帝国主義を主導した」と断じ ていた。

  ■世界遺産登録問題 「明 治日本の産業革命遺産」の登録をめぐり、韓国側が「朝鮮人労働者が強制徴用された施設が含まれている」と反対し、ユネスコ世 界遺産委員会が紛糾。韓国の尹 炳世(ユン・ビョンセ)外相は昨年6月の岸田文雄外相との会談で協力を約束したが、「朝鮮半島出身者が非人道的な環境で強制 労働させられた」と土壇場で反 対。強制性の表記をめぐり、各国を巻き込んで最後までもつれた。


今、アジアで起きていること

2016年04月08日 | 日本再生

  週末恒例の【討 論!】は、台湾の独立が、やはり相当に難しいものであることが良く理解できました。特に、2/3 の30分過ぎからで詳しく語ってくれています。

  最終的には、中国の崩壊が起こらない限り、容易には実現しないというのが現実のようです。と言うことは、やはり、世 界が一致 して中国を叩き潰すことこそが台湾のみならずチベット、ウイグル、南モンゴルなどの独立の実現を齎すということです。

  それには、日米が本気になって台湾を支えるべきでしょう。つまりは、日米が、戦争と考え、中国から撤退して、中国を 崩壊させ るべきでしょう。
  何時までも、中国から利益を取ろうなんて甘い考えで撤退を躊躇っていれば、何時まで経っても中国が崩壊せず、世界の 崩壊に繋 がりかねないでしょう。いい加減に、日米は決断すべきです。

  アメリカは、元々、中国を過大評価していますが、戦後日本の劣化こそが中国を調子 づかせたのは間違い無いでしょう。ここらで、目を覚まし、責任を取るべきです。


アメリカの歴史学は一番遅れている

2016年04月08日 | アメリカ

  中国を過大評価して、今日のやりたい放題の国 を 造ってしまった責任は、アメリカにあると言えるでしょう。日本を大東亜戦争に引き摺りこんだのも、中国を手に入れたかったの も間違い無いでしょう。それは、あのルーズベルトの企みでもあったのでしょう。

  その中国に対する勘違いを未だに持ちつづけているようです。やはり、アメリカは頭が悪いようです。何時もの、宮崎さ ん が、そんなことを書いている本を紹介してくれています。 

  「宮崎正弘の国 際ニュース・早読み」より  平成28年(2016)4月3日(日曜日)  通算第4858号 
  
  宮 崎正 弘の国際ニュース・早読み

  書評 

  ルーズベルト神話に疑義を呈すると米国では『修正主義』のレッテルが貼られる
   ファーガソン教授さえ、プロパガンダ文書を検証なしで引用していた

  渡邊惣樹『アメリカの対日政策を読み解く』(草思社)

  この本は歴史エッセイ、論考、とりわけアメリカのご都合主義的な歴史認識、捏造、もしくは改竄、それこそ本物の歴史 観は 『修正主義』として排斥されている。

  アメリカの学会さえ、南京大虐殺、従軍慰安婦性奴隷説がうすうす虚偽と分かっていながらもガンとして譲らない。
政治プロパガンダを怒鳴り続けるアメリカの心底に流れるのは何か。渡邊氏は鋭利な刃物で抉り出すかのように、私たちの前 にそ の本質的なものを曝し出す。
  過去二、三年の間に氏が『正論』『文藝春秋スペシャル』などに書かれた論考をテーマ別に体系的に編んだ書物ではある が、 はじめからおわりまで体系だった編集上の工夫が感じられる。

  いくつか瞠目する箇所があるが、この稿では二つのことを指摘したい。
  評者(宮崎)は経済史家のファーガソン教授を一級の物書きと思ってきたが、さにあらず、彼も所詮はアメリカの政治プ ロパ ガンダに汚染されていた。
 
  「ニーアル・ファーがソン教授(ハーバード大学)は、金融史経済史の分野では評価が高く、(中略)しかし戦争問題を 扱っ た歴史書(『世界の戦争――憎しみに時代』)は史書として疑問符がつく」とされ、南京大虐殺の犠牲者を26万としたり、強姦 があって8000人から20000人が犠牲だとするプロパガンダを歴史的事実として、なんの検証もなく使用しているそう であ る。
「東史郎」なるデタラメ男は、なんと中国の反日歴史館へ行くと、絵はがきまで売店で売られて『英雄視』扱いされている。 中帰 連の幹部であった事実をファーがソンは知らない。彼が虐殺、強姦の作り話を作ったひとりである。
もし、「歴史家のプライドがあれば出典に挙げるのをためらう」ような偽歴史書をつかっている点で、「ファーがソンは歴史 家と して失格である」と断言している。

  もう一つ。共和党の異端児『ティパーティ』に関して、渡邊氏はこういう。
  「大きな政府がますまる大きくなったことへの反撥が拡がった。その反撥は共和党支持者の中から、『勝手連』のような スタ イルで澎湃と湧き上がってきたティパーティ運動となった。それは2010年半ばにはもはや無視できない国民運動の様相を呈 し、保守系のFOXテレビは頻繁に彼らの活動を報じるようになった(中略)。共通する主張は『規律のある財政』『小さな 政 府』、そして『規制の少ない市場再生』である。これはフランクリン・ルーズベルト大統領以前の、つまり彼の実施したニュー ディール前のアメリカに戻すべきだという主張そのものなのである。この主張を歴史的視点から検証しようとすれば、ルーズ ベル トの実施した内政や外交の見直しは避けられない。私は911テロ事件以後の政府発表を信じない国民の増加と、ティパーティ運 動の活発化は、日本の歴史検証の動きにプラスに働く重要なファクターになると考えている」

  まさに重要な指摘である。
  つまりニューディールは膨大な資金をばらまき、その恩恵にあずかれたのは権力に近い人々、この実態を隠蔽するために ルー ズベルトはあれほど欧州の戦争に干渉した。
 「不況から脱出したい金融資本家グループが、それを密かに支援したのではないのか」。だが、そうした疑義を呈するとア メリ カでは『歴史修正主義者』と罵倒され」、葬られてきたのだ。
 こうした観点から言えば、進んでいるはずのアメリカの歴史学は一番遅れていて、中国のレベルとどっこいどっこいという こと である。
 ほかにも紹介したい論考が多いが、紙幅がつきた。

  アメリカは、本当にバカなのか、それとも、分かっていてとぼけているのか。いずれにしても、それが中国を育ててし まった ことには間違い無いでしょう。
  もう好い加減目覚めて、中国を叩き潰すことを考えるべきでしょう。中国を叩き潰せば、進出企業などの損害は大きいで しょ うが、このまま、中国のやりたい放題を放っておけば、取り返しのつかない損害を被ることは間違い無いでしょう。
  であれば、今こそ、ある程度の損害を覚悟して、先に被るだろう損害を防ぐべきです。それは、ひいては、台湾やチベッ ト・ ウイグルなどを救うことにもなり、世界平和にとって大きな解決となるはずです。もう、決断すべき時です。
  
  その可能性があるのが、トランプ氏なのかもしれません。ということは、望み薄でしょうか。

  中国の経済での崩壊は間違い無いのでしょうが、共産党はどうなんでしょう。


  何とか、世界が手を合わせて、中国を叩き潰すことをやってもらいたいものですが、それを望むのは今の欺瞞に満ちたと いう か、腹黒い世界では無理なのでしょう。

そんなことで良いのか!

 


なぜ岸田外相は中国・王毅外相の不遜な主張に反論しないのか?

2016年04月08日 | 外務省

  昨日も、「訪日中国人のビザ緩和」などで、岸 田外相・ 外務省の腰の引けた対応に怒りをぶつけてしまいましたが、櫻井さんも、怒りは同じようです。
  それ以上に、今回は、4月27日 (水)、第 1051回の「世 界記憶遺産改革と外務省問題」でも取り上げた高橋史朗さんが警告してくれた中国の慰安婦問題の捏造によるユ ネスコへ の登録問題に警鐘を鳴らしてくれています。

  こんな中国に、未だに腰が引けた対応しかできない政府・岸田外相・外務省は、平和ボケというより、中国の下僕じゃな いでしょ うか。

  産経ニュースより     2016.5.2

  【櫻 井よしこ 美しき勁き国へ】 なぜ岸田外相は中国・王毅外相の不遜な主張に反論しないのか? 国をあげて歴史捏造に 立ち向か わねば

    岸田文雄外相に、王毅外相は北京で4月30日、ニコリともせずに言った。「中日関係は度々谷間に陥った」「その原因は日本側が一番よく分かっているので はないか」

 一方的な対日非難に等しい不遜な主張の王毅氏に、岸田氏は「両国外相の往来が途絶えていることは望ましくない」と、穏 やかに返 した。

 居丈高になる必要はないが、日本外交はこんなことでよいのか。中国は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に慰 安婦を登 録するため、昨年5月、韓国、北朝鮮、台湾、フィリピン、オランダと連帯委員会を発足させた。彼らは今月末の申請締め切りをにら んでいる。日本の外相として、王氏に慰安婦などの歴史問題を公正に扱うよう、冷静にクギを刺すくらいのことはすべきであ ろう。

 明星大学教授の高橋史朗氏が早くから警告してきた『中国人慰安婦 日本帝国の性奴隷からの証言』(UBCプレス)の凄 まじい内 容を外務官僚は岸田氏に伝えたのか。中国がユネスコに提出する申請資料の核となるとみられている書で、すでにCNNやウォールス トリート・ジャーナル紙などで紹介されている。

 同書は、上海師範大学教授の蘇智良氏ら3人の共著で、英文で250ページ余り。カナダのブリティッシュコロンビア大 学、香港大 学、オックスフォード大学の協力で出版された。内容は荒唐無稽だが、名門オックスフォード大学も出版に関わっているため国際社会 の信用を勝ち取りやすい。

 読めば、クマラスワミ報告を読むのと同様の暗澹たる思いになる。物語の非現実性と無残な描写は、日本人ではなくむしろ それを書 いた中国人の精神性をよく表現している。日本人は政治家、外交官、一般国民まで、中国人がどのように歴史を捏造するか、知ってお くべきだ。

 「序言」にはいきなり15歳のリュー・ミアンフアン氏が母親の眼前で日本軍に拉致されたという以下の証言が登場する。 日本軍は 村人を一カ所に集めた。30歳前後の日本兵が「お前はとても美しい」と、彼女を引きずり出した。抵抗してひどく殴られた。3~4 時間歩かされ、日本軍の拠点に連行された。その日「数人の日本兵」に犯された。

 娘を心配した父親が、飼っていたヒツジ全てを売り払い、銀貨100枚の身請け金を用意した。軍の拠点を訪れ、日本の軍 人に叩頭 して娘の解放を頼んだ。父親は通訳を介し、娘は病気だ、解放されて病気が癒えたら必ず連れ戻すとも懇願した。日本軍は金を受け取 り解放に応じた。

 このような話、日本軍が身請け金を受け取るなど逆立ちしてもあり得ないと、日本人ならわかる。身請け話が真実でなけれ ば、日本 軍が女性の美醜を吟味して直接連行したという、そもそもの事の始まりも真実かと疑うものだ。

 しかし、これは序の口だ。蘇氏は同書で中国人慰安婦102人の証言を記録したとして、87人は日本軍が「直接」拉致し たと断じ ている。

 同書では慰安婦は全体で約40万人、少なくとも半分は中国人慰安婦で、日本軍が中国人慰安婦の大部分を自らの手で拉致 したとい う非難が繰り返される。日本軍の直接関与と女性への苛酷な扱いが、中国における日本軍の特徴だと日本政府の責任を問うている。

 蘇氏は上海大学の中国慰安婦研究センター長でもある。同センターの統計に基づいて、慰安婦の75%が日本軍に蹂躙され て死亡し た、その数は(40万人の75%で)30万人という報道もなされている。

 同センターの慰安婦研究に中国政府から資金が出ていることを高橋氏が指摘しており、中国政府が慰安婦に関する蘇氏らの 捏造を背 後から支えていると言ってよいだろう。中国は本格的な対日歴史戦を仕掛けてきているのである。反日教育で醸成された中国人の底知 れぬ暗い情念と、そこから生まれる歴史戦のとてつもない厳しさを、日本人、とりわけ外務省は認識しているのか。

 著書には日本人の残虐性を描写するくだりが多数あるが、それらはいずれも日本人の行動ではなく、むしろ中国の古書「資 治通鑑」 に見られる中国人の行動に通底する。たとえば日本軍は「6カ月の妊婦を裸にして広場のテーブルに縛りつけ、乱暴を働きながら撮影 し、腹部を切り裂き銃剣で胎児を引き出した」などである。

 この種の無残な記述のあと、同書は、日本兵が生まれつき邪悪でないと仮定しても、「日本軍の残忍さと無慈悲さは理解し 難い」と 書いて、あたかも日本人が中国人や米国人らとは異なる特殊な蛮民であるかのように貶めている。

 昨年、中国はユネスコの記憶遺産に「南京事件」を登録、日本はそれを防げなかった。今回、慰安婦の登録を阻止できるの か。記憶 遺産の選考過程をより公正・透明にする制度改革が進みつつあるのは日本政府の働きかけとして評価してよい。だが、制度改革だけで は不十分だ。中国の登録を止めても、捏造された歴史を覆す情報を日本側は精査し、発信準備を整えているか。

 安倍晋三首相は慰安婦問題で、「性奴隷あるいは20万人といった事実はない」「強制連行」を示すものはない。「軍の関 与」は慰 安所の設置、健康管理、衛生管理、移送についてだと明確に回答済みだ。

 外務省は一連の首相発言を同省ホームページにも掲載していない。客観的事実の発信は日韓慰安婦合意にも反しないが、発 信する気 がないのか。発信だけでなく、捏造を覆す情報の発掘や研究にも外務省は消極的である。国家あげての中国の企みに、日本も国をあげ て立ち向かわなければならないいま、民間情報センターの必要性を痛感するものだ。

  なんで、ここまでやられていながら、強い態度もとれない国は、やはりもう崩壊間際の危機ですね。ここは、何があって も、国交 断絶に踏みきる必要があります。いい加減に決断すべきです。