今回の熊本の地震は、今までの常識であると思 われた、 余震は最初の本震より小さいというものが見事に裏切られ、油断した被害者に追い討ちをかけるという悲惨なことになってしまいまし た。
日本人は、益々、地震というものを恐れなければならなくなりました。とは言え、日頃から、そう覚悟しておくことはこ れからは 大切になるでしょうし、犠牲者を防ぐきっかけになれば良いのじゃないでしょうか。
それにしても、素晴らしい国に産まれたことを感謝しながらも、それも、こうした災害によって鍛えられた一面もあると 考える と、複雑なものはありますね。
津波の犠牲の時もそうでしたが、こうしたことをきちんと教育しておくことの大切さを今更ながらに思わずにいられませ ん。戦後 の日本は、あらゆるところで、教育の歪みによる劣化が進んでいるようです。
お金の為に魂を売った教育界は、自分達が何をやっているかを、もっと真剣に考えて反省したもらいたいものです。
その、戦後の教育が齎した、日本人の劣化の酷さを産経抄が取り上げてくれています。
産経ニュースより 2016.4.16
【産 経抄】
日ごろ、声高に平和や理想を説く人ほど、同胞の命や他者の気持ちに関心が薄くはないか。社民党の福島瑞穂前党首は熊 本地震発 生の2時間後に、自身のツイッターで「ハッピー!ハッピー!」とつぶやいた。頻繁に余震が続くさなかにである。仮に震災に気づい ていなかったとしても、危機管理能力が問われよう。
一方、同党の夏の参院選公認候補は、九州電力に鹿児島県薩摩川内市の川内原発の稼働を止めるよう電話し、ツイッター でこう 訴えた。「もう誰の故郷も電力会社や、原発利権に縛られた日本政府、与党議員などに、奪われたくない」。
熊本の被災者は二の次で、己の政治的主張を優先したとの印象を受ける。公認候補はガイガー(放射線量計測器)による 監視も 勧めていたが、川内原発付近の揺れは震度4で原発はびくともしていない。
共産党も負けてはいない。池内沙織衆院議員は、やはり「川内原発を今すぐ止めよ」「福島原発事故は収束しておらず、 被災者 の生活苦は終わっていない」などと書き込んだ。全く異なる事例をいたずらに同一視し、国民の不安をあおっている。
民進党の公式ツイッターにはさらにあきれた。「東日本大震災時の自民党のような対応を望みます」との与野党休戦を望 む真摯 (しんし)な投稿に対し、「それじゃあダメでしょうね」とちゃかして自民党批判を展開したほか、反論に「なんで?」とぞんざいに 答えるなどして炎上した。
共通するのは、大災害に際してもまず主義・主張や党利党略ありきの姿勢である。彼らは、憲法への緊急事態条項の盛り 込みに 反対している点でも軌を一にしている。現行憲法下で平和を唱えさえしていれば、わが国には危機管理は必要ないと信じているのかも しれない。
教育の恐ろしさを見事に証明しているのが、この地震に対する台湾と韓国の反応です。同じように日本であった両国が、 戦後の教 育などで如何に変わるのかを証明してくれています。
資質の違いもあるのでしょうが、やはり、教育の恐ろしさじゃないでしょうか。
反日売国左翼と韓国人とは、本当にそっくりの精神構造ですね。教育というのは、これ程違った資質を持っているはずの 人達も同 じように劣化させてしまうのです。本当に、教育こそが全ての基本ですね。
一日も早く、教育を正常化しないことには、全ての日本人があの人たちと同じになってしまっては手遅れです。急ぎま しょう。