慰安婦問題の捏造を載せている教科書を擁護す るアメリ カを中心とする20人の学者に日本の50人の学者の方達が反論してくれてことを、2015年10月23日 (金)、第 864回の「“反 日”女性米学者の『歴史』声明は政治活動」や12月10日 (木)、第 539回の「米 歴史学会誌が日本人学者50人の反論を掲載」などで取り上げてきました。
その反論を、改めて『ジャパン・タイムズ』に送ったところ、掲載されたそうです。その日本語訳がPDFでアップされ ているよ うです。
宮崎さんが読者の声で取り上げてくれています。
「宮崎正弘の国 際ニュース・早読み」より 平成28年(2016)4月19日(火曜日) 通算第4881号
宮 崎正弘の 国際ニュース・早読み
読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
(読者の声1) 慰安婦問題で「20人のアメリカ人歴史家」に対する挑戦:山下英次(『ジャパン・タイムズ』「オピニオン・ページ」への寄稿)をご紹介します。
山下英次氏(大阪市立大学名誉教授)と50人の日本人学者が、「20人のアメリカの歴史家の声明」に対する反論を昨年 9月に発 表し、世界に発信したことは、Newsletter 100Jにてご案内しました。
この反論文は、アメリカ歴史学会(AHA)の機関誌『歴史展望』(Perspectives on History)の昨年12月号に掲載され、さらに『ジャパン・タイムズ』紙の12月12日付けで報道され、ワシントンD.C.をベースとした教育関連の 電子雑誌『高等教育の内情』(Inside Higher Ed)の12月号でも取り上げらました。
山下教授はこの反論の趣旨をより詳述する論文を『ジャパン・タイムズ』に送ったところ、3月10日号のオピニオン欄に 掲載され ました。
紙面版:http://www.sdh-fact.com/CL/2016-03-10-JT-paper.pdf
ウェッブ版:
http://www.japantimes.co.jp/opinion/2016/03/09/commentary/japan-commentary/challenging-20-american-historians/#.VxBSCMvyWM8
その日本語訳と、山下教授による注釈をご参考までにご案内します。国際的な論戦に実質勝利していることがご理解いた だけるか と思います。 (「史実を世界に発信する会」、茂木弘道)
2016 年3月10日付け『ジャパン・タイムズ』紙「オピニオン・ページ」論評欄への寄稿文の邦訳
「20人のアメリカ人歴史家」に対する挑戦 山下英次
かなり長いので、是非、リンク元で読んでください。それにしても、これも、民間の方達がやってくれているのです。
全く、こんな大事なことを、政府・外務省は全くやろうとしないのは、一体、どういう考えなのでしょう。少しは、日本の 為に仕事 をする気にならないのでしょうか。
やはり、余程、日本が嫌いな人達が集まっているようです。本当に腹立たしいですね。
4月15日 (金)、第 666回の「ひ とりごとさん復活」で、【田母 神 横領買収事件】DHCシアターへ通告、イエロージャーナリズムへの反省を求む[桜H28/4/11] を 取り上げ ましたが、DHCシアターから回答があったそうです。
あれから、田母神さんの逮捕もあり、虎の門ニュースも田母神さんの出番はなくなってしまいました。結局、喜んだのは 反日売国 左翼達じゃないかと考えると、余りにも勿体ないですね。
衆参同時選挙も熊本の地震で危なくなって来たようですし、折角、多くの日本人が目覚めて、日本を一気に再生できそう だった風 向きが怪しくなって来たように思うのは私だけでしょうか。
これが、逆風になるのか、それとも、もっとしっかりと日本再生に取り組めという八百万の神の叱咤激励なのでしょう か。そうで あるのなら良いのですが、これで、再生が吹っ飛ばないかと心配になってしまいます。もし、安倍さんでできなければ、次は、無いの じゃないでしょうか。
死ぬまでには絶対に目にしたいと、待ちに待っ てい る中国の崩壊は、まだ実現せず、どうやら、この勝負は負けになりそうなき画してきました。
とは言いながら、最後まで諦めずに期待して待ちます。
宮崎さんが香港の学生さんの心意気を書いてくれています。頑張って崩壊のきっかけにしてもらいたいものですが、どう なる ことやら。台湾のように一気に空気が変われば良いですが、中国は、それほど甘くは無いようです。
「宮崎正弘の国 際ニュース・早読み」より 平成28年(2016)4月19日(火曜日)弐 通算第4882号
宮 崎正 弘の国際ニュース・早読み
香港の学生運動は「香港独立を目指す」と宣言
中国は「ただちに軍隊を送り込み、香港を制圧するだろう」と中国側学者
香港では「雨傘革命」の残滓が様々な形で政治に投影されてきた。
2月に香港を取材したとき、「天安門事件記念館」がすでに閉鎖されていることを知った。中国の抗議にビルのオーナーが 移転 を執拗に要請したからだった。
習近平批判本を準備していた銅鑼湾書店の店主、店員五名の行方不明は、中国の公安による拉致と判明したが、連日数千の デ モ、抗議集会が行われた。銅鑼湾書店に行ってみるとシャッターが下ろされ、営業していなかった。
香港大学では北京寄りの学長人事に学生が抗議し座り込みを行い、また町ではあちこちに暴動が頻発していた。
台湾で「ひまわり学生運動」の流れを組む若者五名が国会議員となったことに、彼らは奮発していた。
四月になって学生等は「香港独立運動」を始めたが、先週、「民主党」の一部議員や支持する学者等が、この運動に合流 し、4 月18日には北角の大学でフォーラムを開催した。
この席上、香港独立を唱える学生等に対して、北京寄りの学者からは「そんなことをしたら、中国は直ちに軍隊を派遣し、 この 町を制圧する」と独立運動に水を差した。
すると学生指導者が立ち上がり「くるなら来てみろ。俺たちを拉致してみろよ」と弁ずるなど会場は騒然となった。
97年返還前だったが、やはり筆者が香港を取材した折、反共、自由、民主を呼びかける言論人、雑誌経営者ら十数名にあ つ まったもらい討論会を開催したことがあった。
席上、「香港の独立を考えないのか」と初歩的な質問をしたところ、もっとも保守的なジャーナリストが言った。
「われわれの望みはまさに独立です。しかし、香港は水と食料を中国から供給されている以上、物理的に独立はあり得な い。こ ころの中で希望を持ち続けるしか無いのです」と答えたのが印象的で、いまも耳元に残っている。
なるほど、こんな弱点があるんですね。それにしても、学生にこうした機運が満ちているということは期待できますね。 日本 の平和ボケの学生とは大違いのようです。
本来なら、世界が一致して、香港の応援をすべきと思うのですが、そんな根性のある国はないようです。もっと真剣に中 国崩 壊を仕掛けるべきと思うのですが、世界は、そうは思わないようです。未だに、中国の延命を望んでいるのでしょうか。何とも、 甘いですね。
甘いといえば、一番甘いのが日本であることは間違い無いし、そのきっかけを作ったのは、3月21日 (月)、第 1014回の 「田 中角栄と朝日新聞の売国犯罪」などで取り上げたように、田中角栄を筆頭とする日本の政治家や反日売国マスコ ミで あることは間違い無いでしょう。
大高美貴さんが、鬼塚氏の最後の著作『田 中角 栄こそが対中売国者である』(成甲書房)を紹介してくれています。
中国をここまで厄介な国にしたのは、日本であることは間違い無いのですから、いい加減に目を覚まして、その責任を取 る為 にも、先頭を切って国交断絶に踏みきってもらいたいものです。
昨日に続いて、日本に巣食う素晴らしい政党の 話題で す。これだけ腐りきった政党が消滅せずに未だに存在していることこそ、日本人の劣化の証明であることは間違い無いですね。
世界を見ても、自分の国を貶めるための政党を持つ国って、日本くらいなのじゃないでしょうか。国を愛する議員が、左 右の考え をぶつけ合って、如何に国を良くするかの議論を戦わせるという、普通の国になってもらいたいと思うのは私だけではないでしょう。
阿比留さんが、今日もあのバカ政党に呆れ返って、アレのやったことを反省もしない酷さを鋭く書いてくれています。
産経ニュースより 2016.4.18
【阿 比留瑠比の視線】民進党に「立憲主義」を語る資格があるのか? 菅直人政権が法律を踏みにじったことを忘れてはなら ぬ
「自由と民主主義に立脚した立憲主義を断固として守る」
民進党の綱領はこう高らかにうたっている。一時は、「立憲民主党」という党名も模索しただけに、よほど立憲主義に強 い思い入 れがあるのだろう。
以前は、新聞紙面でほとんど見かけなかったこの言葉だが、昨年の安全保障関連法審議と憲法解釈の議論などをきっかけ に、メ ディアに頻繁に登場するようになった。
定義はいろいろできるにしろ、おおよそ「政府による統治行為を憲法にのっとって行う原理」「権力者の恣意(しい)に よってで はなく、法に従って権力が行使されるべきだとの原則」といった意味である。
民進党をはじめ野党や一部メディア、憲法学者らは、例えば安倍晋三首相の憲法観を語る際に「立憲主義に真っ向から反 する」 (菅直人元首相)などと批判する文脈で多用する。安倍首相やその政権が憲法を軽視しているとレッテルを貼るのに、使い勝手がよい 言葉でもあるようだ。
とはいえ、民進党がまるで立憲主義の守護者か、忠実な履行者であるかのように振る舞うのには違和感を覚える。民進党 の前身で ある民主党の政権担当時は、果たしてどうだったか。
試みに、菅政権当時のことを少し振り返ってみたい。菅氏という「憲法には三権分立だなんてどこにも書いていな い」と三 権分立の原則を否定し、「民主主義とは期限を区切った独裁」を持論とする為政者をいただいた時代である。
菅氏は、首相就任3カ月の時点で起きた平成22年9月の中国漁船衝突事件では、海上保安庁の巡視船に体当たり した中国 人船長を超法規的に釈放・不起訴とさせた。
天皇陛下に習近平・中国国家副主席(当時)とのルール破りの「特例会見」を強いた鳩山由紀夫政権と合わせ、中 国に日本 は恫喝(どうかつ)すれば法をねじ曲げて対応する「人治国家」であると思わせた弊害は大きい。
翌23年3月に起きた東日本大震災をめぐっては、菅氏の順法精神の決定的な欠落がいよいよ顕著に表れた。
原子力災害対策特別措置法は首相に、原発で重大事故発生の報告があったときは直ちに「原子力緊急事態」を宣言 し、自治体 首長らに避難指示を行うべきことを定めている。ところが菅氏は、野党との党首会談後に宣言を後回しし、さらに法律の文言にこ だわっていたずらに初動を遅らせた。
震災と原発事故が、安全保障会議設置法で「会議に諮らなければならない」と規定される「重大緊急事態」に該当す るにもか かわらず安保会議は開かなかった。
5月には法的根拠のないまま中部電力に浜岡原発の停止を無理強いし、7月には担当相である海江田万里経済産業相 の「安全 宣言」をひっくり返し、原発へのストレステスト(耐性検査)導入を言い出した。
かと思うと、閣議にも諮らずに記者会見でいきなり「脱原発宣言」を打ち出し、閣内で批判されると「個人の考え だ」と 引っ込めた。当時、取材先の官僚からこんな愚痴を聞いたのを覚えている。
「菅政権の人たちは、法律や条令を守ろうという意識が全くない」
厳格な法によって国家を治める法家思想の大成者とされる韓非子は、指導者が国を危うくする政治手法の最たるも のとし て、次のように指摘している。
「第一は、規則があるのにその中で勝手な裁量をすること。第二は、法規をはみ出してその外で勝手な裁断を下す こと」
当時の菅氏の姿そのものであり、立憲主義とははるかに遠い。民進党が政権担当時の自分たちの所業について、反 省も見せ ずに立憲主義を言い募っても、しらけてしまうのである。(論説委員兼政治部編集委員・阿比留瑠比 あびる るい)
あの、アレがやったことを反省もできずに、同じことをやろうとしているでしょうか。全く、救いようのない党ですね。 名前を変 えて、こうすれば、バカな国民も騙せるとたかをくくっているのでしょうか。何とも、国民を舐めたものです。と言うか、最初から、 国民や国のため何て気概はかけらもないのでしょう。
やはり、お隣の国の為に働いているのかもしれません。