団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★安楽死と尊厳死は違う

2018年01月17日 | 尊厳死

  世間の役にも立たず、無駄飯食らいの身としては、ここでも何度も書いているように、一日も早くあちらの世界に行きたいと願っているのですが、長患いで家族に迷惑を懸けることだけは避けたいものです。
  そんな思いから「尊厳死」について何度も取り上げてきました。
  
  そんな私も、尊厳死と安楽死は、同じものだと思っていました。ところが、これが全く違うもののようです。
  産経が、詳しく取り上げてくれています。かなり長いので、全文はリンク元で読んでください。
  
  iRONNAより 

  「安楽死で逝かせて」橋田壽賀子の主張はここがおかしい

  長尾和宏(長尾クリニック院長、日本尊厳死協会副理事長)

 脚本家の橋田壽賀子さんが『安楽死で死なせて下さい』という本を書かれた。多くの人が彼女の主張に賛同し、にわかに安楽死議論が盛んになっている。93歳の橋田さんは、もし認知症になると人に迷惑をかけるから、そうなる前にスイスの「ディグニタス」という安楽死支援組織に行き、そこで安楽死したいと主張されている。

 安楽死とは、まだ十分に余命がある人に医師が薬剤を用いて、死期を大幅に早める行為である。日本において安楽死は認められておらず、もし医師がそれを行うと殺人罪で逮捕される。しかし、欧米には法律で安楽死を認めている国がいくつかある。

話題になった脚本家の橋田壽賀子さんの著書
『安楽死で死なせて下さい』
 そのひとつであるスイスには3つの安楽死組織がある。そのうちディグニタスというNPO法人は外国人も受け入れている。筆者は5年前、「死の権利・世界連合」の大会がスイスで開催された際、チューリヒ郊外にあるディグニタスが運営する「看取りの家」を訪問し、代表から直接説明を聞く機会があった。

 そこには安楽死を望むスイス国民に混じって、安楽死が認められていないイギリスやドイツから主に末期がんの患者さんがやってくる。近くの病院を受診し、安楽死の条件のひとつである「余命半年」と診断されたら「自殺薬」を処方される。その薬を飲む前日には看取りの家の庭で家族や友人とお別れパーティーが開かれる。しかし、薬を飲むときはひとりである。NPO職員が死亡を確認すると、スイス警察が入り検視が行われる。遺体は近くで火葬され、骨となって本国に帰る。かかる費用はおおよそ100万円程度だ。橋田さんはそこに行き、安楽死したいと主張されている。

 そんな橋田さんにお伝えしたいことがある。私は尼崎の町医者である。外来診療の合間に在宅患者さんを訪問診療や往診をする。医師になり34年間、病院と在宅で2000人以上の死亡診断書を書いてきた。現在、年間100人以上の在宅看取りに寄り添っている。末期がんの人に関わると、9割以上の確率で自宅で看取っている。

 延命治療を行わず枯れていくことを容認し、上手に緩和医療を行えば、死ぬときは一般の人が想像するように苦しみはない。旅立つその日まで食べたり話したりできる。看取るのは末期がんだけではなく、半数はがん以外である。認知症や老衰、神経難病や慢性心不全や慢性腎不全など病気の種類を問わず、自宅での穏やかな最期が可能である。在宅医療というと家族介護のイメージが強いかもしれないが、独居の末期がんや認知症終末期であっても、本人が在宅での最期を希望すれば普通に看取っている。

 その詳細は、昨年末に上梓した『痛くない死に方』に詳しく述べた。また、全国の在宅看取りの現状に関しては私が監修した週刊朝日ムック『さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん』に詳細なデータが公開されている。「独居の看取り」に関しても、勇美記念財団の支援を得て私がリーダーとなり実態調査やそれが可能となる町づくりのための提言を行っているところだ。たとえ独居の認知症であっても、24時間定期巡回型の訪問介護・看護があれば最後まで自宅で楽しく暮らすことに、なんの問題もない。しかし、多くの市民や病院のスタッフはこうした実態を知らないし、なかなか信じてもらえない。…中略

 マスコミではよく尊厳死と安楽死を取り間違えて報道している。2年前の11月1日に脳腫瘍で余命半年と宣告された29歳のブリタニー・メイナードさんが、予告通り米オレゴン州の自宅で亡くなった。これは自殺ないし医師による自殺幇助(ほうじょ)ないし安楽死である。しかし、多くのマスコミはこれを「尊厳死」と誤報した。しかしその後修正も検証もない。

 また「尊厳死させられる」とか「安楽死させられる」という表現を見かけるが、尊厳死にせよ安楽死にせよ「受動態」では決してなくあくまで「能動態」である。障害者施設の入所者殺傷事件において「安楽死させた」という表現は誤りである。あのような忌まわしい事件は単なる殺人事件であり、安楽死とはなんの関係もないことは明記しておきたい。

 以上をまとめると、橋田さんがいくら安楽死を望んでも、ディグニタス側は彼女を受け入れないのではないだろうか。なぜなら、日本はLWさえも法的担保されていない(できない)国であることを彼らはよく知っているからだ。彼らは国内法に基づいて粛々と本人の意思を尊重しているだけであり、裁判沙汰や国際的事件になることを嫌う。そもそも日本は、LW前提の安楽死どころか尊厳死すら議論が封殺されているような国だ。そんなややこしい国からやってきた人をスイス人が殺したらどんなことになるのか…
病気になり判断能力が失われた場合の処置を、事前に記したリビングウイル
 さらに、内閣府がLWの啓発自体を明確に否定している現状も明記しておきたい。その理由は「患者がLWを表明すると医師の訴訟リスクが高まる」である。私は逆だと思う。在宅看取りのほとんどが尊厳死であるが、患者さんがLWを表明していると私たち医療スタッフは本当に助かる。多くの尊厳死を診ている在宅医仲間も同意見である。あまりにも時代に真っ向から逆行する政府の見識である。しかも、今秋から「LW裁判」という行政訴訟が東京地裁で始まっているような国である。もし機会があればその行方についても論じたい。

 いずれにせよLWを書き、それを受け入れてくれる近くの医師や看護師を探しておけば、そんな異国の地にわざわざ行かなくても、橋田さんは住み慣れた自宅で最期まで暮らしピンピンコロリに近い形で穏やかに暮らすことができる。日本に法律はないけども、LWを包みこむACPという「和」の文化や「阿吽(あうん)の呼吸」がある国である。

 橋田さんの安楽死願望を水泳に例えてみよう。日本はまだ10メートルも泳げない「世界一のカナヅチ」の国だ。しかし、橋田さんがいきなり「私は10キロ泳ぎたい」と主張しても現実的ではない。もしかなうならば、橋田さんにまずはLWやそれに基づく尊厳死の啓発に協力していただきたい。小泉純一郎元首相や脚本家の倉本聰さんには日本尊厳死協会の顧問としてLWの普及啓発に努めていただいている。

 日本人にはなじまない安楽死に世論を導くのではなく、日本が「在宅での尊厳死(平穏死)」が可能である国であることを広く橋田ファン、そして世界に発信していただきたい。しかし、これまであまりにもタブー視されてきた「死」に関する議論に大きな風穴を開けていただいたことには深く感謝を申し上げたいのである。

  安楽死は難しいようですね。安楽死となると家族や医者にも苦悩を与えそうです。やはり素直に延命治療のない尊厳死の方が日本には受け入れられるのかも知れません。

  それにしても、ここでも政治の怠慢があるんですね。と言うかやはり反日売国左翼・在日共の反対が怖いのでしょう。全く、就職の為の議員ばかりということでしょう。命を懸けて政治をやるという気概なんてないのでしょうね。

  尊厳死が当然となれば、医療費の増大も解決出来、その予算を福祉にも回せるでしょう。これこそが、政治が取り組むべき問題ですが、選挙の怖い政治家には出来ないのでしょう。何とも情けないですね。


★日本人なら知っておきたい大和の心

2018年01月17日 | 誇れる日本

  昨日のイザベラ・バードやシュリーマンが見た民度の高い日本人が、維新後、特に大東亜戦争以後、何故、ここまで堕落してしまったのか。
  そこには、あのGHQによる狡猾な洗脳教育があることは、ネットのお陰で多くの人が知るようになって来ました。私などはその典型的な例じゃないでしょうか。
  学校で教えられたことを疑うことも無く信じ、日本人がどうしても好きになれませんでした。と言うか、堕落した今の日本人は、今でもあまり好きではありません。しかしながら、この先人と先人の造り上げて来た日本の素晴らしさは、今では誇りに思っています。
 
  そんなことを再確認させてくれる動画がありました。

  教育の罪深さを思わずにはいられません。と言うか、世界一誇れる歴史を持つ日本人が、何故、こんな理不尽な教育を受けなければならないのでしょう。
  一日も早く、この誇れる歴史を国民に教育してもらいたい。こんな素晴らしい歴史を持つ誇りを皆で分かち合いたいものです。それこそが、日本再生の近道です。

平昌五輪、紙切れトイレ!

2018年01月17日 | 韓国

  昨日の日韓合意問題と同時に北の平昌五輪参加まで決まったようです。韓国はどうなるんでしょう。
  その五輪も、15日、第1679回の「五輪応援どころではない“魔の地”平昌 」で取り上げたように施設は怪しそうです。本当にまともに開催されるのでしょうか。

  日本がチケットを購入してくれたそうですが、どうせなら在日の方々が全員で参加されたら良いのじゃないでしょうか。祖国の為に一肌脱げる絶好のチャンスです。ついでに、そのまま韓国に住み着いてくれたら日韓両国にとって最高の結果でしょう。

  さて、その会場もまだまだ問題がありそうです。  

  産経ニュースより    2018.1.9

 【薄氷の祭典 平昌五輪まで1カ月(下)】チケットあっても客は来ず!?ぼったくり余波、厳寒開会式、紙切れトイレ!

 韓国で2月に開幕する平昌五輪で当初、心配されていたのが入場券販売の低迷だ。だが、昨年10月末まで約3割にとどまっていた販売率が11月に5割台に跳ね上がった。五輪入場券は3日現在、目標の64%に当たる約68万5千枚が販売され、パラリンピックでも目標の5割に達した。

 聖火リレーや五輪を記念したダウンコートのブームの影響も指摘されるが、裏には自治体や企業が不人気種目の入場券を大量購入した動きもあった。販売低迷を憂慮し、李洛淵(イ・ナギョン)首相が昨年10月、自治体に協力を呼びかけ、ソウル市では、約10億ウォン(約1億円)の予算を投じて大量購入した。

 ただ、韓国メディアは、新たな問題も警戒する。チケットを手に入れながら会場に現れない「ノーショー」問題だ。昨年2月のテストイベントの一つで前売り券を持つ客の9割近くが来場しなかったという。

 自治体が購入した入場券は支援の必要な世帯などに無料で配られる見通しだが、宿泊や交通費の負担から観戦を諦めるケースが考えられる。大会組織委員会は空席が目立つ場合、ボランティアらで埋める計画だというが、そのボランティアさえ、一部が本番に来ない事態も危惧されている。

 「組織委が全室を使う予定だったが、全てキャンセルになった」。平昌のホテル業者の一人はこう説明し、ため息をついた。

 中央日報は、組織委が関係者向けに多くの宿泊施設を押さえていたが、国際オリンピック委員会(IOC)の要請分が大きく減り、約5500室の予約をキャンセルしたと伝えた。朝鮮半島情勢への不安視も影響したとみられている。

 追い打ちを掛けたのが、ぼったくりの余波だ。五輪期間中、1室50万ウォンを超える料金をふっかけたり、個人予約を受け付けなかったりする業者の実態が報じられ、逆に敬遠を招いた。平昌の宿泊施設の五輪期間中の予約率は昨年末現在、3割台にとどまり、業者の間では「空室を心配しているのが実情だ」という。

 高速鉄道のKTXが会場のある平昌や江陵(カンヌン)まで開通し、宿泊客がソウルに流れることも予想される。平昌の宿泊業団体は昨年末、「2人1泊16万ウォン以上は取らない」と宣言。江陵市も昨年12月、遅ればせながら取り締まりに乗り出した。

 一方で、大会期間が帰省客で混み合う2月15~18日の旧正月の連休と重なり、KTXの乗車券が確保できない状況も懸念される。

 最も関心を集めている一つが“厳寒の開会式”だ。夜間に開会式が行われる平昌の「オリンピックプラザ」は大会後に一部解体されるため、天井が設けられず、吹きさらしとなる。この地域は強風で知られ、体感温度が氷点下20度近くに下がる恐れもあるという。

 昨年11月に五輪を記念した韓流アイドルらのコンサートが開かれた際、低体温症で救急搬送される観客も出た。組織委は急遽、会場を防風幕で覆うことを決めた。客席付近にヒーターを設置するほか、観客に使い捨てカイロや膝掛けなど「防寒5点セット」を配る予定だ。ただ、大会関係者は「前もって個人で寒さ対策をしてもらうことも必要だ」と強調する。

 周辺のトイレの整備も進み、開閉会式場がある横渓のバスターミナルのトイレも改装された。しかし、記者が何度か見ても、トイレットペーパーは改装前同様、切れたまま。ソフト面での配慮が行き渡っていない現状を印象づけた。

 さまざまな不安要素を抱えながら来月には、韓国の威信を懸けた五輪が幕を開く。(平昌 桜井紀雄)

  観客数は、日本からの在日の方たちの全員参加で問題は無くなるのじゃないでしょうか。やはり、在日の方たちに祖国の為に頑張ってもらいましょう。

  それにしても、どんな大会になるのでしょう。楽しみですね。と言うか、やはり、世界のボイコットで南北大会なんてことにならないものでしょうか。


国連の対北制裁強化で追い込まれる習主席

2018年01月17日 | 中国

  北制裁はトランプさんの中国に対する罠だと期待していたのですが、その後のモタモタした動きにどこまで期待したら良いのかと疑問を感じる毎日です。

  何時もの産経の田村さんも、この北制裁にはアメリカの中国への制裁が隠れていると書いてくれています。
  そうであって欲しいものです。

  産経ニュースより      2018.1.6

 【田村秀男のお金は知っている】国 連の対北制裁強化で追い込まれる習主席 「抜け穴」封じなければ米から制裁の恐れ

 国連安全保障理事会は先月、2017年11月末に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮に対する新たな制裁を決 議した。石油精製製品の対北輸出上限を年間50万バレルに引き下げることが主な内容だ。(夕刊フジ)

 本欄は国連安保理が8月に決めた上限枠200万バレルは中国の2016年の対北供給量に匹敵することから制裁効果に疑問を 呈してきたが、トランプ政権も同じ見方を持っていたのだろう。今後の問題は、中国の習近平政権がきちんと履行するかどうか だ。

 米政府は中国などの対北石油製品輸出は年間450万バレルと推定し、今回の決議でその9割が削減されるという。50万バレ ルまで削減するためには、ロシアや中東など中国以外からの石油製品の対北積み出しルートを全面封鎖するのに加えて、中国も 16年比で4分の1以下まで出荷量を抑えるしかなくなる。

 北朝鮮と国境を挟んで陸ルートで結ばれている中国からは闇取引で石油製品が高い価格で供給されてきたが、これからは習政権 がそうした裏ルートを厳しく取り締まらない限り、米国から対中制裁を受ける恐れがある。

 中国は核実験やミサイル発射を繰り返す北に対し、昨年春までは貿易を拡大してきた。国連制裁そのものが「大甘」だったから だ。グ ラフは中国の対北石油製品輸出と、北の最大の外貨獲得源である石炭の対北輸入の推移である。一目瞭然、オバマ米 政権までは北京の対応はまさに馬耳東風といったところだった。

 対中強硬策をちらつかせるトランプ政権になって、ようやく中国が重い腰を上げ、米国が示す厳しい対北制裁決議案に難色を示 しながらも、緩い内容の制裁案にすることで妥協してきた。8月には北の石炭と鉄鉱石・鉄鋼製品輸出禁止に同意し、9月には米 国案を骨抜きにしたうえで原油と石油製品の対北輸出規制に応じた。

 グラフは中国側が発表する税関統計が基本になっており、闇ルートは含まれないが、正式ルート上は中国の対北石油製品輸出、 石炭輸入とも、3月頃から急減傾向にある。米フロリダでの米中首脳会談を機に、中国側の対北政策が徐々に変化したことをうか がわせる。

 トランプ大統領は習氏に対し、大統領選で公約していた対中高関税の適用を棚上げする見返りに対北朝鮮政策での対米協力を強 く求める一方で、国連制裁破りの中国企業や地方金融機関に対し、制裁を科してきた。口先だけで、ほとんど対中制裁しなかった オバマ前政権と違って、トランプ政権は強硬策を辞さない態度を鮮明にしている。

 年明けの焦点は中朝国境の緊迫化だ。北がさらに核実験・ミサイル発射を繰り返すようだと、トランプ氏は石油製品に続き原油 の対北供給禁輸を習氏に強く迫るだろう。習氏がそれに応じない場合や、制裁の抜け穴封じをしないときは、トランプ氏は中国の 国有大手商業銀行への金融制裁カードを切るだろう。追い込まれるのは金正恩(キム・ジョンウン)労働党総書記ばかりではな い。習氏もそうだ。(産経新聞特別記者・田村秀男)

【Front Japan 桜】安倍総理、平昌五輪欠席支持! / 南北会談の背景に中国 / 日本経済を支配する者 / 田村秀男~2018年 世界経済展望[桜H30/1/11]


  中国が素直に北に制裁するとは思えないし、制裁せずにアメリカを目覚めさせて中国制裁に踏みきる時が来ると願いたい。
  下手に中国を生き残らせることは、アメリカにとっても世界にとっても最悪の結果しか齎らさないでしょう。中国に幻想を抱くバカなアメリカが目を覚ますことこそが必要です。

  それが期待できるのはトランプさんだけじゃないでしょうか。それだけにトランプさんが金に転ぶことが恐ろしい。そうなれば、世界は破滅です。

 

トランプさんお願いします!