団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★★香港108人「自殺」を装う殺人

2019年10月18日 | 中国

  香港で、とんでもないことが行われているようです。何んと既に108人が自殺を装って殺されているようです。もちろんこの人数は際限なく増えて行くのじゃないでしょうか。

  それにしても、こんな恐ろしい手があるとは想像も出来ませんでした。やはりChinaは人間の住むところじゃない。
  これは、香港の人達は脱出すべきですね。Chinaに希望を抱いて香港に残れば地獄しか待ってないでしょう。
  一日も早く台湾へ脱出すべきです。水島さんも【直言極限】

  孫向文さんがツイートしてくれています。

 


  世界はこれでもChinaに付いていくのでしょうか。特に、日本企業はどうする。これでも撤退しないのなら共犯者でしょう。


★河野防衛相の危うさ

2019年10月18日 | 政治の崩壊

  突然の外務相で、株を上げ、今度は防衛相といよいよ総理候補に躍り出た河野太郎ですが、やはり、怪しげな前歴があるようです。
  水間さんが、衝撃の告白をしています。さて、どこまで心を入れ替えているかが問題ですね。正に親父並の売国奴候補だったようですが、完全に心を入れ替えて本気で国の為に働くのならそれはそれで良いのじゃないでしょうか。
  さて、本音はどうなのでしょう。

  やはり、親父を引き摺り出して懺悔させなければ総理の目は無いかも。


★反日売国左翼・在日共に食われる税金

2019年10月18日 | 反日売国奴左翼・在日

  反日売国左翼・在日共の繋がりを、15日、第1436回の「★国際的な左翼の謀略が女性戦犯法廷と全く一緒」でも取上げました。
  この繋がりを見ていると全体の人数は案外少ないのじゃないかと書きました。これにチュチェ思想組織を加えると全体像が掴み易いのじゃないでしょうか。コアを成す奴等を一掃すれば組織は壊滅でしょう。

  篠原常一郎さんが、そんな国の税金に集る奴等を日本の縮図と喝破しています。

  やはり、このコアの奴等の撲滅こそが日本がやるべきことでしょう。


★香港権戦線の活動家、ジミー・シャム、襲撃さる

2019年10月18日 | 中国

  香港デモの活動家の一人が襲撃されたようです。代表的な人だそうです。いよいよ個別襲撃が始まったということでしょうか。やはり、顔を晒すのは怖いですね。
  襲撃された現場で本人の画像を周庭さんがツイートしてくれています。命に別状は無かった様です。

  香港議会も開かれたが妨害で直ぐに中止になったそうです。宮崎さんが、早々に報告してくれています。
 
  宮崎正弘の国際 ニュース・ 早読みより  令和元年(2019)10月17日(木曜日)弐 通算第6239号  
 香港 人権戦線の活動家、ジミー・シャム、襲撃さる
   中国の工作員か、四、五名がハンマーとスパナで

 香港の民主運動の穏健派「市民人権戦線」の代表的な顔としてしられるジミー・シャム(32歳)が16日、旺角付近で 四、五人の武装グループからハンマーとスパナで襲撃を受けて、負傷した。
ジミーは民主陣営の活動家として、香港のメディアでは有名な存在。大規模な集会の組織化で知られるが、同時に香港におけ るLGBT運動でも活躍し、彼自身がゲイを告白している。

 ジミーは八月にも襲撃を受けており、これで弐回目。親中派や人民解放軍の特殊部隊、警察の工作班などの説があるが、白色 テロも水面下では続いている。

 一方、香港議会では同日、林鄭月峨・行政長官の施政方針演説が行われる予定だったが、反中国派の議員が野次、議場にプ ラカードを持ち込むなどして妨害したため、30分で中止し、予め録画されていたヴィデオを流した。

 さて重要なのは施政方針の中味である。民主派が要求している「普通選挙法」などには一切触れず、住宅問題の解決に焦点 を当てた。

 今後三年以内に一万戸の住宅を建てる。現行の不動産ローンの厳しい規制を緩和する。宏大な農地のうち700ヘクタールを 取り急ぎ、開発業者から買い取り、公共住宅投資をさらに増やす。
 そして追加でも450ヘクタールを買い取る。当面の予算は5億HKドルとした。農地は香港の四大デベロッパーがおよそ 1000ヘクタールを買い占めている。

  住宅問題で手なずけようということでしょうか。もうそんなものでは懐柔されないのじゃないでしょうか。

  こちらが現場の画像です。

  ますます、混沌としてきているのじゃないでしょうか。もしかしたら習皇帝が勝負に出るのでしょうか。


★やっぱり悪夢だった

2019年10月18日 | 反日売国奴左翼・在日

  悪夢の民主党時代に肩で風を切っていたレンホウのとんでもない仕事が、今回の19号台風で表に出てきたようです。あの二子玉川の洪水はレンホウに責任があることが分かったようです。

  やはり、悪夢の民主党でした。その悪夢の民主党がしぶとく名前を変えて、今も同じようにとんでもない発言を続けています。
  全く、日本の足を引っ張ることしかしない奴等です。なんで、あんな奴等を選ぶ国民がいるのでしょうか。やはり、日本人の劣化は目も当てられない。

 

【日々の報道をご覧ください】立憲民主党・杉尾秀哉「衆議院代表質問で 総理は『萎縮している報道機関など存在しない』と断定された。その根拠は?」安倍晋三総理大臣「そんな難しいことで はなくて、日々の報道を見て頂ければそれは明らかだろう」 pic.twitter.com/IjNdyYWe8j

  もう売国奴を隠そうともしないようです。


★米下院、トランプ弾劾調査を本格化

2019年10月18日 | アメリカ

  米民主党が墓穴を堀そうです。14日、第2355回の「★ウクライナ問題 ペロシの息子も」で、取り上げたようにどう考えても民主党に分が無さそうにも関わらず、弾劾捜査を本格化するようです。
  民主党は日米共にバカの集まりでしょうか。ディープステートの指示がきついのでしょうか。どう考えても勝ち目はなさそうですが、それでもやらざるを得ないのでしょう。

  産経ニュースより     2019.10.15

  米 下院、弾劾調査を本格化 政権の阻止背き関係者証言相次ぐ

 【ワシントン=住井亨介】トランプ米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談でバイデン前副大統領の息子をめぐる 問題の調査を依頼したとされる「ウクライナ疑惑」で、野党・民主党が多数を占める下院の委員会はトランプ氏弾劾に向けた調査を本 格化させた。14日に国家安全保障会議(NSC)欧州ロシア上級部長だったフィオナ・ヒル氏から非公開証言を受けたのに続き、 17日にはソンドランド欧州連合(EU)担当大使の非公開証言を予定。証言の積み重ねなどで弾劾訴追に向けて要件固めを急ぐ。

 ヒル氏はブッシュ(子)政権の国家情報会議でロシア問題を担当し、著書でロシアのプーチン大統領に対する厳しい分析を公表した ことで知られる。CNNテレビ(電子版)によると、ヒル氏はヨバノビッチ元駐ウクライナ米大使が今年5月に突然解任された際、自 らが懸念を示したことを証言したという。ヨバノビッチ氏は11日の議会証言で「大統領から解任圧力があった」と主張。政権内でも 解任に異論があったことを示すものとみられる。

 トランプ政権が弾劾調査への協力を拒否する方針を示したにも関わらず、議会証言に応じる関係者が相次いでいる。8日に予定して いた証言を政権に阻止されたソンドランド氏は下院委員会から強制力のある召喚状を出されて態度を一転。

 同氏はバイデン氏に関する調査をめぐりウクライナ側と接触を重ねていたとされ、下院委員会はトランプ氏からの指示の有無を焦点 に疑惑解明の突破口を開きたい考えだ。

  これで、トランプさんが負けるなんてことがあればアメリカも終わりかも。

  川添さんが、この弾劾劇を詳しく語ってくれています。まだ、ペロシの息子の件はご存知ないようです。

 
   それにしても、民主党はクズですね。名前を変えまくっているどこやらの民主党と同じです。もっとも、その日本の民主党には愛国心が無いのですから最悪です。


★日本人の精神を破壊する憲法は改めなければならない

2019年10月18日 | 憲法

  今日、取り上げた「★442部隊 と市民とは何かについて」の、余りにも凄い先人とは似ても似つかない日本人に劣化してしまった理由を、加瀬さんが憲法にあると書かれています。

  最初に書かれているアメリカに留学した少女の体験談が衝撃です。やはり、日本の教育改革が急がれます。

   加 瀬英明のコラムより     Date : 2019/10/11 (Fri)

 ■ 日本人の精神を破壊する憲法は改めなければならない  

     建設会社を経営されている赤塚高仁氏から、『日本よ、永遠なれ』(きれい・ねっと社、令和元年)という新著を贈られて、読み終わったが、強い衝撃を受け た。

     15歳になる令嬢がカリフォルニアに留学したところ、アメリカのクラスメートから「日本という国は、いつできたの? 誰がつくったの?」と質問されて、 答えられなかったというのだ。アメリカはジョージ・ワシントンがつくったが、日本という国がいつ誰が建国したのか、わからな かったのだ。

     私は客員教授として大学で講義の後に、学生とコーヒーを飲むことがあるが、何人かの男女の学生にたずねたら全員が答えに窮した。

     どうして日本の若者は、自国の歴史を知らないのだろうか?

     占領軍が定めた日本国憲法は、第20条で「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教活動もしてはならない」と定めており、憲法の「政教分離」原則 に違反するからといって、歴史教科書に日本の建国の由来である神話をのせることを禁じているためだ。

     この結果、日本国民は根なし草になっている。

     現行憲法を押しつけたアメリカの本家でも、憲法が政教分離を規定しているが、アメリカのドル札には「ウィ・トラスト・イン・ゴッド・われらは(キリスト 教の)神を信じる」と刷り込まれているし、大統領就任式では聖書に手を置いて宣誓し、議会で本会議、委員会が開催される時 に、議会専属の牧師が祈りを捧げてから始まる。
     
     アメリカでの政教分離はキリスト教の特定の教派を、国民に強いてはならないものだ。

     アメリカ占領軍が日本国憲法に特有の政教分離を強要したのは、日本をキリスト教国につくりかえたかったからだった。

     もし、日本がフィリピンのようなキリスト教国だったとしたら、今日の日本のような政教分離が行われることがなかった。

     神仏を排除するために、政府や地方自治体の行事を、無宗教、無神論によって行うことを強いたのだった。

     アメリカはいうまでもなく、旧ソ連や、中国や、北朝鮮のような無神論にもとづく国ではない。アメリカではキリスト教が社会儀礼となっており、習俗である から、国や自治体の儀式にキリスト教を用いている。

     日本で国や自治体が宗教を否定して、唯物論を宣伝するのは、由々(ゆゆ)しいことだ。由々しいは忌忌(ゆゆ)しいとも書くが、忌(い)むべきことを意味 している。

     日本では祖霊や神仏を崇めるのは、伝統的な社会儀礼であり、習俗に当たるものであって、無宗教によって宗教を排斥するのは、日本人の精神を破壊するもの だ。

     日本神話は時間・空間を超えて、日本という国をつくってきた。今日、私たちが126代目の天皇をいただいているのは、この国が日本神話から発しているか らである。

     もちろん、日本神話は科学によって立証できない。

     唯物的な科学よりも、心が重要であることはいうまでもない。日本を心を否定する、科学万能の社会にしてはなるまい。

     人間にとってもっとも大切なのは、先祖から受け継いできた心ではないだろうか。

     やはり憲法を日本人の手で、日本の心にふさわしい基本法に改めなければ、この国が亡びてしまおう。

  やはい、憲法を改正し、教育を再生しなければ日本の再生は有り得ないでしょう。その憲法改正さえ未だに出来ない程に劣化してしまった日本人に日本を取り戻すことは出来ないでしょう。
  安倍さんの覚悟がおかしいだけに危機は一層深刻です。安倍さんに起死回生の妙案はあるのでしょうか。


★442部隊と市民とは何かについて

2019年10月18日 | 誇れる日本

  日本を貶し、集ることしか考えていないと思われるKorean の恥知らずな性格はどうにもなりませんが、どうしてここまで日本人と違うのかという素晴らしい例をねずさんが書いてくれています。
  アメリカの市民権を得る為に戦った442部隊を取り上げてその違いを際立たせてくれています。この先人の凄さは涙なしには読めませんが、今の日本人を考えるとたった70年で人間とはここまで劣化出来るものなのかと悲しくなります。
  まるでKorean と同じじゃないでしょうか。これ程の恥は無いでしょう。

  何時ものように全文をリンク元で読んでください。今回は結構長いですが、先人の凄さに感動します。

  ねずさん のひとりごとより   2019 年 10月13日

  442部隊 と市民とは何かについて

  ・・・略

  第二次世界大戦中の米国陸軍に日系アメリカ人のみで編成された部隊がありました。
通称「442部隊」、正式名称は「第442連隊戦闘団(英:442nd Regimental Combat Team)」といいます。
ヨーロッパ戦線に投入されて勇戦敢闘し、のべ死傷者数9486人という激闘を果たし、獲得した名誉勲章は21です。

 名誉勲章は、米軍における最高の栄誉で、21という数は米国史上、最多の叙勲です。
他にも、陸軍殊勲十字章が52、銀星章が560、勲功章22、陸軍軍人章15、銅星章4000、樫葉賞が1200、名誉戦傷 章9486、大統領部隊感状7枚の褒章を受けています。これまた圧倒的な数です。

 なかでも第442連隊として7枚目の「大統領部隊感状」は、トルーマン大統領が、自らの手で連隊旗に括り付けました。
これまた米国陸軍において初めての出来事です。
また、ひとつの連隊で7枚という数字も合衆国陸軍で過去最多受賞です。

 部隊の編成は昭和18年です。
大東亜戦争のさなかのことです。
この年の2月に、日系人による連隊規模の部隊の編制が発表されたとき、米国在住の約1万人の日系人が応募に殺到しました。
募集定員は、1500名です。

 いくら定員だからといっても、殺到した日本人たちは、どうしても部隊に参加させろと言って聞かない。
日ごろ従順な日系人にしては、めずらしいことです。
米軍の警備兵が、いくら殴ろうが叩こうが怒鳴ろうが、選んでくれるまで帰らないというのです。

 やむなく米軍は定員を1000人増やし、2500名とするのだけれど、それでも収拾がつかない。
こうして442部隊は、応募者全員の中から、屈強な若者3800名の連隊として発足したのです。

 そうして編成された連隊は、敵国である日本人の兵隊ですから、最激戦地に派遣されました。
このため戦死が相次ぎ、追加募集が行われた結果、当初応募した全員が戦地に派遣されています。
つまり、1500名の枠に応募した1万人が、最終的にほぼ全員、戦地に赴いたのです。・・・以下略

  それにしても、先人の凄さに感動しますが、それ以上に今の日本人にこの真似は絶対に出来ないのじゃないかと絶望します。
  やはり、正しい国家観と歴史観を身につけないとどうにもならないでしょう。つまりは、教育改革です。日本再生はそれからです。消滅か再生か。


★ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動

2019年10月18日 | 日本再生

  ヴェノナ文書がとうとう翻訳されたそうです。これスターリンの陰謀が日本でも知られることになれば良いのですが、どうせ反日売国左翼・在日マスメディアは絶対に報道ないでしょう。

  宮崎さんが書評で紹介してくれています。それにしてもスターリンの悪辣さは恐ろしいものがありますね。こんな悪党が本当にいたことに恐怖を覚えます。こいつの為に、日本は戦争に引き摺り込まれ、多くの犠牲を払わされたことを考えると怒りが収まりませんね。
  しかし、この後ろもディープ・ステートが操っていたとなると世界の腹黒さに日本人が勝てないのは当然かも。

  宮崎正弘の国際 ニュース・ 早読みより  令和元年(2019)10月13日(日曜日) 通算第6232号

  書評 

 旧ソ 連の暗号が解き明かされ、スターリンの謀略が裏付けられた。
   執念深きスパイ暗号の解読作業は1980年まで続き1995年に公開された

 ジョン・アール・ヘインズ & ハーヴェイ・クレア著 中西輝政監訳
ヴェ ノナ  解読されたソ連の暗号とスパイ活動』(扶桑社)

 ようやく待望の本、日本語訳がでた。
 現代史の謎、とりわけ西側と全体主義との対立と熾烈な謀略工作、陰湿なスパイ活動が、この機密文書の公開であきらかに なった。英米では、研究書も多数発行されて話題となっていたが、日本の近代歴史学者が等閑視し、無視してきた。
左翼学者は触れようともしなかった内容だけに、衝撃をもって日本の歴史論壇を巻き込むだろう。
 戦後のスパイ事件も数多いが、近年とくに注目を集めたのはレフチェンコ証言だった。KGBの工作員だったレフチェンコ は米国に亡命したあと、米国議会公聴会で、日本におけるソ連スパイのジャーナリスト、学者、文化人を担当し、世論工作に 従事した全容の証言だった。
日本人の「影響力のある代理人」「自覚のないエージェント」たちのリクルート方法から、いかなる工作によって日本の世論 を誘導出来たかをとくとくと語った。
すぐに評者(宮崎)が翻訳し、注目度が高くロングセラーとなった。関心が高かったのだ。そのうえ、当時はまだソ連の軍事 的脅威が目の前にあった。
 ソ連崩壊後、ノモンハン事変を含む多くのソ連時代の機密文著が公開され、つぎつぎと真実が明らかとなった、戦後の歴史 論壇を壟断してきた左翼学者やジャーナリストは真っ青になった。

 この「ヴェノナ」と呼ばれる夥しい機密文書は、最近の「パナマ文著」や「パラダイス文書」とはまったく趣が異なり、国 家安全省に直接的にかかわる機密の宝庫である。なにしろルーズベルト政権は、ソ連の諜報活動に操られていたのだ。
 しかも戦争中からはじまっていた解読作業を妨害し、中止命令をだしたのは大統領側近だったカリーだった。カリー大統領 補佐官はまぎれもなくソ連のスパイだった。
 原著者らは、この文書の発見までにどれほどの苦労を重ねながら、ついに機密のありかにたどり着いたか、それをさらりと 語る。
 戦争中に暗号の解読作業は続けられていた。当時、米国の諜報機関はドイツの「エニグマ」と日本軍の暗号解読を優先させ ており、ソ連の暗号解読はやや遅れ勝ちだった。寧ろ英国の情報機関のほうが一歩さきを走っていた。
 あまりに衝撃的な内容を含むため、この機密文書を封印し、じつに1995年まで、アメリカでは公開されなかった。

 暗号が複雑極まりない技術の粋ともいえるレベルだったのに比較して、一方でKGBのニックネームの付け方には安直、想 像で解きやすいカバーネームが散見された。
 「自分たちにとって憎い敵であるトロッキストやシオニストには、それぞれ『イタチ』と『ネズミ』といった強い軽蔑を示 す」ものであったし、「FBIは百姓小屋、首都ワシントンはカルタゴ」などと「ソ連が暗号通信文でのカバーネームを選ぶ 際にはしばしば安全を軽視したためにアメリカの防諜機関が有利になった」。
 アメリカ共産党は、ソ連と密接な連絡網を構築し、新聞、ラジオに浸透していたが、『TIME』にもスパイがいた。大 ジャーナリストの秘書もスパイだった。ハリウッドにもスパイ工作が展開されていた。
これらの活動も、実名と暗号名とが並記されており、いかに宣伝、情宣戦争にソ連が重点を置いていたかが分かるだろう。現 在の中国共産党の暗躍ぶりも、日本のメディアへの浸透をみれば明らかだが、日本にはスパイ防止法がないため、半ば公然と 情報工作が行われている。

 本書が最大のソ連スパイ研究文献となったのも、著者らの地道な研究である。それゆえに米国の左翼が「偽造文書」だと か、陰謀とか言って、消し去ろうとした。
しかしヴェノアに拠って、ルーズベルト政権の中枢におよそ200名のソ連スパイが陣取り、そのうちの百名の実名が判明し た。
 副次的な成果としては英国、豪、カナダに於けるソ連のエージェントを特定できた。ポーランド将校団1万4000名を処 刑した「カチンの森」も、ソ連はナチズのやったことを主張したが、ソ連軍の仕業であり、スターリンの命令だったことも、 ヴェノナ文書が傍証した。
 問題は、アメリカに於けるスパイの実証だけではなく、これが日本の占領政策と憲法にいかなる影の要素となっているか、 これらが日本の近代史研究家に課せられた大きなテーマである。

  こんな恐ろしい奴等が暗躍する世界で平和ボケの日本が生き残るのは奇跡でしょうね。せめて憲法改正だけでも成し遂げ、国の守りをしっかりとしないと本当に消滅しそうです。
  やはり、「いい加減に目を覚まさんかい、日本人! 」ですね。

目覚めることができるか!