団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★マラソン経費 札幌市の一部負担案が急浮上

2019年11月10日 | オリンピック・サッカー・スケート等のスポーツ団体

  札幌マラソンの経費は札幌市が負担する案が急浮上だそうです。冬季五輪も狙っている札幌としては拒否し難いようです。まだ、冬季五輪までやるつもりなんですね。それでなくても冬季五輪は立候補する都市が殆ど無いというのに札幌は何を考えているのでしょうか。
  東京もそうですが、政治家は人気とりに五輪を利用しようとしているだけなのじゃないでしょうか。

  結局は、札幌が持つことになるのじゃないでしょうか。やはり、今からでも東京へ返した方が良さそう。

  アスリート・ファーストで北海道と無理やり移したが、そのアスリートには東京で準備してきたのが無駄になると評判が悪いようです。

  結局は、カジノを北海道にと狙っているChina等の思惑でバッハなどが動いたのじゃないでしょうか。アスリート・ファーストじゃなくマネー・ファーストでしょう。


★韓国の利益の為に奔走する河村が当の文にハシゴを外された

2019年11月10日 | 反日売国奴左翼・在日

  日韓議連の川村は完全にピエロですね。余程Koreaに弱味を握られて居るのでしょうか。何と、あの文がお詫びの手紙を出したと庇っていたら、本人が全面否定だそうです。こうなると哀れとしか言い様がないですね。

  もう、日本の国会議員は辞めるべきでしょう。Koreaへ行って立候補した方が当選確実でしょう。 

  それにしても、どんな弱味を握られて居るのでしょうか興味あります。それとも、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」なのでしょうか。どう考えても日本の議員のやることじゃないでしょう。


★香港から台湾への移住が九月までに867名

2019年11月10日 | 沖縄

  香港デモの人達は企業毎台湾に移住すべきと何度か書きましたが、なんと本当になっているようです。これはおもしろくなりそうです。

  宮崎さんが詳しく書いてくれています。9月までに867名が移住して、これからも増えそうなのだそうです。台湾の企業も台湾へ帰っているようです。
  こうなると、何時までもChinaの金が諦めきれない日本企業が益々バカに見えるし、世界の笑いものになることでしょう。

 宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより  令和元年(2019)11月8日(金曜日) 通巻第6266号 

 香港 から台湾への移住が九月までに867名、十月からもっと急増中
  台湾有力企業も一斉に台湾へUターン。TSMCは台南に新工場を起工

 潮流が逆流を始めた。
 台湾の有力企業が台湾へ回帰している。それもファンドリー世界最大のTSMCは台南に新工場を起工した。総工費165 億ドル。
 鴻海精密工業も広州における新工場は完成したが、稼働させず、米国ウィスコンシン州に移動させるなり、あるいは台湾へ 一部生産拠点を回帰させる計画がある。

 かつて最も大陸進出に熱心だった台湾プラスチックも大陸のビジネスに見切りをつけて、台湾回帰。また繊維産業など、宿命 的に人件費の安い国へ流れる分野の製造業者は、ベトナム、タイなどへ進出している。

 台湾経済は窮状から離脱しつつあり、GDP成長率は2・4%を恢復した。ちなみに日本は1・2%。韓国は1・1%だ。
 EUの速報(修正値、11月7日)も1・1%を報じている。

 台湾が対米貿易に依存する体質に変わりはなく輸出総額は5860億ドルに達するが、第三・四半期までの輸出伸び率は 57%となった。このため、失業率は劇的に低下した。台湾から中国への輸出だけはマイナス6・7%を記録した。

 台湾のGDPは世界のトップ20に入っており、ベルギー、スウエーデンとならぶ。
 この景気の良さを当て込んでではないだろうが、香港からの移住者が、香港大乱以来、6月から9月までに867名。十月 にはもっと急増しており、審査時間が遅くなるほどの混みようとなった。潮流の逆流である。

  台湾がどのくらい受け入れる余地があるか興味深いところです。香港市民の殆どが台湾を中心に移住して香港を空っぽにすれば最高ですが、現実問題としてどのくらいが移住すれば香港は終るのでしょうか。何となく、ありそうな気がしてきました。
  習皇帝を移住作戦で追い詰める手もあるのかも。


★日韓首脳対話はKoreaの不意打ちだった

2019年11月10日 | 韓国

  安倍さんがChinaに続いて日和ったのかとがっかりした、6日、第1482回の「★安倍首相と文大統領が11分間会談」で取り上げた会談はKoreaによる仕掛けだったようです。
  安倍さんは、見事に不意打ちを喰らったようです。こんなことが許されるのでしょうか。これで、安倍さんも尚一層Koreaに対する不信感が増大したことでしょう。もちろん日本人も呆れていることでしょう。
  全く、バカなことをするものです。完全に自分で自分の首を締めたようなものです。せかいも、Koreaの異常さに呆れているのじゃないでしょうか。

  それにしても、余程追い詰められているのでしょうか。それも全て自分で撒いた種です。正に自暴自得です。何とも常識では計れないお国のようです。

  やはり、未来永劫の国交断絶しかないでしょう。


★マスゴミが報じない中国侵略

2019年11月10日 | 中国

  北海道のChinaによる侵略は、小野寺さん達がネットで発言してくれて少しは知られるようになったようですが、肝心の政治が特亜3国に完全に籠絡されているので放置状態です。

  その小野寺さんが「虎ノ門ニュース」で、現状の動画を見せてくれましたが、想像以上に恐ろしいことになっているようです。完全に Chineseのやりたい放題です。
  あの状況では、冗談抜きでChinaに侵略されてしまいそうです。chinaから見れば日本人は本当に間抜けにしか思えないでしょうね。

  これに背後で糸を引くチュチェ思想の奴等がアイヌと組んで着々と北海道を侵略しているのですから危機なんてものじゃなさそうです。平和ボケ北海道極まれりです。

  それにしても、日本人の平和ボケは度が過ぎるようです。敵から見ればバカにしか見えないでしょう。


★★英語は日本語と歴史を習得してから勉強すべき

2019年11月10日 | 素晴らしい日本語

  何時もの宮崎さんのメルマガは、ご本人の記事だけでなく書評や読者の声もレベルが高く何時も目から鱗ばかりです。

  今回の読者の声は英語教育について実際に海外で英語を操った体験をされた方々の声だけに貴重なものがあります。
  この部屋でも何度も書いていますが、今の日本の英語教育の可笑しさが浮き彫りになっています。

  特に、政治家で日本語もまともに習得せず、正しい国家観も歴史観も持たないものが英語を使う危険さに恐怖を覚えます。
  特に、宮崎さんが宮澤喜一を挙げているのに納得しました。歴史を知らない為にKoreaに付け込まれニセ慰安婦問題で日本を貶めた張本人でしょう。
  こんなのを総理に選んだ日本人の大きな失敗です。何と、その宮澤喜一の足元にも及ばないようなセクシー政治家を次期総理になんて言ってる日本人は同じ過ちを犯すのでしょうか。

  兎に角、この読者の声は面白い。是非読んでください。

 宮崎正弘 の国際 ニュース・ 早読みより  令和元年(2019)11月5日(火曜日)弐  通巻第6262号 

  (読者 の声2)

 貴誌6262号の「読者の声」で、私の英語教育論を述べさせていただいたところですが、時事通信社11月4日配信の「小泉 氏、得意の英語で環境外交=自民からは不安の声」というニュースが目にとまりました。
 (私には)このいささかの教養も感じられない、無内容な、カッコだけの若造、英語云々以前に、日本語による言動でさえも、 能力に疑問があると思っていましたが、ここでも馬脚を現していますね。
 小泉氏の英語能力の程度を具体的に知るわけではないので、同氏の学歴などから推測するものですが、国内で、英語学習も十分 でなかった者(すなわち、文法応用力も語彙力も十分に身に着けていない者)が、わずかの期間、「留学」して卒業証書をもらっ てきても、そんな程度で、「大臣」が責任ある発言をできるレベルに達しているとは考え難いように私は思い(推測し)ます。
 そもそも中途半端な英語力でありながら、そのことを自覚できず、「国際会議では『通訳を通してでは勝負にならない』」(上 記時事通信社ニュース)などとのたまうことが、教養の浅さを示しています。
 少なくとも、実務者レベルの者ならともかくとして、「大臣」としての外国要人との会話で、語学力不足からの誤解が生じた ら、どうするつもりなのか。
 直接の会話は挨拶程度か最低限の「私的」会話にとどめるのが賢明ではないだろうか。
 相当に語学力があっても、通訳を介することによって、少なくとも、通訳されている間、思考をする時間の余裕を得て、回答が 慎重なものになるだけでなく、最悪の場合、通訳の誤訳だったと言い逃れる余地もあります。
 上記時事通信社ニュースは、「自民党内にはパフォーマンスにも映る今のスタイルを続けることへの不安の声もある」と述べて いますが、そのとおりでしょう。 

https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A&ei=UTF-8&rkf=1&slfr=1&fr=link_direct_nws(椿本祐弘)

(宮崎正弘のコメント)英語をひけらかした宮澤喜一を思い出しました。国益を守るのが政治家のはずでは、と何回も在任中に感 じたことでした。
三十数年前まで、政治家で英語を操る人は稀でしたが、いまは相当数、それも若手が出てきましたが。。。

   ♪
(読者の声3)貴誌6261号「読者の声」における、「昔の英語教師」氏の英語教育・入試論、拝読しました。とりわけ同感し たのは、「むしろ喫緊の課題は、外国語の達人を目指す1割の若者に対する英才教育だ」ということです。小生は、「英才」にも なれなかったのですが、今でも恨みに思って ・・省略・・とは言え、私のように「上級国民」とは言い難い人生を送った人間に とって、いったい、多くの時間と費用をかけても、中途半端な英語学習など、どれほどの「効用」があったのか、また現にあるの か、と思うと自嘲的にもなります。しかし、それを言うならば、数学だって、物理だって、化学だって同じことであって、独り 「英語」だけが『役に立たない』などと誹られるいわれもないでしょう。・・について。
 
自分も英語にはかなりの時間を費やしてきました。英語学習のメリットとしては、WEBの時代に英語でニュースが読める、仕事 で多少使えるなど。時間を費やしたことについては、それに繋がって面白い経験ができたのでなんら後悔はしていません。まーイ ギリス人やアメリカ人にはこの感覚はどうやってもわからないでしょう(笑)。
また日本語と英語の比較を通じ、日本文化と英米文化の違いが分かることは大メリットです。
したがって、「兵隊が攻めてくれば、一緒に酒を飲んで話し合えば、わかる」というような、「ド」日本的な「ド」頭の固い発想 は自分には存在しません。発想を多様化するという英語学習の隠れたメリットはあると思います。英語に限らず、日本の文化とは 異質な世界の言葉を学ぶことは日本を深く理解することにつながると思います。金魚鉢のなかの金魚は水の存在が理解できません から。
 蓋し、将来、本当の英語をしゃべるためには、日本語は子音が少ない言語のため、幼少期に子音、英語のリズムになれることが 必要と思われます。現実に、タイの富裕層は英語がとても上手ですが、幼少期からの学習が成功している好例でしょう。
週に数回数時間の、学校英語にそれは期待すべくもありません。学校英語にもそれはそれのメリットがあって、英語を漢文のよう に読めるようになり、それで十分だし、将来、英語を勉強したくなったり、必要な人にとっての基礎力は築けます。

 自分の時代は、英語を聞く機会はリスニング教材のスローでクリアな英語位でした。あれはいくら聞いても役にはたちません。
それ以外は映画、洋楽、そして今は無きFEN・・・とても懐かしいです。時報の”timeat the tone..”という決まり文句とかいまだに頭にこびりついています。いまは英語なんてユーチューブでいくらでも聞ける時代ですし、洋画はNetflix やUnextなどでいくらでも見れるので良い時代になりました。
この環境下ならば、学校英語の基礎が前提で、仕事で使う英語位は、やる気さえあれば2-3年で可能じゃないでしょうか、と推 測します(事実はわかりませんが)。
 とはいえ、明治維新時に、英語ができる人間なんて人口の1%も存在しなかったでしょうが、立派に改革をやりとげました。
それから推測して、現代でも30人に1人英語が出来る人がいれば、それで十分と思います。極論を言えば、学校英語は3.3% の人間にとって英語学習をするきっかけになりさえすればそれで良いのでは、と思います。
英語圏の子供と同じ知能で英語できたって、何の意味もありません。
   (R生、ハノイ)

  ♪
(読者の声4)私は、アメリカで9年勤務しましたが、私が見ても英語はかなり劣悪な駐在員も、実務においては、それなりにア メリカ人と意思疎通して仕事をしていました。
たとえば10人駐在員が居れば、本当に英語(特に読み書き)がアメリカ人と対等にできる必要があるのは、1人です。
抽象的な経営思想などを語るためには、やや高等な英語をしゃべる必要があります。
またアメリカ人も、高卒の普通の社員は、社内でしょっちゅう文法を間違って英語をしゃべっていました。私の年代で、厳しい受 験で鍛えられた日本人は、文法や単語力では、そういう高卒のアメリカ人には、まったくひけをとりませんでした。
アメリカ人でまともな英語を喋れるのは、大学に入学した経験がある人になって初めてです。
でも、例えば仮定法過去完了など、アメリカ人でも簡単にはしゃべれないとおもいます。こちらは受験のおかげで頭を必死に回転 させれば、しゃべれました。

それから話題がとびますが、バルセロナの話です。
数年前、フランスでレンタカーを借り、アンドーラ経由バルセロナに行きました。カーナビ付の大型のアメ車を借りたのですが、 市内の細かい道までは出ておらず、うろうろしているうちにパンク強盗に会い、色々取られました。
同行者の被害は、過去にも経験していましたが、自分が被害者になったのは初めてでした。そこで盗難証明書を作ってもらおうと (海外で被害に会ったら第一にやるのはこれです)すぐ警察に行ったら、対応してくれた警察官が優秀で、こちらが英語で説明す ると、同時にワープロでスペイン語で調書を作ってくれ、説明が終わるとほぼ同時にコピーを取り署名して、そのコピーを日本に 持ち帰り保険金をもらいました。こんな警官、日本にいるでしょうか。
ところで、バルセロナで話される言葉はスペイン語よりフランス語に近いと聞いていましたが、実際は、英語が相当通じました。 当時すでにトラベラーチェックはほとんど使い物になりませんでした。とにかく物騒なところですが、一般人は親切でした。
(関野通夫)
 
(宮崎正弘のコメント)日本人だって、大学をでた人でも、ろくな日本語をしゃべりませんからね。あの名門のプリンストン大学 ですら『TIME』を辞書なしで読める学生はそうざらにはいないとか。プリンストンの卒業生から聞いたことがあります。

  やはり、まずは日本語です。こんな素晴らしい日本語を習得しないのは余りにも勿体ない。何と言ってもいずれ、世界共通後になるのですから。


★石平『朝鮮通信使の真実』

2019年11月10日 | 韓国

  日本人の多くが未だに騙されている朝鮮通信使 は、10月16日、第2318回の「★朝鮮通信使と日本」などで、取り上げたようにネットでは従来の日本に文化を教えてくれたなどの嘘はバレてしまっています。
  ところがネットをやらない人は未だに信じているようです。それが証拠にあちこちで朝鮮通信使 に関わるイベントが開かれたり、世界遺産への登録等が仕組まれているようです。

  そんなとき、石平さんが『朝鮮通信使の真実』を出版してくれたようです。

  何時もの宮崎さんが書評で紹介してくれています。これを読んで多くの人が目を覚ましてくれることを期待したいものです。
  面白いのは、朝鮮は12回も来たのに日本は一度も行っていないのが信実を現しているということです。言われてみればその通りですね。

 宮崎正弘 の国際 ニュース・ 早読みより  令和元年(2019)11月4日(月曜日) 通巻第6261号

  書評

 韓国人が 屈辱を晴らすには「阿Q」のような精神的勝利を求めるか
  劣等感と屈辱の裏返しを、日本を禽獣と喩え罵詈雑言をはいて自己満足するか

  石平『朝鮮通信使の真実』(ワック)

 毎回、新分野に挑戦しながらも、日本人の思考範囲になかった視点から、斬新な解釈を提示する著者、いまや「石歴史学」を構 築しつつある。
 最近作は朝鮮通信使の、目が醒めるような解釈である。
 副題が「江戸から現代まで続く侮日・反日の原点」となっていて、この副題は本書の内容の一部に過ぎない。要するに結論は 「あの国とはかかわるな」である。
 さはさりながら、戦後の歴史教科書が教えるところの朝鮮通信使とは、豊臣秀吉がなした「侵略」に対して江戸幕府の懺悔、謝 罪のために朝鮮通信使を厚遇したことになっている。そんな解釈をするのも、日本人特有の自虐史観のなせる業だ。
 秀吉の朝鮮半島進出が「侵略」であったわけだから、日本は謝罪し、賠償金を払っても当然という錯誤した歴史解釈を日本の左 翼と韓国の「学者」が共有している。倒錯した史観、というより戦後「創作」された出鱈目である。

 ここで評者(宮?)は繰り返す意図はなかったけれども、秀吉の朝鮮進出は切支丹伴天連の日本侵略を予防する自衛の戦争だっ た。米国の戦略用語でいう「プリエンプティブ・ストライク」(予防的先制攻撃)だった。
イエズス会は今日の定義で云えば「IS軍」であり、宣教師は仮の姿であって、侵略の可能性を探るために派遣されてきた先鋭偵 察隊という側面がある(評者の『明智光秀 五百年の孤独』<徳間書店>を参照)。
 そのキリスト軍団が日本侵略の拠点化としてシナを植民地化しようとするなら、その前に先制攻撃をかけることは軍事学、地政 学の常識だろう。

 さて朝鮮通信使の謎を解く鍵は、第一に徳川幕府の政治的意図、第二は朝鮮側の自主的な意思、そして背後にちらつく中国の思 惑と、その評価ということになろうか。
 第一回の朝鮮通信使派遣は、1607年、つまり家康が天下を取って征夷大将軍となってから、僅か四年後だった。しかも使節 は日本に謝罪を求めるのではなく、朝貢が目的だった。江戸幕府に臣下の礼をとりにきたのだ。
 記録を何度読み返しても、朝鮮が大型使節団の派遣に踏み切り、「四拝半」という臣下の礼をとっての朝貢だったことは明らか である。
これを戦後、歴史教育は教えず、左翼学者は意図的に無視した。かれらは都合の悪いところは常に隠すか無視するのだ。
 要するに朝鮮が江戸幕府のご機嫌をとる必要性があった。合計十二回もやってきたが、なかには屈辱的(使節側からみれば)に 日光東照宮への参拝を要請され、従った。
もっとも注目するべきは朝鮮側が通信使を十二回派遣したが、「日本側は朝鮮に使節団を派遣したことは一度もない」という動か ない事実である。
日本にやってきたのは当時の朝鮮の知識人達だったから、その屈辱の鬱憤を晴らすために、日本の印象を悪くする報告を書き上げ た。

ところが、彼らが日本で目撃したのはモノに溢れ、庶民の生活が豊かであり、礼儀正しく、清潔で、そして文明が高いという衝撃 だった。ますますかれらの屈辱的劣等意識は沈殿していく。居場所がない。
 そのうえ、朝貢にくる使節団を江戸幕府は冷遇せず、高飛車にも出ず、日本は「おもてなし」に徹した。
 「当時の江戸幕府と幕府の命令を受けて通信使の接待にあたって沿道の諸大名は、むしろ財力と誠意の限りを尽くしてかれらを 最高級の賓客としてもてなした」のである。お人好しニッポンの面目躍如だろう。
 にもかかわらず、負い目を逆転して自分たちのほうを高みに置くために、通信使らは、日本の知識人の詩歌が稚拙であり、教養 が足りないとか、字が汚いとか、林羅山は教養が劣るとか、そう報告することによって精神的な高低を自らが採点し、自分らを高 みに置かなければ屈辱を晴らせないという強迫観念に取り憑かれざるを得なかったのだ。 
 目から鱗が続いて落ちた。

  この頃の日本人のお人好しと民度の高さは現代とは雲泥の差がありそうですね。それでも感謝どころか妬みのかたまりのような性質は変わっていないのでしょう。やはり、何があっても未来永劫付き合わないことこそが日本の取るべき道でしょう。
  お人好しの平和ボケが未だに付き合いたがっているようですが、これは禁物です。


★グローバリズム全盛時代が「終わりの始まり」を告げている

2019年11月10日 | 中国

  世界の99%の所得を奪ったグローバリズムがいよいよ終わりを迎えているようです。それは、金の面では無く独立運動で始まっているようです。
  香港や台湾だけでなく世界のあらゆるところから火の手が上がりつつあるようです。

  宮崎さんが詳しく取り上げてくれています。国家の大きさにも限界というものがあるのかもしれません。世界が統一して平和になるなんて夢なのかもしれません。とは言え、日本の素晴らしさが世界に広まる時には今よりは住み易い世界になるかもしれません。何と言ってもシラス国ですから。

 宮崎正弘 の国際 ニュース・ 早読みより  令和元年(2019)11月5日(火曜日) 通巻第6262号 <前日発行>

 スコットランドで、カタロニアで、そして香港で台湾で「独立運動」が再燃
  グローバリズム全盛時代が「終わりの始まり」を告げている

 「国境をなくせ」というのはグローバリストたちの合い言葉、かれらの究極の狙いは国家の破壊である。ビットコインやリブラという暗号通貨を叫ぶのも主として彼らグローバリストで、中央政府の発行する通貨に併行して無国籍通貨の流通を主張するわけは国家の破壊が究極の目標にあるからだ。

 もともと中央銀行のほか、民間も通貨を発行すれば競合がおきて良貨が悪貨を駆逐すると、昔の諺のあべこべを言い出したのはハイエクである。
 ハイエクを源流とするリバタリアン的な思潮はミルトンフリードマンに引き継がれ、一時期はマネタリズムが欧米を蔽ったこともあった。

 だが、グローバリズムの頓挫は、難民問題から起きた。
シリア難民がトルコへ押し寄せ、ついでトルコからバルカン半島やハンガリールートを経由して数十万人がドイツへ押しかけた。
ドイツでは移民排斥の運動が勃興し、議会で大きな勢力となって、フランスやイタリア、オーストリアへと飛び火した。

 ハンガリーのオルバン首相はナショナリスト、国境のバリケードを高くした。セルビアやポーランドも続いた。イタリアは地中海からやってくるアフリカ難民に手を焼き、EUいずれの国も移民問題が直接の動機となって、ナショナリズムの再活性化を見る。グローバリストたちの新聞は、これを「極右の台頭」と書いた。あるいはネオナチとも。

 EUの団結は弛緩し、ユーロは通貨安の危機に瀕し、そしてスペインのバルセロナを中心としたカタロニア独立運動が再燃した。

 激烈なデモ行進と抗議集会がバルセロナでは日常茶飯となった。
警官隊と衝突を繰り返し、火焔瓶が投げられ、政府や公共物の破壊が行われた。まさに香港で起きていることが伝播した。SNSの呼びかけで忽ち参加者が膨らみ、激突も過激化する。
バルセロナといえば、年間数千万の観光客が押し寄せる名勝でもあり、ヨットハーバーには世界の金持ちの豪華ヨットが華を競っている。

 もともとカタルーニャ(カタロニア)州は、フランコ独裁時代に独立運動が封じ込められていたが、強圧的統治が弛緩すれば地下のマグマが爆発する。カタロニア語は、スペイン語ではない。言葉が違うという意味は、カタロニアの人々はスペインの首都マドリッドの支配など受けたくないということである。ちなみにスペイン「名物」の闘牛はバルセロナでは競技場さえない。

 ▲独立運動は地下のマグマが吹き上げたのだ

 独裁が緩むと一斉に不満が爆発して独立嗜好となるのはチトー亡き後のユーゴスラビアが証明した。スロベニア、ボスニア&ヘルツェゴビナ、クロアチア、セルビア、モンテネグロ、マケドニア。。。。そしてまぐれ当たりで「コソボ」までが独立を宣言し、欧米が支援した。
それぞれ歴史、宗教、伝統、言語の違いから独立したのだが、きわめて速やかに国連は認めた。その欧米が、チベット独立や台湾独立に沈黙しているのは明らかに矛盾している。

 コソボは独立の準備も国家としての準備もないままに、欧米が独立を唆したのもセルビアを困らせるためだった。コソボはいつのまにかアルバニア人が多数を占めていた。

 そして英国でも独立運動が顕在化するのはBREXITの余波、スコットランド最大の都市=グラスゴーでは11月2日に「独立」派が大規模デモを組織化し、集会には「スコットランド民族党」(SNP)党首のニコラ・スタージョン(スコットランド行政府首相)も登場して気勢を挙げた。ちかく住民投票で独立の賛否を問うという。

 この独立運動が意味することは、世界を覆ったグローバリズムの思想的破産であり、つぎなる独立運動の再燃は台湾、香港となるだろう。
習近平は、憮然としているに違いない。

  人類が混じり合うには言葉の問題はやはり大きいようです。翻訳機が、その解決になることはあるのでしょうか。

  いずれにしても、今、一番の問題であるChinaの撲滅こそが急がれます。Chinaの世界制覇というグローバリズムが世界を混乱に落とし込む前に決着を付ける必要があります。
  やはり、トランプさん次第でしょう。果たして、トランプさんはやってくれるでしょうか。勝負は、選挙後なのかもしれません。

未だ一年も先か!