情報の封鎖が完璧なのかChinaで何が起きているかが全く分かりません。どうやら都市封鎖は今でも行われているようです。どこが完全制覇でしょうか。
それにしても、バカな日本人が10万人以上も働いているはずなのに、情報が漏れてこないのも不思議です。それだけ監視が完璧ということでしょうか。とすれば、そんな国で働く日本人の気持ちが知れない。
宮崎さんが、そんなChinaの都市封鎖を書いてくれています。あの毒餃子の市も封鎖されているようです。その強権で無理やり拡散を押さえているのでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)1月10日(日曜日)弐 通巻第6758号
石家庄市(人口1000万人)を新たに都市封鎖
あの毒入り餃子事件から13年、衛生状態は改善されていなかった
武漢発祥のコロナウィルスは世界に夥しい犠牲をもたらし、むろん中国は直後に武漢を都市封鎖した。突貫工事の病院、怪しい 病原菌研究所、医者達の告発と死亡事件などが重なり、いまだに中国はWHOの武漢査察を受け入れない。
疫病は去った、中国経済はV字回復したと獅子吼する裏に、何かが隠されている。
中国の都市封鎖は、北京の卸売市場での騒ぎから、昨秋は黒竜江省の哈爾浜、遼寧省の大連金山区などに拡がり、いまも封鎖が 続いているらしいが、詳しい情報がない。とくに東北三省では、かなりの都市封鎖がなされているのではないか、と事情通が指摘 する。
さて河北省の省都は石家庄市。北京西駅から新幹線で一時間。1月2日から6日にかけてコロナ感染者が83名でたため、 2020年1月8日、市は七日間の都市封鎖を決めた。
この石家庄市は1949年まで石門市と呼称され、交通の要衝でもあって、列強が戦略拠点とした。実際に筆者も新幹線が開通 した直後に行ったことがあるが、駅前に拡がるのは眼鏡、眼鏡、眼鏡。中国最大の眼鏡製造都市となっていた。従来は薬品の生産 地として有名だった。近年は加工食品での世界への輸出基地となった。
2007年、この石家庄で作られた餃子を食べた日本人一家が食中毒を起こし、それが連続したため2008年には世界のメ ディアがおおきく報じた。日本のメディアも数社のテレビカメラも飛んでいった。
結局、2010年に「犯人」とかという男が逮捕され、騒ぎは落着した。日本は民主党政権で、それ以上の責任問題を中国に問わ なかった。メーカーの「天洋食品」は倒産した。あれから長い時間が経過したが、衛生状態は改善されて居なかったことになる。
未だに、こんな国で加工した食品を輸入している企業は殺人犯と言っても良いのじゃないでしょうか。
日本の企業は、バイデンが勝ったら大喜びするのでしょう。いずれ自分達がChinaに喰い物にされるという危機感は無いのでしょう。バカな話です。