団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★アメリカの大学のChina支配は日本以上

2021年01月29日 | アメリカ

 アメリカの名門大学のChina汚染は想像以上のものがありそうです。日本異常に汚染されているのじゃないでしょうか。

  何と、今回の大統領選挙でトランプさんを応援していた日本人アカウントをリストアップしたそうです。もう、完全に狂っているようです。

  闇のクマさんが、オレもリストに入りたいと叫んでいます。何と、トップは我那覇さんだそうです。 

  門田隆将さんも上位にランクされています。

  それにしても、もう一歩でChinaを叩き潰せたというのに残念です。何とか、このまま崩壊させたいものです。万が一にも生き延びさせては世界の危機です。


★日本のテレビもいよいよ終わりか

2021年01月29日 | マスメディア

 何と、北村弁護士が地上派でニセ大統領の息子の悪事を発言したようです。司会者が慌てて来週やると宣言したそうです。

  闇のクマさんが詳しく語ってくれています。日テレの凋落もアップしてくれています。

  いよいよ、日本のテレビ局の終わりが見え始めたようです。さんざん国民を虚仮にしてきた付けを払うときがくるようです。ざまあみろ。 

  民法の崩壊も良いですが、やはりNHKを崩壊させたいものです。案外近い将来、そんな日が来るのでしょうか。


★米国海軍、空母打撃群を南シナ海へ投入

2021年01月29日 | アメリカ

 

ニセ大統領もChinaとの疑惑があるだけに直ぐにはトランプさんの政策を変更する訳には行かないようです。今のところは、中国への対応はトランプさんを受け継いでいるようです。
  とは言え、根が金の亡者だけに何時Chinaの金に寝返るかは分かりません。

  宮崎さんが、そんな南シナ海や台湾へのニセ大統領の動きを書いてくれています。

  それにしても、トランプさんの逆襲はもう無いのでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和三年(2021)1月25日(月曜日) 通巻第6777号   

 米国海軍、空母打撃群を南シナ海へ投入。「自由航行作戦」を継続
  中国軍機の台湾領空侵犯は昨年だけで380回

 1月23日、台湾領空を侵犯した中国軍機は13機(このうち8機が爆撃機)。
 1月24日、おなじく台湾領空侵犯の中国機は15機(12機がジェット戦争機)。
 2020年度だけでも中国人民解放軍の台湾領空侵犯は380回。台湾空軍はスクランブル発進を繰り返した。

 バイデン新政権となって、台湾政策は現在の処、変更がなく、「地域の安定と平和を脅かす中国の武力的威圧は地域の安全に脅 威である」とし、トランプ政権が決めた武器供与の停止やキャンセルには至っていない。そればかりかバイデン大統領は就任式 に、台湾大使(北米代表所代表)を招待している。

 情報筋によれば、空母「ルーズベルト」を基艦とする米海軍空母打撃群が南シナ海へ入った。「これは通常の自由航行作戦の一 環であり、米国は民主台湾と地域の安定のために協力してゆく」と国務省スポークスマンのネッドプライスは述べた。

 他方、バイデン政権は中国への具体的な政策を発表しておらず、トランプ政権が決めた、およそ30の政策に関しては、180 度反対の大統領令に署名したが、中国との貿易、投資、関税、技術移転規制、ヴィザの発給制限、孔子学院、中国軍企業への投資 禁止など一切の強硬路線を変更する構えをみせていない。

 バイデンは自らのホンネとは裏腹に、前政権の対中強硬路線継続をしばしジェスチャーとしても、堅持して行くことで、自らの 中国との金銭スキャンダルを隠蔽したい思惑があるのだろう。

  こうなると、ディープステートがChinaを崩壊させる気になってもらいたいものです。


★トランプさん新共和国19代大統領として戻って来る

2021年01月29日 | アメリカ

 本当にこんなことが起こってくれたらどんなに嬉しいだろうかという情報が飛んでいるようです。
  明日、アップするねずさんの説もこれと同じのようです。これを実現する為には軍を押さえておかなければならないようですが、大丈夫なのでしょうか。

  パウエルさんが発表したようです。これは、期待して待ちたいものです。

 

【寅さんロスのあなたへ!】この動画には色々な今後の暗示が込めら れている。寅さんが宙に「Qアノン」していた。JFK jrが登場したりその娘がマケナニー報道官?。リンウッドの1877年とゲ◯ツに関わるな。バ◯カンに軽蔑の眼差しを向ける画像。

恐らく 寅さんは新共和国19代大統領として戻って来る?!

 

【寅さん初代の新共和国】が始まるにしても4ヶ月以内に議員選挙が あると聞くので、愛国党は必要だなと妄想した!

  これが実現すれば、トランプさんを散々攻撃して来た奴等に泡を吹かせることが出来るのですが、どうなんでしょう。正夢になって欲しい。


★あまりの兵站態勢の未整備、中国海外軍事基地が悲鳴

2021年01月29日 | 中国

 

Chinaの金不足は深刻のようです。と言うか、崩壊しないのがどう考えても不思議です。何と、海外軍事基地で食べる物の用意も出来ないようです。
  いい加減に諦めて崩壊すれば良いのに。

  宮崎さんが、そんな情報を書いてくれています。トランプさんが駄目を押してくれると期待していたのですが、不正選挙でとんでもないことになっただけに、延命しないかと心配です。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和三年(2021)1月24日(日曜日)弐 通巻第6776号   

 あまりの兵站態勢の未整備、中国海外軍事基地が悲鳴
  ジブチの軍需物資は20倍高く、パキスタンは治安最悪

 米軍の海外基地は山のようにあるが、とりわけ重視しているのはディエゴ・ガルシア、ジブチ、シンガポール、そして嘉手納と 横須賀である。
 周辺労働者の質が高く、必要なものは何でも容易に調達できる。そのうえ修理設備、優秀なエンジニアが揃い、船舶修理に欠か せないドッグもある。物資搬入のアクセスも良く、そのうえ米軍への信頼度が高い。

 2017年、中国は初の海外軍事基地をジブチに設けて、一万人の人民解放軍兵士が駐在、一説には中国軍の海兵隊が訓練して いるともいう。ジブチは、しかしながら受け入れ国として最低だった。

 労働者の質が悪いのは教育がないからだが、補給物資、兵站アクセス、産業のインフラなど基地を支える態勢が欠落している。
そのうえジブチの政治指導者の拝金主義と腐敗。物資の多くが中国本土で調達するより20倍も高く、こんな受け入れ態度では先 が思いやられると悲痛な叫びを上げているとか(ジェイムズタウン財団『チャイナブリープ』、2021年1月号)。

 一方、受け入れ国は軍事基地提供と引き換えに約束された援助などが行われておらず、中国の約束反故に不満を高めている。

 中国はほかにパキスタンのグアダール、スリランカのハンバントタの軍港化工事を急いでいるが、とりわけグアダールの治安悪 化で、工事がストップしている。
 ほかにもモルディブ、パプアニューギニアなどを長期的視野で軍事基地化を狙っている様子だが、インフラの劣悪さはジブチに 似ていてる。

  この世界中に延ばした設備投資が足を引っ張って崩壊を早めてくれることを祈るしかないのが何とも情け無い。これも、世界中の金の亡者達がChinaへの投資を止めないからでしょう。


★ゲバルト国家

2021年01月29日 | 国体・皇室・シラス

 あのとんでもない不正選挙が罷り通るアメリカの大統領選挙を見せつけられて、やはり、世界は腹黒いを改めて思い知らされました。
  とは言え、日本も白票問題など既におかしな手が入っていると考えるべきでしょう。あの方法を日本でも取り入れようと反日売国左翼・在日共が画策しているのも間違い無いでしょう。それとも、もう出来上がっているのかも。

  幾ら日本人が劣化したとは言え、あれ程のことをやる悪党は居ないと信じたいところですが、「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」がうようよしている現状では有り得ないことではないでしょう。

  そんな世界と日本の違いをねずさんが教えてくれています。やはり、世界は日本とは違うようです。
  日本は何と言って権威と権力を分離したシラス国です。この素晴らしさを噛み締め、絶対に崩壊させないことが必要です。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/01/22

  ゲバルト国家

 

  ・・・略

 「gewalt(ゲバルト)」というのは、暴力を意味する単語でもあります。
同じドイツ語でも、権力のことを「macht(マクト)」と書くなら、それは実行力を意味することになるのですが、国家権力が 「ゲバルト」であるということは、西洋では、国家そのものを、(諸説ありますが)ある種の暴力装置とみなしているといえるのかも しれません。

 要するに「権力=暴力」であるわけで、一定の領域内に住む人々を暴力で支配するというのなら、それは日本で言えば、ヤクザのシマ と何ら変わりがないことになります。

 しかし我々日本人の感覚としては、暴力団の縄張りと、国家の領域は、まったく意味が異なります。
我々日本人にとって国家機関とは、あくまで行政(治世)機構のことです。
ですから日本人にとっての国家要素は、暴力ではなく、「民衆に対する責任ある行政を行う政府」がこれに代わります。

 ということは、日本人は政府に責任を求めていることになります。
これは当然のことで、権力があるということは、当然、その権力の大きさに応じた責任を伴うものと考えられるからです。
日本人にとっては、それは、ごく自然な、ごくあたりまえのです。・・・中略

 ところが日本の古代の凄みは、ここに時間という概念を持ち込んだことです。
「古いものに価値がある」としたのです。
そのために、神話を整理統合して日本書紀をつくり、また百年以上前からの歌を整理統合して万葉集の編纂を行いました。
両者とも、何十年もの歳月をかけて編纂したものです。
これは時間をかけて、全国の諸豪族の意見も入れながら、繰り返し繰り返し内容の調整を図ることで、編纂したのです。

 日本書紀は企画から完成まで、まる40年かけています。
ということは、親の代、祖父の代からずっと編纂が続けられてきたものです。
ようやく日の目を見ることになったとなれば、全国の誰もが歓迎します。
そして、できあがった日本書紀を、何百年もの間、国民教育に用いてきたのです。
こうすることで、日本は、国家権力と国家最高権威の分離を実現しました。

 そんなことを成功させることができたのは、世界の数千年の歴史に登場する数多(あまた)の国家の中で、なんと日本、ただ一国で す。
日本人は、このことの持つ意味の重要性を、あまりに軽く見すぎています。

 日本は天皇のシラス国です。
このことの意味を国民(臣民)の常識に取り戻すことこそ、日本が変わり、世界が変わり、そして人類社会が次元上昇するための第一 歩です。

 

歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに。 今日のねずブロは《ゲバルト国家》です。  日本書紀は企画から完成まで、まる40年かけています。 ということは、親の代、祖父の代からずっと編纂が続けられてきたものです。ようやく日の目を見ることにな...

小名木善行さ んの投稿 2021 年1月21日木曜日

  やはり、正しい国家観と歴史観を持たせる教育が急がれます。このままでは、シラス国という素晴らしい国を失うことになりかねません。
  それを放置している政治家達にその大事さが分かっているのでしょうか。


★新しい韓国の駐日大使が見事な鼻出しマスク

2021年01月29日 | 韓国

 大学受験の鼻出しマスクや旅客機でマスクをしなかった問題など大騒ぎしていますが、あの反日Korea駐日大使の鼻出しマスクにはだれも文句を言わないようです。
  流石、弱いものは徹底的に追求するマスメディアの本性丸出しといえるのじゃないでしょうか。

  マスメディアも日本政府・外務省も我関せずですか、一人くらい鼻出しマスクは入国禁止くらいのことが言えないのでしょうか。本当に情け無い。

  と思っていたらやはり同じ気持ちの人もおられるようです。ツイートしてくれていました。こういうのこそ炎上して入国を阻止したいものです。


  これをこのまま見逃すようでは、日本政府・外務省の今後の韓国への対応も見えたようなものです。
  やはり、菅(スガ)政権は短命でしょう。


★復刻版『高等科国史』

2021年01月29日 | 文科省・教育改正

 宮崎さんが書評で取り上げてくれた戦前の教科書を、2020年4月8日、第7493回の「★文部省『復刻版 初等科修身』」で、取り上げました。
  もう一年近く前になるんですね。その間、トランプさんが不正選挙でニセ大統領に負けるというとんでもない大事件もありすっかり忘れていました。とは言え、本当は、アメリカより日本の方が大事です。
 
  宮崎さんが、今度は同じ復刻版の『高等科国史』を書評で取り上げてくれています。戦時中で未刊となっているそうです。
  宮崎さんが何故未刊となったかを鋭く考察してくれています。文部省も戦時中ということで肩に力が入りすぎたのか、都合の悪いところを書かなかったようなところがあるようです。
  それでも、今の教科書とは比べものにならない程素晴らしいものじゃないでしょうか。

  早く正当な歴史教育に取り掛からないと、あのアメリカと同じ運命を辿りそうです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和三年(2021)1月23日(土曜日) 通巻第6774号 

 (( 読書特集 ))
 
  書評  

 まぼろしの歴史教科書、76年の沈黙を破って復刻版見参
  GHQは何を怖れたのか。未刊行となった理由は奈辺にあったか?

 『高等科国史』(復刻版、三浦小太郎解説=ハート出版)

 文部省が昭和十九年に編纂した歴史教科書は、当時の教育科目として「国史」とされる。
古代から中世にかけての記述を『日本書紀』に沿って皇統の正統性が強調され、国威の発揚が企図された。
とりわけ出雲の国譲りが美談仕立てとなって、仏教の伝来と啓蒙普及をなした聖徳太子の威徳を忍び、蘇我稲目、馬子、蝦夷、入鹿の蘇我一族は『悪』と裁断されている。当時の強烈な愛国心が語彙と行間に滲みでており、それなりに往時の雰囲気、国民の漲る決意を感得する。若者達を忠君愛国の徒に育て上げたかったのだ。
 「高等 科国史」ではなく「高等科 国史」である。つまり高等学年の生徒に、わかりやすく「豊葦原の瑞穂の国」が辿った輝かしい過去を、自信を持って語りかけた教科書である。
 ところが昭和十九年に、第一巻が刊行されたものの学徒動員などと重なって教室で使用されず、第二巻は印刷製本されていたが、見本のまま倉庫に眠る運命をたどった。
まぼろしの歴史教科書が、じつに76年を経て日の目をみたのだ。

 往時のわが国は大東亜戦争の最中、社会環境は戦意高揚、当然だが、歴史叙述は皇国史観が主流である。

 雲の国譲りのことは以下のように美化されていて、ちょっと長いが引用してみよう。

 「豊葦原の瑞穂の国、その一角の出雲地方には、早くも(天照)大神の御弟スサノウノミコトが降され、賊徒を鎮めて良民をいたわり給い、又、半島地方へも往来
し給うた。やがて、その御子大国主神(オオクニヌシノカミ)は、土地を開き、医薬の法などを教えて、民草をいつくしまれ、その御勢力は、とみに盛んとなった。
かくて瑞穂の国は、出雲地方から開け始めたのであるが、なお他の地方には、賊徒が横行し、天の下は、決して安らかではなかった。大神は、このありさまをみそなわし、御子孫をこの国に降して、安らかに治めさせようと思し召し、先ずフツヌシノカミ(経津主神)・タケミカヅチノカミ(武甕槌神)を出雲に遣わして、大国主神にその御旨を伝えしめ給うた。大国主神は、御子事代主神と共に、大神の勅を畏み、土地を奉還して、杵築宮(出雲大社)に退かれた。君臣の分をわきまえ、勅を奉じて必ず謹む臣道の実は、かくて挙がった」

 という君臣の美談に置き換えられている。高志国と出雲、信濃との連合状況などは一切語られない。
ここではスサノオの荒んだ行為も描かれず、また八俣大蛇退治も省略。タケミカツジノミコトが勝負した腕比べもない。出雲いがいは単に「賊徒」となっている。

 この歴史意識は神武東征の叙述につながり、ナガスネヒコ(長臑彦)は神武天皇の東征に歯向かったのだから「賊徒」の位置づけ。基調は変わらない。
東征の船出(美々津)から宇佐へ上陸、筑紫岡田宮に滞在などの詳細は省略し、瀬戸内海を東へ向かう。

 「海上の御苦難は一通りではなかったが、将士の意気は、天を衝くばかりであって、行く行く御船を迎えて水先案内を承る者もあれば、供御を献ずる者、従軍を願い出る者も多かった。(中略)かくて天皇は、御船を安芸の埃宮、吉備の高島宮等、要処々々にとどめて、付近の賊徒を平げ、草民をなつけ給うた。特に高島宮では、三年の間おとどまりになって、種々経営あらせられると共に、傍ら将兵の労苦をいたわり、船艇、兵糧を補って御進発、やがて難波の港に」

 と神武東征の旅程は美的にしかし簡略的に描かれる。
そして「降る者は、直ちにこれを許し給い、大義にそむいて手向かう者は、あくまでこれを討ち平らげて、神武の道を発揚あらせられた」と「大義」「神武」「臣道」など、現代日本語にはないか、あっても遣わない語彙が並ぶ。

 ならば、神功皇后の三韓征伐はどのように描写されたのかと言えば、「国威の発揚」という小見出しの下、「新羅御遠征」となっている。
経過は「新羅は勢威を誇って(朝鮮)半島の平和を乱し、任那を圧するばかりか、わが九州の熊襲をそそのかすに至った。(中略)神功皇后は、神慮のまにまに新羅を御征討にあり、神国の威武を半島に輝し給うた」
戦後の歴史学の一部は神功皇后の存在を否定した。慈円の『愚管抄』は景行天皇のお后として従軍したあと、第十五天皇として皇統府に加えているが、現代の歴史書のことごとくは神功皇后を皇統譜にくわえておらず、第十六代天皇を仁?天皇としている。この論争に関しては別の機会に譲る。

 ならば評者(宮崎)の次の関心事は「大化の改新」を、この教科書はどう教えようとしたのか、である。
 世が乱れて承詔必謹の精神を忘れ、国民が国体の尊厳を忘却し、勅を揺るがせる乱世に聖徳太子は憲法と律令をもって安寧をもたらせようとした。
「儒教や仏教を国の制度に取り入れると、蘇我氏のように、外国の教えに惑わされて、道を誤る者」が出現したという見方が基礎にある。
したがって蘇我馬子から蝦夷となると「承詔必謹」の御教えにそむき、君臣の大義にもとるふるまいはやがて皇極天皇の御代における、孫入鹿の無道となった。「入鹿が(聖徳)大使の御子、山背大兄王の御声望をねたみ、兵を送って斑鳩宮を焼き、更に畏れ多くも王を法隆寺に害し奉った」
と書いている。
したがって中大兄皇子と中臣鎌足が板葺宮にて蘇我入鹿を斬る。これが大化の改新の始まりだが、近年の歴史学は「クーデター」と定義し、単に「乙巳の変」と述べるようになっている。
 しかし当該教科書では、大化の改新には肯定的評価がなされ明治維新の大業に等しいとなる。文武天皇時代に定まった「大宝律令は、その後明治の初期まで、約千二百年の間、朝政の根本となった重要な法典である」とし、藤原不比等らが編纂したと詳しく書いている。

 ならば、もう一つ。天智天皇の「白村江」の敗戦は?
 半島情勢の説明のあとに「斉明天皇もまた、百済を助けて新羅を抑え、唐の勢いを防いで半島の平和を図ることを思し召し、御軍を率いて、親しく筑紫に行幸された。御稜威を仰いで、耽羅(済州島)が始めて(日本に)朝貢し、御軍の意気は大いに揚がった」

 天智天皇は百済救援の軍事作戦を継続し筑紫に陣をはって即位の礼をさえ延期された。
 しかし百済は滅びたため「(天智)天皇は、深く内外の形成をみそなわして、百済再興の望みをお絶ちになり、専ら内政の充実と国防の強化とに務め給うた。(中略)半島で示したわが軍の威武が、唐の将兵をおののかせ、その将帥が使節を以て(日本に)朝貢し、よしみを求めた事実のあることを忘れてはならない」と、ここでは白村江の「大敗」に関しての明言を避け、近江京への遷都に繋いでいるのである。

 さらにもう一つ。『高等科国史』は、古事記と日本書紀をいかように評価しているのかを、この小欄の最後に見ておこう。
 古事記は「すべて国語で記され、神生み給い神しろしめす上古の姿と、わが国固有の精神とが明らかにされた。編集にあたった安万呂が特に心を砕いたのは、その文章と文字の使い方とであるが、それも、上古の精神や姿をさながらに伝えるための努力だった」。
 つまり「国語で記され、上古の精神」があるとしている。
 日本書紀は「神代から持統天皇に至る皇室発展の跡を、漢文で詳しく記したもので、正確は記録を多く集めて、御代々々の御事歴を明らかにし、後世永く修史の模範と仰がれた」。
 ここで重大なのは「漢文で」書かれ、後世の「修史の模範」と言っていることである。日本の戦前の教科書が精神を第一義とした姿勢はよく了解できたところで、小欄の紙幅が尽きた。

  少しおかしなところもあるようですが、これも戦争中ということで分からなくもないですね。
  それでも、歴史や神話を取り上げない戦後の文科省には到底及びもつかない教科書です。
  今や、宮崎さんやねずさんなどが素晴らしい歴史を書いてくれています。それで、多くの日本人が目覚めてくれることを期待しますが、やはり教科書には敵わないでしょう。

  一日も早い教育の改革が必要です。オリンピックを開催するかどうかより余程大事なことじゃないでしょうか。
  ここに手を付けない政府・自民党は存在価値が無いと言っても過言ではないでしょう。

いい加減に目を覚まさんかい国会議員!