最低の平成が終わり、もっと悪い令和が始まったと何度も書きましたが、今のところその予想は当たっているとしか思えません。
そんな私も、昭和天皇には畏敬の念しかありません。何故だか分からなかったのですが、やはり、教育が関係しているのじゃないでしょうか。
ねずさんが、そんな昭和天皇の幼少時代のしつけや教育について書いてくれています。やはり、人間育ちでどうにでもなるようです。
何時ものように全文をリンク元で読んでください。
ねずさんの学ぼう日本より 2021/01/18
幼年時代の昭 和天皇
・・・略
明治天皇は、古くからのしきたりに従い、生後70日の迪宮(みちのみや)さまを、7月7日、御養育掛となった枢密顧問官の川村純義(海軍中将伯爵)邸にお 預けになられています。
川村家では、五つの教育方針をお立てになり、迪宮(みちのみや)さまを3歳まで御養育されたそうです。
3歳までの教育です。
そのときの川村家の教育方針が次のものです。
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◆川村伯爵五つの養育方針◆
一、心身の健康を第一とすること
一、天性を曲げぬこと
一、ものに恐れず、人を尊ぶ性格を養うこと
一、難事に耐える習慣をつけること
一、わがまま気ままの癖をつけさせぬこと
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三歳までに、こうしてわがままを許さず、人を尊び、難事に耐える習慣を身につける。
すごいと思います。
しかし、これが実際に可能なことは、幼児教育に携わるさまざまなところで実証されています。
人間は、鍛えかた次第で、いくらでも伸びることができるのです。
川村伯爵のもと当時のエピソードがあります。
ある日のこと、夕食の膳に、迪宮(みちのみや)さまが、あまりお好きでないものを見つけたそうです。
で、「これいやっ」と箸を投げ出されました。
川村伯爵は、平素おだやかな眼を厳しくし、
「おいやならお召し上がらなくてもよろしい。
爺はもうご飯を差し上げませぬ」
と申し上げ、お膳を引き寄せてしまわれたそうです。
迪宮(みちのみや)さまは、「食べる食べる」と泣いて謝り、以後、二度と食べ物の好き嫌いを仰せになることがなくなったそうで す。
子供というのは、こうやって躾(しつけ)をするものなのだと思います。
なにも子供のわがままにつき合うのばかりが親の仕事ではないし、学校教育ではないと思います。
ちゃんとしつければ、子供はちゃんとわきまえるようになるのです。
それこそが教育です。
昨今、道徳教育を否定する自称「教育者」や「教育専門家」がいますが、履き違えもいいとこです。
子供というのは、こうやって躾(しつけ)をするものなのだと思います。
なにも子供のわがままにつき合うのばかりが親の仕事ではないし、学校教育ではないと思います。
ちゃんとしつければ、子供はちゃんとわきまえるようになるのです。
それこそが教育です。
昨今、道徳教育を否定する自称「教育者」や「教育専門家」がいますが、履き違えもいいとこです。
ちなみに入学試験といえば、いまでは国算理社英ですが、江戸の昔は道徳の教科書こそが試験科目でした。
江戸時代の日本の治安の良さ、道徳性の高さ、徳義の高さ、民度の高さは、幕末から明治にやってきた外国人の驚嘆の的になっていま すが、教育の柱が道徳だったのです。当然のことといえます。
昨今の日本の教育は、ただの知識の詰め込みです。
だから悪いことをしたときの言い訳用の知識ばかりを身につける。
雲泥の差だと思います。
歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに。 今日のねずブロは《幼年時代の昭和天皇》です。 写真は、昭和天皇の幼年時代のご尊影です。なんだか見ただけで、ほっこりとした、なんだか「なつかしいような」 気持ちになられるのではないかと思います。 そ...
小名木善行さ んの投稿 2021 年1月17日日曜日
今の日本人にこんな躾の出来る人がどれ程いるでしょうか。もしかしたら一人も居ないのじゃないでしょうか。
そうでなければ、一番大事な教育をここまで劣化させて放置しておくなんてことは有り得ないでしょう。
未だに、何を恐れているのか政治は手をつけようともしません。これで、日本が再生されるなんてことh無いでしょう。
折角の御本家との繋がりももこんな教育では活かすことも出来ないのじゃないでしょうか。