どう考えても国民が団結するとは思えないだけに、バイデンも心配なようです。就任式で国民の団結を優先だそうです。もう笑うしかないですね。
それにしても、あの就任式の小旗も余りにも寂しくてこれも笑うしかありませんでした。
宮崎さんが、そんな就任式を取り上げて秀吉の醍醐の花見を思い出したと書いてくれています。どちらも無理やりの権力奪取ですか。
それにしても、ユダヤの台頭が凄まじいようです。いよいよディープステートの天下ということでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)1月21日(木曜日) 通巻第6771号
バイデン「大統領」が就任式で宣誓。「国民の団結を優先」
異常事態、過剰警備、本当の大統領は不在。そのうえ観客なし
25000名もの州兵が厳重に警備するなかで、バイデンの大統領就任式が行われた。トランプ前大統領は同日朝、ホワイトハ ウスを後にして就任式は欠席、メラニア夫人と一緒にフロリダ州の別荘に向かった。
だがペンス副大統領や共和党の議会指導部は出席。オバマ元大統領、ジョージ・W・ブッシュ元大統領、ビル・クリントン元大 統領も参列した。
ところが観客はゼロ。かわりに20万本の小旗が公園に飾られ、祝意を表す大観衆という光景はなく、淋しい式典となった。敵 意に囲まれた就任となった。
この慄然となるような異様な光景をみながら、筆者は秀吉の醍醐の花見の異常風景に酷似することを連想していた。
慶長三年(1598年)3月15日、秀吉は京都醍醐寺において、1300名の招待客を招き、茶会、舞踊などの花見を行った。 庶民の祝意はどこにもなかった。
このとき伏見城から醍醐寺までの沿道ならびに寺の周囲を警備したのは三万人だった。
いかに信長政権をよこから簒奪した、合法性の希薄な秀吉が暗殺を怖れていたかが推量できるだろう。バイデンもまた不正投票の 結果、大統領選を簒奪したと考えているアメリカ人は多い。
2021年1月20日、ジョセフ・バイデンは第四十六代米国大統領就任式に臨み、コロナ対策と国民の団結を訴えた。
欧州の論調をみると、欧米関係は修復されると歓迎色が強い一方で、「米国の衰退は不可避的であり、十年以内に中国に抜かれ る」と暗い予測を並べた。
イスラエルのメディアはバイデンをあまり評価せず、退任直前のトランプがステーブ・バノンら73名に減刑を含む「恩赦」を 与えたリストの中に、ユダヤ人の大物が数名いたことを伝えた。
そのイスラエルメディアがバイデン政権の前途を予測しつつ、閣僚のなかに、いかにユダヤ人が多いかをリストアップした。既 報のように、上院議員百名のうち、十名がユダヤ人、下院でも435名のうちの27人がユダヤ人である。
バイデン政権の有力ポストに就くユダヤ人とは、
アントニー・ブリンケン国務長官(バイデンの外交顧問をながく務め、イランと核合意の再開に前向きである。
ウェンディ・シェルマン 国務副長官 オバマ政権でイラン核合意を進めた。
この国務省のトップ人事をみても、バイデンはオバマのレガシーであるイランとの核合意を破棄したトランプ政策を、もう一度覆 し、中東政策をガラリと変更する腹づもりであることが読める。
就任直後にバイデンはパリ協定復帰に署名し、またカナダからニューオーリンズへかけてのガスパイプライン建設に中止命令をだ した。産業界、とくに石油ガスなどのエネルギー産業をバイデンは明確に敵にまわした。
▲いずれもオバマ政権の副長官クラス、昔の顔に加齢して再登板
ジャナット・イエーレン財務長官(前FRB議長、既報通り、コロナ対策で財政支出拡大の方針である。
ディビッド・・コーヘン CIA副長官(オバマ政権でも同職)
メリック・ガーランド司法長官(オバマ政権末期に最高裁判事を指名されたが、否決された)
ラッチェル・ラビン 厚生副長官
アレジャンドロ・マヨロカス 国土安全省長官(民主党ユダヤ人コーカスの有力者で、名前からしてギリシア系だが、父はキュー バ系ユダヤ人、母はルーマニア系ユダヤ人。オバマ政権では同省副長官だった。
アブリル・ヘインズ 国家安全保障情報担当補佐官
これらの顔ぶれは「仲良しクラブ」「おともだち政権」。バイデン政権は「オバマ3・0」である。
ほかに閣僚クラスではないが、次のユダヤ人をバイデンは指名している。
ロナルド・クレインン 首席補佐官
エリック・ランダー 科学技術政策補佐官
アン・ニューバーガー NSAのサイバー担当幹部
いずれにしても、上院の指名公聴会における承認は遅れており、このリストはバイデンが指名したリストである(1月21日現 在)。
さて、トランプさんはこの地獄から米国民を救出してくれるのでしょうか。まだ諦められない。