今のアメリカの混迷を見抜いた本が30年前にChinaの王こ寧によって書かれていたそうです。その本が25万円の値がついたのだそうです。
宮崎さんが取り上げてくれています。当時は、流石にアメリカが今のように堕落するとは思え無かったのじゃないでしょうか。
ところが、現実のものになって値打ちが上がったようです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)1月19日(火曜日) 通巻第6769号
30年前に王こ寧が書いた書籍が古本オークションで25万円
中国共産党ナンバー5の昔の米国分析が必読文献に
中国人の国際政治学者として当時から多少の注目を集めてはいたが、王コ寧が『アメリカの衰退』という本を書いたことは誰も 知らなかった。
習近平政権で唐突にナンバー5にポストに就いた王は、殆どの外交文書、就中、習の演説草稿を代筆し、いまでは『中国のキッシ ンジャー』と評価する人もいれば、「もともと情報畑を歩いてきた謀略工作のトップ」とみる向きもある。
ともかく王コ寧なのだ。かれはその三年前に米国を視察して、実情と分裂の雰囲気を予測するかのように、1991年に上海の 文出版社から『美国反対美国』をいう本を出した。
爾来、絶版となっていたが、いまごろになって、古本オークションで最高額が16666人民元(邦貨換算で25万円)。
急に注目された理由は明らかだろう。
大統領選挙で、アメリカが分裂状態、熾烈な左右対立から歴史の否定。白人の大幅な後退と弱者が社会的価値を牛耳るばかり か、変態を含むLGBTQ運動の猖獗。このままではアメリカは分裂し、衰退へ向かうとする予測はロシアアカデミーでも行われ ていたが、中国は30年前に予測した学者がいたとは。
初版のでた1991年は日本のバブル頂点、先ごろなくなったパンダ・ハガーの代表格=エズラ・ボーゲルが『ジャパン・アズ・ ナンバーワン』を書いて、ベストセラー入りしていた時である。
王は当該書で「個人主義、快楽主義、そして民主主義が、かえって競合的な米国社会を駄目にしてしまうだろう。そして集合主 義、権威主義的で没個性の日本のような社会への変貌も可能性としてはあるかも知れない」と示唆している程度らしい。
折から過激派の連邦議事党突入、中国宥和派のバイデン就任と劇場型のアメリカ政治の劣化を目撃すれば、読んでも見たくなるわ けだ。
アメリカの堕落も信じ難いものがありますが、日本の現状はもっと酷いのでしょうね。
やはり、これを正常に出来るのはトランプさんしかいないでしょう。つまりは、トランプさん次第で世界のこれからが決まるのです。
その為には、トランプさんに何があっても勝利して貰わなくてはならないのです。その危機感を未だに持ち合わせていない日本の政・官・財・マスメディアはもうどうしようもない。
ここは、トランプさんに日米共にレッドパージをやって貰うしかないのです。さて実現するのでしょうか。