団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

OPERA

2008年04月15日 | PC

  第1322回PCの部屋の第159話で書いたように私がいつも使っているブラウザはOPERAです。
  只一つ、画面の倍率を自由に設定できることが気に入って使い続けています。常時は150%に設定していますが、それでも文字が小さくて読みにくい時は180~200%にして使います。お蔭様で近眼と老眼で焦点が一点しかない私でもメガネなしでサイト巡回を楽しむことが出来ます。

  今は、フレンドエーの店長の仕事用に支給されたノートパソコンをメインで使うようになったので150%設定で使っていますが、21インチのCRTでは180%で使っていました。ノートでは180%にすると横にスクロールしないといけないところが多くなるので面倒なのです。
  もっと目が悪くなったら、22インチ以上の液晶で200%位にして使いたいなんて思ってるくらいです。これならきっと横のスクロールも必要なく見れるだろうと思います。
  これをやりだして、たまにIEを使うと字が小さくて見辛くて不便で仕方ないので直ぐにOPERAに戻ります。

 他のブラウザで同じような設定が出来て使い勝手が良いのがあれば替える気になるかもしれませんが、今のところはそんなことはなさそうです。

  さて、そんな年寄りに優しいインターネットをメインで楽しんでいる私ですが、今のところ、新聞も読売を取っています。もう止めようかとも考えたのですが、活字の良さも捨て難いものがあって購読を続けています。

 その読売が4月から活字ガ大きくなって、これも私にとっては有難いのですが、PCと違って、字が大きくなれば活字の数は減ります。ですから記事の量もかなり減っているはずです。記事で勝負をする新聞が字数を減らしてまで字を大きくするのは購読者の要望なのでしょうか。それとも、日本人の目がそれだけ悪くなっているなんてことがあるのでしょうか。それとも、年寄りが多くなって購読者層も高くなっているなんてことがあるのかもしれませんね。

私は歓迎です!


タバコのポイ捨て

2008年04月14日 | 国際

  

我坂出体育館の駐車場や周辺の清掃のとき相変わらず目立つのがタバコとガムのポイ捨てです。こんなモラルの悪いのは坂出市だけかと思っていたら、そうでもなさそうです。やはりマナーの悪さは人間の本性なのでしょうか。

  10日、読売新聞コラム「地球ON-LINE」より

  「モラルを問う」

 ロンドン中心部のトラファルガー広場に、高さ約9メートル、直径約1.5メートルと、巨大なたばこの吸い殻の模型が登場した。英国の民間活動団体が、ポイ捨てをやめようと訴えるため始めたキャンペーンの一環。団体側は「世界最大の吸い殻」を観光名所に”捨てる”ことで。問題の根深さをアピールしたいと意気込むが、効果のほどはいかに?

  紳士の国イギリスもタバコのポイ捨てには悩まされているんですね。所詮、人間なんてこの程度のものなのでしょうか。それこそ、費用をかけて大きな模型を作っても効き目は期待できないような気がします。何もしなくても、捨てない人は捨てないし、捨てる奴は気にもしないのじゃないでしょうか。

 ここはやはり、シンガポールのように罰金制が一番でしょう。情けないですが、モラルより金の効き目の方が強そうです。

それが人間か!


ムラサキカタバミ

2008年04月11日 | 日記・その他

  一昨年の7月末第2507回に始めて退治を決意してラウンドアップを刷毛で塗ってみたらあっという間に消えてなくなったのでこれなら簡単に退治できそうと油断していたら、去年の5月第2794回に気が付いたら以前以上に芽を出してきていました。これは容易なことでは退治できないかもしれないとかすかな不安を覚えたものですが、それでもそれ程深刻なものとは思っていませんでした。

 ところが、ここでも何度も書いたように例え小さな種一つが残っていても必ず芽を出してきます。結構根こそぎ取ったと思っていても、何日か後に必ず芽を出しています。それを、これでもかと抜いていきました。しかし、未だに生えてきます。

  それは、深さが違ったり、時間差で日にちを替えて生えてきたりと全く神出鬼没とはこのことを言うのかと思えるほどです。

  体育館と我が家の両方でほぼ終わったと書きましたが、敵はそんなに甘いものではありませんでした。もう大丈夫だろうと期待しながら見回ってみたら、何のことは無い、何も無かったのごとくあちこちから芽を出しているじゃないですか。流石に、気力が萎え、もしかしたらこの戦いは勝てないのかもしれないと弱気になりました。

  とは言いながら、ここまで来て諦めるのも癪なので何とか続けてはいます。余りのことに、もう一度サーチしてみると、やはり一筋縄では行かないようです。特に、芝生に生えたものは殆んど退治には成功していないようです。

  ムラサキカタバミ

   カタバミ(ムラサキカタバミ)

 こうなったら、意地でも退治してやると決意しました。

しかし、気が萎えそう!


瀬戸大橋20周年

2008年04月10日 | 日本再生

  20年前の今日、瀬戸大橋が開通しました。あの時開通の合図の花火の音を聞いた時の感激は忘れられないものがあります。
  一通り、開通待ちの車がゲートを通過するのを待って、自動販売機の補充のために与島パーキングエリアに向かいました。橋の上には駐車禁止もなんのその路肩に数珠繋ぎで沢山の車が駐車して景色を楽しんでいたのに驚いたものでした。

  あれから20年も経ったとは、早いものですね。第3034回第3107回で紹介させて頂いた瀬戸大橋架橋20周年記念イベントもありますが、あの開通当時の賑わいは嘘のように寂れてしまっている姿を見るのは寂しいものがあります。
  これも、結局は折角作った橋を有効に使おうと言う発想の無い国の貧しい政策が影響していると思うのは私だけでしょうか。

  そんな記念すべき日に面白い記事を見つけました。

  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 より

   平成20年(2008年) 4月8日(火曜日) 通巻第2148号   

  山崎養世『道路問題を解く』(ダイヤモンド社)

  …略

  まず本書最大の提案は「東京湾アクアラインを無料にせよ!」という議論だ。

 なぜなら20分で羽田と木更津とが繋がると上海へ行くより断然はやい。

わざわざ工場を中国に移転する必要がないではないか、國の産業保護と地域活性化と道路の賑わいが得られ、一石三鳥になるではないか、と。

 過日、或る大企業幹部と懇談の機会があった。浙江省の杭州に敷地を一万坪用意したが、木更津より土地代が高かった、とぼやく。

 ――それなら、なぜ中国くんだりまで進出し続けるのですか?

 たとい労賃が安いと言っても、それよりコスト高になる、不条理な課税、山猫ストライキ、挙げ句は法外な賄賂。

 そこで山崎氏の東京湾アクアライン無料化構想を思い出して相手に喋ると、ぽかんとしていた。発想の貧弱なことよ!…以下略

  この「東京湾アクアライン」も瀬戸大橋の後にオープンしたものの、同じく有効に活用されていないことを指摘される代表的なものです。
  道路特定財源のほんの一部を使って、瀬戸大橋も通行料無料にすれば四国にも大企業の工場も来れるのじゃないでしょうか。わざわざトラブルの多い中国に進出して日本の職をなくするより四国に進出してくれれば若者の職場もでき日本の景気浮揚策にもなります。
  何故自分たちの懐にお金を入れることばかり考えて国の未来をないがしろにするのか。そんなことをしていれば気がついたときには利用する国が無くなっていたなんてことになりますよ。もういい加減に目を覚まして、国の将来を考えて貰えませんかね。

お願いしますよ!


クリーンエネルギー市場

2008年04月09日 | エネルギー 環境

  

昨日も取り上げた太陽光発電を含む自然エネルギーでの日本の停滞に比べて世界は絶好調のようです。

東京新聞(TOKYO Web)

世界のクリーンエネルギー市場 40%増7.8兆円規模に 200846朝刊

風力やバイオ燃料、太陽光発電などのクリーンエネルギー業界の世界市場規模は二〇〇七年に前年比40%も成長し、七百七十億ドル(約七兆八千億円)超に達したとの調査結果を、米国の調査会社クリーン・エッジ(オレゴン州)が五日、明らかにした。

地球温暖化を招く二酸化炭素(CO2)の排出量が少ないことが評価され、各国政府がクリーンエネルギーの開発計画を次々と打ち出していることなどを背景に、企業の活動が活発化している。

同社は「市場の急拡大は今後も続き、一七年には三倍以上の二千五百四十五億ドル(約二十五兆八千億円)という巨大なビジネスに成長するだろう」と予測した。日本では、海外に比べ風力発電や太陽光発電の伸び悩みが目立つだけに、産業界の取り組み強化が課題になりそうだ。

同社が世界各国の企業のデータを分析した結果、風力発電関連企業の〇七年の総収入は三百一億ドル、バイオ燃料企業は二百五十四億ドル、太陽光関連企業は二百三億ドルと、いずれも急成長。これに燃料電池関連企業の十五億ドルを加えると、クリーンエネルギー関連企業の規模は七百七十三億ドルに達したと推定された。米国や中国、インドなどを中心にベンチャー企業の活動が非常に活発で、企業の投資や政府の計画などからみて、四業種の規模拡大は今後も長期間続きそうだという。

一方で同社は、CO2の排出が多い石炭火力発電所の規模拡大が欧米を中心に鈍り、原発建設も進んでいないことを指摘。「リスクが小さく、建設費用も安いクリーンエネルギーが、投資家にとって魅力的なものとなりつつある」と分析した。

こうなると日本の停滞が余りにも目立ちますね。企業の努力と言うよりやはり政府の無策が足を引っ張っていると取った方が正しいような気がします。
  私は原発を否定するものではありませんが、これ以上増設に力を入れるより今あるものを継続して使い残りは太陽光発電を主力として自然エネルギーで賄って行く方向を目指すべきだと考えます。
  このクリーンエネルギーの世界の伸びを見ると、世界も軸足を移しはじめたと言っても良いのじゃないでしょうか。何時までも原発にこだわって、気がついたら世界の笑いものにのなっていたなんてことになりそうです。
  それにしても、日本の政治はますます悪くなっているような気がするのは私だけでしょうか。どうして本気で日本の将来を考える政治家がいないのでしょうか。

本当に歯がゆい!


シリコン不足

2008年04月08日 | 太陽光発電

  第3116回などで取り上げた日本の太陽電池生産の首位陥落はシリコン不足が大きかったそうです。そしてそれには原発を温暖化対策の主役としたい国の思惑が隠れているのだそうです。

RAW@TIMESより

日本の太陽電池生産量トップ陥落は政策の失敗ではない、成功だ!
シリコン不足で、生産能力の半分しか作れなかったシャープ 2008-04-04

なぜ、日本はトップをドイツに奪われたのか。理由はいろいろあります。

巷間言われているのは、太陽光発電の個人住宅向け助成制度が2005年度に廃止されたことが影響した。それはそうでしょう。企業や学校などの法人向けの助成制度があります。しかし企業はよほどのメリットがないと簡単に、太陽光発電を入れましょうとはなりません。

世界的に太陽電池の需要が高まり、原料のシリコンが不足。その手当に四苦八苦したことも原因です。企業別でトップに立ったドイツのQ-Cellsの生産量は39万キロワット。2位のシャープは36万キロワットです。ところがシャープの太陽電池セルの生産能力は71万キロワットもあるのです。つまり生産能力の半分しか作れなかった。理由はシリコンが調達できなかったからです。企業の調達能力の差が現れたともいえます。…中略

日本政府が太陽光発電普及の有効な政策を打てなかったのではなくて、あえて打たなかった。いや、これ以上の普及策を講じるつもりはなかったのではないかと。…中略

ということで、日本の温暖化対策の主役は原発。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーはあてにしていない。そういう姿勢がかいま見えるのです。

71万キロワットの生産能力がありながらシリコン不足で半分の36万キロワットしか生産できなかったとは驚きですね。不足とは聞いていましたが、これほどひどかったとは想像を絶するものがあります。こんな経営をしていて良く会社が持っていますね。余程、他の液晶テレビなどが売れたのでしょうか。

それにしても、シリコン不足がこれほど深刻なものだったとは、増産が出揃うと言われていた今年8年に好転するのでしょうか。しかし、増産なったとしても日本企業がそれを調達できるのでしょうか。そしてそれはやはり日本の国の方針が原発に向いていると言うことが影響しているので無ければいいのですが。
  やはり、日本の政府は間違った方向を目指していることは間違いなさそうです。なんという情け無いことでしょう。

日本に未来は無さそう!


オリンピックボイコット

2008年04月07日 | 日本再生

  第540話第1380回でも取り上げたように富士山大好き人間の私としては、チョモランマと共に富士山のゴミ回収運動をしているアルピニストの野口健氏には感心しています。
  テレビなどではどこか抜けたようなキャラクターにあんなボケたような感じの人がそんなすごいことをやっていることに驚きますが、若くしてあんな運動を展開するのはああしたちょっと普通とは違った性格も必要なのかななんて勝手な想いを持ちながら見ています。

その野口さん、やはり只者ではないですね。

話で誰もオリンピックのボイコットを言い出さない日本の選手達に文句を言いましたが、野口さんもブログでそのことにも触れています。

アルピニスト・野口健のブログ - livedoor Blog(ブログ)

20080322日 チベット動乱~北京五輪出場への条件~

…略

このオリンピックに向けて一生懸命励んできた選手たちの気持ちを思えば北京オリンピックの「ボイコット」などそう簡単に口にはできない。しかし、これ以上の非人道的な行為が中国によって繰り返されるのならば、中国に対する明確なメッセージとして中国が最も恐れている「ボイコット」という最終手段がその選択肢の中に含まれるのも、またやむを得ない。…中略

チョモランマは私にとっての聖地でもあります。中国にとってタブー中のタブーであるチベット問題について発言を繰り返せば二度とチベットに入れなくなるかもしれない。すでにその手の忠告がないはずもない。ひょっとすると、もう二度とチョモランマに帰れないかもしれない。私の故郷が一つ奪われてしまうかもしれない。極めてデリケートなテーマだけに正直、発言に躊躇もしたが、しかし、現場を知っている人間は逃げられない。そして語らないことは加担する事と同じだ。確かに一登山家に出来る事は限られている。しかし、私にも何かが出来るはず。そうせめて声を上げ続けていきたい。…以下略

自分の夢が断たれる恐れがあるにもかかわらずどうしても言わずにおれないという気持ちをブログに書いたその勇気は素晴らしいですね。これは、オリンピック選手が躊躇する気持ちと同じじゃないでしょうか。それでも、発言する人とだんまりを決め込んでいる人がいるのは考えさせられます。

願わくば、私もその立場に立ったときに野口さんと同じ行動が取れるような人間になりたいものです。しかし、何かを発言するにもやはり名前は大事ですね。人生に於いて何もしてこなかった負け組みの私としては内心穏やかならざるものがあります。

くやしいなぁ!


フードマイレージ

2008年04月06日 | 日本再生

  

昨日もちょっと触れましたが、毒餃子問題を契機に日本の食糧自給に懸念を抱く人が増えています。日本政府もこの機会に日本の農業を見直し日本の自給率を高める政策でも進めるのかと期待していたのですが、政権争いばかりで日本の未来にはどこの政党も興味はなさそうです。やはり戦略なき国はそう簡単には変わらないようです。

  しかし、そんなことを言っている場合ではないはずです。第1999回第2949回でも取り上げたフードマイレージを取り入れて地産地消を促進することで日本の農業を見直す最高の機会ではないでしょうか。

  時代は変わったのです。今なら、農産物の自由化に対して言い訳も立とうと言うものです。何と言っても環境問題を全面に押し出せば世界も反対しづらいのじゃないでしょうか。

  今やらないと毒餃子も日本人の熱しやすくさめ易い性格から機運の盛り上がりに欠けてきそうです。まずは米の需要を見直すことから始めたいですね。

  戦後のアメリカの戦略に乗って、パン食に取って代わられた唯一自給率100%と言われている米をもう一度主食に帰り咲かせるのです。

  まずは、半分になってしまった米の消費量をもう一度1人年間2俵に戻しましょう。そして、今なら少し高くても安全な食品を食べたいという要求に乗っかって米価を少しアップして日本の農業がある程度成り立つようにしましょう。

  とは言いながら、私も今や米は夜に一膳だけという体たらくですから一番の責任者かもしれません。香川の場合讃岐うどんがあるので米の消費は他府県よりも悪いかもしれませんね。しかし、これも値段が高くなっても国産の小麦に切り替えれば二毛作の復活にもなり農家の収入も増えそうです。

  いずれにしても、日本の農業の再生と食糧自給こそ戦略が必要でしょう。

今がチャンス!


戦略

2008年04月05日 | 日本再生

  

私がこのHPを始めた頃は、どこかおかしいなぁと思いながらも、まだまだ日本の国の成長を信じていたし、グローバル経済も信じていました。しかし、この部屋を続ける間にやはりこの国はおかしいと確信するようになってしまいました。

特に、拉致事件などを知るに至って、この国の戦後はどうやら違った方向に向かってしまったと考えるようになりました。これは、従来のテレビや新聞などのマスメディアの影響が大きかった所為でしょう。そのおかしさに気づかせてくれたのはインターネットでしょう。

そんなおかしいと思った一つに農業問題があります。太陽光発電の営業で農家を回っていた頃、後継者もいないし、高価な農機具代で採算など度外視した絶望的な様相を見て、「日本の農業は10年もすれば壊滅してしまうだろうなぁ。こんなことで本当に良いのだろうか」と疑問を感じずにはいられませんでした。

かといって、今更どうすることもできそうもありません。しかし、今回の中国の毒餃子問題が起こり、日本人も、「どうも今のままでは危なそう。食糧自給を考えるときが来ているのじゃないか」と漠然と考えるようになったのじゃあないでしょうか。

どこで、戦後の日本は間違ったのでしょうか。成るほどと思わせる言葉がありました。

市民のための環境学ガイドより

超長期ビジョンその3  03.30.2008

環境適合製品向けの元素戦略

…略

C先生:完全に自由な市場を重視しすぎて、戦略に思い至らないのが日本という国だった。コスト的には、リサイクルはなかなか合わない。中国は人件費が安いからコスト的にも見合う。しかし、将来を考えたら、日本国内に備蓄しておいて、コスト的に見合うようになったら実際にリサイクルを行うといった、時間軸を超えたリサイクルシステムを考えなければならない。…以下略

成るほど、市場経済こそが正しいと思わされてきたことが間違いの根源だったのですね。
  私が、学生の頃だったでしょうか、米の自由化で米価の引き下げが毎年のように行われ、当時は値段が下がることが正しいと信じていました。しかし、日本がおかしくなったのはあの頃からかもしれません。
  つまりは、農業に食糧自給の戦略がなかったということでしょう。

そして今、何の戦略もなくガソリンの値下げが良いなんて馬鹿げた事を政争の具にしている日本の未来は暗そうですね。

同じ轍を踏むのでしょう!


ムラサキカタバミ

2008年04月04日 | 日記・その他

  第3111回に続いて又してもムラサキカタバミとの戦いの話題です。と言っても、今回は我が家の芝生にはびこるものとは違って、私の勤務である坂出市立体育館のものです。

我が家の戦いはまだまだ続くと思われますが、それでも一時に比べたら敵の勢力は流石に衰えてきています。気を抜かずに定期的に残党を殲滅して行けばいずれ勝利を手に入れることができそうなところまで来ました。しかし、油断すればあっという間にまた勢力を盛り返してくることは間違いなさそうです。

さて、今回の戦いの場である坂出私立体育館でもムラサキカタバミが勢力を誇っています。今までの職員の方たちも私と一緒で、この花の美しさにだまされてか雑草と言う意識もなく誇るがままに任せてきたい多様です。

ということで、私も敢えて戦わず敵のなすがままを傍観していました。しかし、我が家の戦いがひと段落したこともあり、遂にその撲滅に乗り出すことにしました。

それにしても、私の人生の最終章はムラサキカタバミを代表とする雑草との戦いで終わるのだろうかと思われるほど最近は家と職場の雑草退治に大半の時間を使っているような気がします。

さて、体育館のムラサキカタバミは我が家の芝生の中に生えているのと違って抜くのを邪魔するものが無いので始めてみると一本一本を根こそぎ抜いていくことはそれ程難しくなく案外簡単にできることがわかりました。
  とは言いながらも、その勢力は物凄く半端な数ではありません。それを種を残さず取っていかなくてはならないので気が遠くなるのは同じです。
  それでも、一通り抜くのは3、4日で何とか終わりましたから我が家のに比べたら楽なものでした。しかしながら、その後に見回るとやはり新たに芽を出していたり、見残しがあったりと一筋縄では行きそうもありません。
  しかし、この戦いはきっと我が家のより早く終わると思います。それだけ芝生に生えた
ムラサキカタバミの退治は並大抵ではないと言うことです。

今日も我が家の戦いです!


九州電力

2008年04月03日 | 太陽光発電

  第3098回の北海道電力が太陽光発電の電気を高く買うという話題や第3102回の関西電力の大規模太陽光発電所建設の話題など電力会社の動きに、もしかしたら心を入れ替えて太陽光発電に力を入れる気になったのだろうかと疑問を抱きましたが、今度は九州電力がなにやら打ち出しました。

  FujiSankei Business i. より 2008/3/31

 九電 新エネ電力の供給能力 300万キロワットまで拡大

 九州電力は、太陽光発電や風力発電など温室効果ガスを排出しない新エネルギーを使った電力の供給能力を、10年後をめどに現行を大幅に上回る200万~300万キロワットにまで拡大する。

 九電は自社発電や電力購入を通じ、既に約80万キロワットの供給能力を持っているが、石油など化石燃料の価格高騰が止まらない上、温室効果ガス削減が重要な経営課題になっていることから、積極的な新エネルギー活用を図ることにした。

 九州は日射量が豊富な上、風力発電に適した土地にも恵まれており、太陽光発電や風力発電の開拓余地が十分にあると判断。昨年6月に就任した真部利応社長は、新エネルギーの積極利用を掲げており、それを具体化させる。

  具体的には新エネルギー電力の購入を増やすことが柱になるとみられる。

  電力会社は新エネルギー利用特別措置法(RPS法)で、一定割合で新エネルギーによる電力供給を義務付けられているが、九電はこれまで法律で定められた義務量の達成にとどまっていた。

  第2693回で取り上げた「26年度には160億キロワット時(1・63%)へ引き上げることも決めた。」ととんでもない%を決めた日本のやる気の無さにがっかりさせられたものですが、もし、この九州電力の話が本当ならばこのばかげた1.63%という枠を自ら破ると言うことですから何とも驚きです。
  これは、電力会社がやっと新エネルギーを本気で採用する気になったのでしょうか。もしそうであるならば、早急に1.63%の枠を取り外して貰いたいものです。
  もしかしたら、いよいよ太陽光発電の時代が近づきつつあるのでしょうか。

期待していいのでしょうか!


カーフリーデー

2008年04月02日 | エネルギー 環境

  第3054回LRTの導入を計画している高松市をうらやましく思い第3075回でまたしても驚かされた「カーフリーデー」も具体的になりそうです。

四国新聞社

高松市中心部で「カーフリーデー」、年内開催へ 2008/03/26

自転車を積極的に利用した生活スタイルの確立を目指す高松地区委員会利用促進部会(部会長・土井健司香川大工学部教授)の第3回会合が26日、香川県庁であり、高松市中心部でマイカーの乗り入れを禁止する「カーフリーデー」を、年内に開催する方向で具体的な検討に入ることを確認した。

カーフリーデーは、毎年9月22日を実施日とした欧州発祥の世界規模のキャンペーン。中心市街地を訪れる人に徒歩や自転車、公共交通機関を利用してもらい、車のない生活の快適さに気付いてもらうのが狙い。

この日の部会には、学識経験者や商店街の代表ら約30人が出席。自転車利用の促進策を絞り込む中でカーフリーデーの実施を最重要項目に挙げ、夏までに具体的な内容を詰める方針でまとまった。

実施日やエリアの選定などは今後、高松市が中心となって香川県警や商店街関係者らと協議し、次回の部会(日程は未定)で実施計画を提示する。

部会ではこのほか、▽自転車利用促進キャンペーン▽自転車タクシー運行の検討▽観光レンタサイクルの運営方法の検討―の3項目を重点的に取り組むことも決めた。

良いですね、いよいよ日本のモデル都市を目指してまっしぐらと言うところでしょうか。

高松市は第2548回第2993回でも取り上げたように歩道と自転車道の分離にも取り組んでいるし、こうした試みが実際に行われるようになれば良い街になりそうです。
  今の若き市長さんには是非頑張って貰って実現させて欲しいですね。そうなれば、坂出から引っ越したいくらいですが、先立つものも無いのでそれは我慢しなくてはならなそうです。しかし、坂出から高松は今や
JRマリンライナーで17分ですから行こうと思えばいつでも行けますからモデル都市を楽しみたいものです。

尤も、生きてないか!


シャープ

2008年04月01日 | 太陽光発電

  第3088回でシャープの増産を取り上げましたが、昨日、日本全体の生産量が抜かれたとの衝撃的な記事にがっかりさせられました。

そのシャープシリコン不足による生産減に懲りたのか盛んに薄膜太陽電池の増産を打ち出しています。

日刊工業新聞より

シャープ、堺の薄膜太陽電池工場に2年で720億円投資

シャープは27日、堺工場(堺市堺区)に新設する薄膜太陽電池工場に720億円を投じると発表した。2010年3月までに年産1ギガワット(ギガは10億)まで拡大可能な工場建屋を整備する。堺工場をモデル工場とし、欧州を候補に薄膜太陽電池の海外生産拠点も開設する。2010年4月には堺工場と葛城工場(奈良県葛城市)、海外拠点を合わせて年産1ギガワット体制を整える。

堺工場では第1段階として、年間480メガワット(メガは100万)の太陽電池生産体制を整え、2010年3月までに稼働を始める。サイズが1000ミリ×1400ミリメートルで面積が現在の2・7倍の大型ガラス基板を採用、東京エレクトロンと共同開発した新規の製造設備を導入して生産コストを現在比半減させる。その後は国内とアジアでの需要増加に合わせて年産1ギガワットまで設備を拡張する。第2段階以降の設備拡張の時期は未定としている。(掲載日 20080328日)

日経エコロミーより

(3/27)シャープ、欧州に薄膜型太陽電池工場建設

シャープは27日、2009年にも欧州に薄膜型太陽電池の新工場を建設する方針を明らかにした。国内で建設中の新工場などと合わせ、104月に薄膜型太陽電池の生産能力を年間1ギガ(ギガは10億)ワット体制にする。現在の世界需要の4割に相当する生産能力を確保し、シェア首位の奪回を目指す。

シャープは堺市の液晶パネルの新工場と同じ敷地内で太陽電池工場を建設中。シリコン使用量が従来の100分の一で済む薄膜型の工場で、約720億円を投じて103月までに年間480メガ(メガは100万)ワットの生産能力を持たせる。欧州の工場は堺市の工場と同規模になる見通しだが、具体的な投資額や建設地は明らかにしていない。

太陽電池は07年で2.5ギガワットだった世界需要が12年に15ギガワットに拡大するとの予測もある。一方で材料のシリコンの争奪戦が激化し、06年まで7年連続で世界生産量トップだったシャープは、07年は独Qセルズに抜かれ2位に転落した。シリコンを節約できる薄膜型の増産体制を築き首位返り咲きを狙う。

参照: ニュースリリース

シャープとしては売り物にしてきた世界一の座を何としてでも取り戻すつもりなのでしょう。薄膜太陽電池のコストダウンと増産が上手くいけば戻り咲くのも可能なのでしょうが、それでも世界の動きと日本の政府のバカさ加減を考えると大きなハンデになるのじゃないでしょうか。

何とか、シャープの世界一への返り咲きと日本全体の首位も取り戻して欲しいものです。とは言いながらも、どこが生産しようとコストダウンと生産量の増大に成功して、世界のエネルギーの大半を太陽光発電で賄える時代が来ることを期待したいものです。勿論、日本が一番であればそれに越したことはありませんが。

それにしても、最近の太陽光発電関連の記事の多さは、もしかしたらいよいよ太陽光発電の時代の到来が近いということでしょうか。

それなら良いのですが!