ノーベル平和賞と共にその価値がないと言われているのが経済学賞でしょう。その欧米の経済学を信じて素晴らしい経営をアメリカの圧力もあって素直に取り入れて完全に経営を破壊してしまったのが日本であることは明かです。
これも、戦後の自虐史観に犯された政・官・財・マスメディアの正しい国家観も歴史観も持たない指導者達の所為であることは間違いないでしょう。
ねずさんがそんな西洋経済学の嘘を教えてくれています。
何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。
ねずさんの学ぼう日本より 2022/11/18
サミュエルソン経済学の嘘
・・・略
つまり日本型経済モデルでは、個人の美徳が、そのまま集団にとっての美徳になるのです。
日本型経済モデルが、庶民経済にあるからといって、それはバラマキ政治を行えば良いというものではありません。
ひとりでできないことを、集団の力で行うというのが日本型モデルです。
したがって、バラマキ予算があるのなら、その予算は、産業育成に用いるべきです。
いま半導体が不足しているのなら、国内に半導体工場をつくるために用いるべきです。
火力発電のために、外国から何兆円も重油を買うのなら、国内に豊富にある石炭産業を復活させ、石炭による火力発電を検討すべきなのです。
いまなら、ばい煙の問題を克服し、クリーンエネルギーとしての石炭火力発電設備を築くことは可能です。
太陽光発電よりも、よほど効率の良く電力を得ることができます。
食糧問題も、外国からただ買ってくれば良いという思考は捨て、国内農業の振興を図るべきです。
おかしな輸入農薬を外国から買ってこなくても、循環経済を重視することで、国内で安全な農薬をいくらでも開発することができます。
世の中を階層構造(ヒエラルキー)と捉え、その階層の頂点に立つ人の利益の極大化を図れば、サミュエルソンの経済学になります。
世の中を球体構造として捉え、誰もが主役であり、誰もが脇役であるといった視点に立つと、サミュエルソンの経済学は否定され、日本型経済モデルになります。
高度成長期の日本経済は、極端な言い方をすれば、「豚は太らせて食え戦略」に乗っかったものであったといえます。
いまは、その太らされた豚が、食われている状態です。
他国への依存をいつまでも続けていれば、当然、そのような形になります。
真の自立を果たし、日本が日本人による日本人のための政治を実現できるようにしていくこと。
現代は、そういうことを、あらためて考えるべきときにきています。
日本の素晴らしい経営を捨てた日本の経営者達がそれに気が付くことはあるのでしょうか。
と言うか、一日も早く気が付いて、日本的経営の良さを取り戻して欲しいものです。