3時に古石場文化センターの音楽スタジオへ。小津安二郎作品の常連であった佐田啓二の娘、中井貴恵さんの朗読イヴェントは昨日であった。人形作家の与勇輝氏もみえるというので行くつもりでいたのだが。先のことだと思っているとこうなる。 昨日は母がクラス会の後、何人かで歌舞伎座を覗いたが、人だらけで予定より早めに深川に来た。深川不動に写経を納め、鍼灸院に行き、ついでにK本に顔を出し、その後T千穂へ行ってしまった。皆さんが大事にしてくれるので母は来たがってしょうがない。
本日のスタジオも1コマ2時間である。2時間というと、チューニングして前回のおさらいをして終わってしまう。やはり2コマ4時間は必用である。かといって6時間だと、途中ガソリンを入れる時間をとらないと間がもたない。 私としては、他の2人がそれぞれ遠慮しているのが気になっている。特にSさんは何本も高価なギターやアンプを所有していながら何故かベースをやっている。一方Yさんはコードの押さえ方が少々怪しいが、ビートルズでもポールマッカートニーが好きなのでベースに興味があるようである。Sさんに、Yさんにベースにまわってもらってギターをやってみたら、といっていたが、たまたま本日、Yさん自らベースをやってみたいというので丁度良かった。 2人は会社は違うがトラックドライバーである。日頃車間距離に気を使っているから、ということもないだろうが、人に気を使うタイプである。そこが良い所であって一緒にやってみる気になるのだが、いい歳した3人が、誰も見ていない防音された場所に集っているのである。もっと積極的にはじけるべきではないか? そもそも一番年上だからといって、なぜ私が全体の和を重んじ、細かいことに気を配り、頭を悩ませなければならないのか。普段河童を作っているような人間のすることではない。
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