『タウン誌深川』No.271号 引っ越し時に、生まれた日からの写真アルバムなど忘れて来たが、かえって前しか見ない、ことに拍車をかけることにになったのではないか?という話を書いた。たまたま複写していた母とのお宮参りの写真を使った。最近元気のないという母に少しは刺激になるかもしれない。沢山欲しい、というのでホームに10冊持って行くことに。 道端に人間の指が落ちていたのを小学生が見つけたという。配達員が車のスライドドアに挟んで切断したそうだが、病院にも行かず配達を続けたという。見上げたプロ根性である。そういえば我が小学校の砂場から指が出てきた話を聞いたことがある。名前は変わったが、柔道のウルフアロンも出た小学校である。低学年で周りがマッチ棒のカカシみたいな絵を描いている時、私は筋肉まで描いていたが、常に子供の絵じゃない、とド素人の教師に差別され独学自己流の遠因となり、産休の代理教員の田中先生が人物伝ばかり読み漁る私に『世界偉人伝』をくれ、本日も七百年前の坊様を作っている。