花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

コガネグモ兄弟

2006-06-23 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年6月23日(金)


 W杯サッカー、早起きして見ましたが残念ながら敗退しました。あれだけ実力の差を見せつけられると、かえってさばさばします。負け惜しみでしょうか。

 コガネグモを2匹、庭に飼っています。エッと驚く方もあるでしょうが、隣のKさんが私の外孫のチョロ2(小2)のために、わざわざ山から獲ってきてくれたものです。コガネグモはケヤキとツゲの樹木の間に2メートルばかり離れて、悠然と縄張りを確保しています。



 チョロ2はもう大喜びです。。知っていらっしゃる方もおありでしょうが、隣県の鹿児島県加治木町では毎年6月の第3日曜日に「クモ合戦大会」が開かれるほどです。

 少年時代、私も近所のやんちゃ坊主達と共に、競ってコガネグモを飼育し、カナブン、蛾、蝶、バッタなどのエサを与え、太らせてからケンカさせ、心を躍らせながら優劣を争ったものでした。
 このコガネグモには太郎、次郎と命名しました。(雌雄の区別は分かりません。勝手に男の名前を使いました)。兄弟は大きな網を張り巡らして、飛んでくる蛾、蝶、昆虫などを捕らえて食しています。
 「早く、ケンカさせようよ」とチョロ2は催促しますが、今はもう博愛精神に満ちあふれている私はためらっています。
 クモが大嫌いなカミさんは「見る度に鳥肌が立つ、どうにかして」と日に日に太っていくコガネグモを気味悪げに眺めています。
 私は他のクモは見るのも、触るのもイヤですが、コガネグモは例外です。触るとひんやりするボディはほっぺたに当てたいくらいです。
 太郎も次郎も負けずに、アゲハを捕獲して、明日の成長への糧としていました。
 アゲハには気の毒ですが、これも生物界の厳しい掟なのです。

 アゲハを捕らえた太郎です。



 次郎はやや高い所に網を張って、負けじとエサにありついていました。



 



コメント (10)
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