花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

長洲ふるさと塾・・・熊本県長洲町

2016-08-12 | 鳥・昆虫・生き物
 平成28年8月12日(金)

 お隣の長洲町教育委員会は長期休暇を利用して学童の学習会を意欲的に実践されています。今年の夏は『長洲ふるさと塾』と称して6日間開かれました。1日と2日の両日、依頼を受けて野鳥の会のKさんと一緒に出かけました。



 会場は長洲港に面したその名もぴったりの「磯の館」です。中逸町長さん自身がこういう施設の活用を意欲的に推進されているとのこと。昨年末には同じ場所で「長洲うみ塾」が開かれ、その時もお邪魔しました。藤井学校教育課長さん、松林課長補佐さん、また木下教育委員さんなど極めて熱心に指導に当たっておられます。



 先ず、私がパワーポイントを使って「水辺の鳥たちはなにを食べているかⅡ」をお話ししました。次に長洲町在住の野鳥の会・迦統(かとう)さんが「長洲町周辺で見られる鳥たち」についてお話をしました。



 次に歩いてすぐ近くの港の防波堤から野鳥を観察しました。ハマシギが20羽程度のほかダイサギ、アオサギ、コサギなどが観察できました。双眼鏡30基は荒尾市環境保全課の好意で貸し出され、「荒尾干潟のいきものハンドブック」(小冊子)も無償でいただきました。





 中逸町長さんも激励に見えられ、町の魚・金魚をあしらった栞(しおり)を子どもたちにプレゼントされました。



 2日目は朝から先ず荒尾干潟へマイクロバスで出かけました。看板の前で簡単に荒尾干潟の説明をいたしました。(この写真:長洲町教育委員会提供)。



 この時期、まだ秋の渡りの鳥影はありませんでした。ダイサギが水辺にいた程度です。(この写真:長洲町教育委員会提供)。



 階段に根付いている「根性ハマゴウ」です。去年、秋篠宮・同妃殿下がお見えになる直前、清掃中の業者にこのハマゴウは絶対伐採しないようにとと懇願したために生き延びています。ちょうど薄紫の花を咲かせていました。種は漢方薬の原料になるそうです。



 次にまた長洲町に戻り「金魚の郷(さと)」近くで観察しました。声はすれども姿は見えずの状態でした。新塘橋という石橋です。



 荒尾の浦川は「磯の館」近くの漁港とこの新塘に分岐して流れ、有明海へと注いでいます。ここではカルガモなどが観察できました。



 最後に大堤池に行ってきました。冬にはクロツラヘラサギやヘラサギ、カモ類がいっぱい見られますが、夏はさすがにいません。(この写真:長洲町教育委員会提供)。



 ご覧のような鳥が2日間で見られました。写真はありませんが、この他バン、アマサギ、コサギ、チュウサギなども見ることが出来、子どもたちも大喜びでした。



コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする