花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

オーストラリアからの飛来  オオソリハシシギ  

2011-05-07 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成23年5月7日(土)

 5月3日、10:19、また標識を付けたオオソリハシシギを発見しました。デジスコ。1000ミリでの撮影です。赤いフラッグにTLという字が読み取れます。調べたらオーストラリアのヴィクトリアで付けられたものではないかと思われます。
 早速データを安尾さんに送りました。安尾さんを通じて関係研究所に照会されるはずです。



 足首の標識番号は残念ながら写真では読み取れません。



 この荒尾海岸で付けられたダイゼンも見つかりました。



 GWのさなかでしたが私はひとりでのんびりと探鳥をしました。以下の2枚はビデオカメラの静止画像での撮影です。





 こんな鳥たちがいました。



 ハマシギは胸が黒くなりもう夏羽になっています。左から3羽目の脚の赤いのはキョウジョシギ(京女鷸)です。



 左の大きくて目のつぶらな鳥はダイゼンです。この子はまだ夏羽になっていません。



 ダイゼンの夏羽はこんなふうに顔と胸が黒くなります。後ろ向きの小さな鳥はキョウジョシギです。



 チュウシャクシギ(中杓鷸)も群れの中にいました。散歩の人以外に訪れる人がいない海岸でした。



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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
多い時は・・ (どんこ)
2011-05-09 08:42:49
えみりんさん

デジスコ、望遠、ビデオカメラなどを積み込んでいきます。
双眼鏡はもちろん必需品です。
三脚より一脚の方が機動性があって
探鳥には向いているような気がします。

このオオソリハシシギは4月、5月が一番多く見られるようです。
ここの海岸で付けられたフラッグの鳥が
舞い戻ってきたのも嬉しいですが
諸外国のフラッグを発見した喜びは
また格別です。
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遠い地域間を・・ (どんこ)
2011-05-09 08:34:23
みーばあさん

こんな小さな鳥たちが
自力で飛来しているのを知ると
健気という感じの他に
大きなロマンを感じます。

いやぁ時にはカメラにカードを入れ損なっていたり
いろいろ初心者的な失敗をまだやっていますよ。
最近は遠方からの愛好者の方も見えるようになりました。
一様にここの海岸を褒めて帰られますよ。
嬉しいことです。
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楽園 (えみりん)
2011-05-08 23:42:45
こんばんは~♪
まるで、野鳥図鑑を拝見させていただいているようです。

大きな望遠カメラ&ビデオを抱えての撮影に
頭が下がります。

えみりんなんて、1台を振り回しているだけですから…(笑)

オーストラリアからのお客さんもいらっしゃって
荒尾海岸は、にぎやかでしょうねぇ
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オオソリハシシギ (みーばあ)
2011-05-08 18:09:54
オーストラリアからの遠来のお客様なんですね
荒尾海岸が野鳥の楽園なのが良く分かります
すごいかずですね
何時も素晴らしい写真を見せて頂いていますが、撮影もたいへんなんですね
カメラや、ビデオなど使い分けてご苦労が有っての写真だったんですね~
カメラの事は良く分かりませんが、迫力ある写真を撮るのにはご苦労が有ってのことだろうと言う事は分かります
鳥の社会もリーダーの統率力が大事なんですね
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次の飛行に備えて (どんこ)
2011-05-08 16:53:58
かなたさん

エネルギーを使わずゆっくり休憩すればいいのに
どうかすると訓練するかのように一斉に発着を繰り返します。
一糸乱れぬ様はすごいです。キャップの統率力がすごいのでしょうね。
いつも感心しています。
大勢の命を預かっている点では鳥も人も同じです。
永田町のスズメさん方も野鳥に学んで欲しいです。
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きょうは・・ (どんこ)
2011-05-08 16:44:21
mokaさん

シギ・チドリ類の一斉調査に参加しました。
福岡からご夫婦が車で探鳥に来ておられたので
安尾さんと案内がてらお付き合いしました。
いつもより北側の海岸に1000羽近く来ていました。
いい写真が撮れたとほくほく顔で帰られました。

私も録画しましたが、見ましたが、DVDやブルーレイにはコピーが出来ないようでしたね。
コピー禁止になっているようで、残念でした。
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群れ (かなた)
2011-05-08 16:03:55
野鳥の群れは凄いですね。
渡り鳥はどの鳥も群れで移動しますよね?

オーストラリアですか。
探鳥会?は世界を視野に入れての活動ですね。
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Unknown (moka)
2011-05-08 15:16:06
渡り鳥がたくさん、飛来しましたね。それもオーストラリアから、お疲れさまでした。と言ったところですね。
どんこさんのデジスコでの撮影のおかげで目の前で見ているようです。
こんないい写真だと関係研究所の参考になるデータですね。
araoに来た鳥たちを楽しませていただきありがとうございました。
先日ご紹介のドラマ、ビデオに撮ってみました。良いドラマで懐かしい景色と共に見ました。
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ピント合わせが・・ (どんこ)
2011-05-08 08:40:00
momomamaさん

手動なので、写した写真の1/3はピンボケ状態です。
この日は三脚なしで撮りましたので
カメラブレもありました。

この頃助手(チョロ2)が部活で忙しく
ほとんど来ないので、まあ一人で楽しめる分を
こつこつやっている次第です。

1台が故障中で修理に出しているので
ちょいと不便です。酷使がたたったのかな?
何事も使いすぎはいけませんね。

きょうはシギ・チドリたちの一斉調査日で
安尾さんたちと海岸で一緒に頑張ります。
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デジスコ・・・・ (momomama)
2011-05-08 07:14:00
どんこさん おはようございます。
いつか記事で拝見したことがありますが 三脚に固定して長ーい望遠鏡をつけるんですね。
まるで目の前にいるようですね。。

モノクロに近い色だと思っていたら こんなに派手!な色で・・・美しいです。
鳥の種類も(喧嘩もせずに)色々ですが・・・

私 あぁ それぞれの生態や特徴を高みの見物してるけど どんこさんは大変だ―と思いました。
だって 望遠の動かすカメラ デジスコ ビデオカメラ
他にもお花を撮る普通のいいカメラ コンデジ

野鳥君 遠い所 ごくろうさん ゆっくり休養してね。。
返信する
もう立派な (どんこ)
2011-05-07 21:05:31
とんちゃんさん

荒尾海岸通ですね。
名前を覚えていただいて
オオソリハシシギになり代わり
お礼を申し上げます。

干潟のゴカイの穴に
長いクチバシを突っ込んで
器用に取って食べていますよ。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるの部類ですよ。
返信する
オオソリハシシギ (とんちゃん)
2011-05-07 18:37:29
名前、覚えちゃってるもんね~
こんばんは!
風格があって、よくまあ長旅をご無事で…
こんなに長いと便利なようで使い方が難しいような気がしますが(長い箸を不器用に使う人を?)
「余計なお世話」でしょうね!
鳥たちの楽園にあちこちから色んな鳥たちが集まってきているのも壮観ですが…
その鳥たちをこんなにピシャッと写せるのが不思議というか、すごいです

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大型の (どんこ)
2011-05-07 17:22:50
^-^ayuraさん

オオソリハシシギは迫力があります。
最近、シロチドリをあまり見かけません。
いつもシロチドリの巣を見つける名人さんが
今年は少なくて・・・と心配していました。

巣立ち先はひょっとして阿蘇辺りでは?
まだ山田の藤くらいで我慢してくださいね。
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安尾さんの調査では・・ (どんこ)
2011-05-07 17:17:56
走らんなぁさん

キアシシギは次のようになっています。(荒尾海岸全体と思われます)

5月2日   4羽
5月4日 146羽
5月6日 100羽

県支部の資料ではキアシシギは春秋型で
春の渡りでは多い月から8月、7月、5月の順番になっています。
私の写真の記録でも8月が一番多いです。
まだ当分観察出来そうですよ。
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12,000キロの旅 (どんこ)
2011-05-07 09:14:43
縄文人さん

シギ・チドリ類は12,000キロを旅すると言われています。
いわゆる東アジア~オーストラリア地域のフライウエイの
日本の荒尾海岸は中継・越冬地になっています。
私のような鳥見の初心者でもずっと眺めていますと
わが子を見るような愛着が芽生えてきます。

フラッグや標識を付けることに
異論を唱える人もいるようですが
野鳥の生態をより把握し、保護に勤める一助になっていますので
やはり必要なことだと思っています。

休息中も鳥たちは一様に海を見つめています。
まさかの時に海の方向へ逃げるのが
一番安全だと言うことを本能的に知っているからです。
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はるばるオーストラリアから・・ (^-^ayura)
2011-05-07 07:27:13
よ~~くみると
外人見たいな顔してる。。。な~~~んて
頑張って飛んできたんですね・・・
あの野鳥の映画を思い出しました

今日あたり
モゾモゾと外へ這い出してみようかと思っていますが
返信する
私も行きました (走らんなぁ)
2011-05-07 07:14:25
どんこさん、私も4日に行ってみました。
この場所より少し南側にたくさん集まっていました。
でも、鳥の数が少し少ないように思いました。
ダイシャクシギもいませんでした。もう、だいぶ飛び立っているのでしょうか。
それとキアシシギはこれからですか。それとももう行ってしまったのでしょうか。
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足環、わが子を抱きしめるように熱い思いが (縄文人)
2011-05-07 06:13:03
沢山の鳥、そして種類の多さに圧倒されます。

荒尾海岸には、シギ・チドリ類が全国で有数の生息地であちこちから多く渡来しており、地球を旅する渡り鳥の重要な中継地になっている。
どんこさんの数多くの探鳥画を見て勉強をさせてもらいました。

色、形、大きさ鳥それぞれの個性があるのでしょう。

≫足首の標識番号は残念ながら写真では読み取れません。
このような足環の鳥を発見したときは感激で一杯でしょう。
レンズを見ながら
≪ヨシヨシ、大きくなった、どれ何番の足輪か・・・? 餌を一杯食べろよ・・・・!じっくり休んで羽ばたけよ≫などなど鳥に思いをこめて呟くのでありましょう。


4番目の打ち寄せる波を見つめる鳥の多さ、これが飛び立ったときは圧巻でありましょう。
休息している鳥の群れ、打ち寄せる波を見ながら。縄文人を鳥に置き換えたような気持ちすらしました。(海辺に佇む縄文人)

ハハハハハハハ・・・早朝から起抜けに呟いてしまった。

     



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