英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

泣けた!母校の勇姿

2006年02月12日 | 閑話
今日は、ラグビー日本選手権準々決勝。我が母校早稲田大学とトヨタ自動車の一戦だ。トップリーグの社会人ラグビーに勝てる可能性は近年では今年が最も高い。清宮ラグビー集大成の一戦を、長野からテレビを通して応援した。

残り時間10分を切り、リードはワントライで逆転されるわずか4点差。体力消耗戦の上、風下。どう見ても不利だった。しかし、早稲田フィフティーンは諦めなかった。粘り強くディフェンスし、自陣ゴールライン1メートルまで攻められながらも押し返し、トヨタ陣22メートル近辺でロスタイム突入。ここからが長かった。プレイが切れれば試合終了のため、トヨタは意地でもボールをつないでくる。早稲田も必死のタックル。そして、ハーフラインを超えて攻め込まれた瞬間、焦ったトヨタがパスをノックオン。そのとき歴史が変わった。1988年の日本選手権決勝以来実に18年ぶりに、学生が社会人に勝ったのだ。母校の活躍に、自然と目頭が熱くなってきた。感動した。早稲田出身でよかったと感じた瞬間だ。

早稲田ラグビーには不思議と因縁がある。1988年のラグビー日本選手権決勝は早稲田対東芝府中。今と違い、決勝は1月15日成人の日と決まっていた。鳴り物入りで入学した1年生の今泉と堀越を擁した早稲田は、奇想天外なゲームメイクで日本ラグビーの頂点に立った。霧が立ち込めた国立競技場のシーンは、当時高校1年生だった私の脳裏にも鮮明に焼きついた。その頃から、「早稲田に行きたい」と思うようになったのだ。

また、早稲田を卒業し、銀行に就職した5年目。自分の人生に閉塞感を感じていた時に国立競技場で観戦した早明戦。縦横無尽にフィールドを駆け回る早稲田フィフティーンを目の当たりにし、「自分もできる」と励まされ、退職・留学を決意し、人生を変えることが出来た。

卒業後何年経っても、早稲田に対する思いは熱いままだ。母校の活躍を目にするたびに励まされ、人生の活力となる。本当に、早稲田でよかった。早稲田OBとして恥ずかしくない人生を送っていこうと気持ちを新たにした。

願わくば息子にも早稲田に入ってもらい、家族とともに、国立競技場で早稲田ラグビーを応援できる日が来るのを楽しみにしている。

コメント (5)
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