英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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井川の英語と宮本のドイツ語

2007年01月14日 | 実用英語
先週は、野球の井川投手とサッカーの宮本選手の入団会見をテレビで見ました。

最初に断っておきますが、人によって感じ方は様々だと思いますので、これは私の私見です。

井川投手は英語でスピーチすべきではなかったと思います。一部の報道では、地元ニューヨークのメディアにも受けが良かったと出ていますが・・・。果たして、どうでしょうか。

あの英語、聞いていて恥ずかしくなりました。今時、日本の小学生でももっとましな英語を話せます。ほとんどカタカナ英語に近い発音と棒読みの英語、しかもそれが、原稿を見てのスピーチなんですから・・・。思わずチャンネルを変えたくなりました。

それを「英語でスピーチしてたいしたもんだ」と称える日本メディアのレベルの低さ。情けなくなります。

あの程度の英語なら、スピーチすべきではありません。まだ、通訳を介したほうが良かったのではないでしょうか。日本の英語レベルの低さを、進んで露呈したようなものです。

長谷川投手の入団会見のように、数年前から英語を勉強して準備した英語ならまだしも・・・。

その一方で、宮本選手のドイツ語は素晴らしかったと思います。暗記したとはいえ、原稿を見ずに、発音にも気を配ったあのドイツ語はたいしたものです。私もドイツ語は、大学時代に相当やりましたからわかります。

結果論として、なんでもやればいいというものでないと思います。子供ではない、一大人が行うスピーチです。責任を持ち、相手の感じ方まで考慮してやるべきではないでしょうか。

私も身が引き締まる思いです。英語を生業にしている限り、いつ何時でも英語での発話を求められるかわかりません。日々是精進し、鍛錬していこうと気持ちを新たにしました。

コメント
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