英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

自学と指導がかみ合うとき

2009年10月23日 | 指導現場にて
さて今回は日本女子大学の問題から。
The woman, ------- we believed was in her thirties, had three grandchildren.

1. such as
2. what
3. who
4. whom

この問題を解いていた高3生と私の会話。


生徒:「先生、何をきっかけにして解いたらいいのでしょうか?」

私:「これは連鎖関係代名詞節ってやつでさ・・・」

生徒:「あー!ってことは we believed が挿入されていると考えればいいから括弧でくくって、was があるから主格の who ですね」

私:「そ、そ、その通り・・・」(←絶句)


半年前では想像だにできなかった彼との会話内容です。

彼には中学3年生の時から英語を教えています。高校入学後は野球部で頑張る一方、進学意識も強く、疲れた体に鞭打って塾に通い続けていました。部活を引退した夏以降、本格的に受験勉強を始めました。明らかにスタートは遅いですが、進路や勉強方法について時間をかけて話し合い、暗記を中心とした自学を徹底しています。

そして今、その成果が形となって現れつつあるようです。塾や予備校に通っていても伸びる生徒とそうでない生徒がいますが、その違いは、そこで受けた指導を自学で実践するか否かの問題なのです。

彼の第一志望は早稲田。己を信じ、試験開始のチャイムが鳴るまで、勉強を続けてもらいたいです。あきらめたらそこで終わり。劣等生だった私が早稲田に合格できたのは、自分の可能性を信じ、直前まで受験勉強を続けたからです。


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コメント (1)
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