3学期も終わりも迎えようとしているこの時期、来年度へ向けて勉強のスタンスを見直すのには絶好の時期ですが、これまでを振り返って焦りを感じてしまうご家庭も多いように思います。
生徒をやる気にさせるために、指導者は手を変え品を変えあらゆる手段を講じますが、それすらきっかけにできずに変われない生徒がいるのは事実です。それを見かねて親が口うるさく介入したところで、子どもは反抗的になり、事態は一向に改善しません。結局、最後は子ども本人が学ぶことの意味に気づくしかないので、周りの大人は手を尽くしたら待つしかありません。ここで待てないと事態は更に悪くなります。
子どもは取り返しのつかない場面(例えば浪人)に追い込まれるまで、気づけない場合もあります。その時になって初めて、努力してこなかった事実と向き合うことになります。変われなかったから厳しい現実が待っているという、当然の因果をここで学ぶことになります。
だからと言って浪人を勧めているわけではありません(笑)。高校時代、先生や親、そして今の私が言っているようなことを語られていたことでしょう。でも、私自身、その意義を深く考えずのほほんと過ごし、浪人して初めて自分の甘さと勉学の意義を知りました。
きっかけはたくさん与える。術も伝授する。しかし、最後にそれらを駆使して「自分の人生」というエンジンを動かし始めることが出来るのは、子ども本人でしかありません。
生徒をやる気にさせるために、指導者は手を変え品を変えあらゆる手段を講じますが、それすらきっかけにできずに変われない生徒がいるのは事実です。それを見かねて親が口うるさく介入したところで、子どもは反抗的になり、事態は一向に改善しません。結局、最後は子ども本人が学ぶことの意味に気づくしかないので、周りの大人は手を尽くしたら待つしかありません。ここで待てないと事態は更に悪くなります。
子どもは取り返しのつかない場面(例えば浪人)に追い込まれるまで、気づけない場合もあります。その時になって初めて、努力してこなかった事実と向き合うことになります。変われなかったから厳しい現実が待っているという、当然の因果をここで学ぶことになります。
だからと言って浪人を勧めているわけではありません(笑)。高校時代、先生や親、そして今の私が言っているようなことを語られていたことでしょう。でも、私自身、その意義を深く考えずのほほんと過ごし、浪人して初めて自分の甘さと勉学の意義を知りました。
きっかけはたくさん与える。術も伝授する。しかし、最後にそれらを駆使して「自分の人生」というエンジンを動かし始めることが出来るのは、子ども本人でしかありません。